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「ふむ。
これだけいると壮観じゃのう」
銀髪のロングヘアーに、切れ長の目をした
女性が―――
数万と思える集団を前に目を見張る。
見ようによっては、コンサートでファンの群衆を
前にするアイドルのような配置だ。
「これだけの軍勢を、シン殿は1人で……」
肌がやや褐色の、犬のような耳と巻き毛の
シッポを持つ十代前半の少年が、驚きと
共に感想を口にし、
「いやティーダ君、さすがにランドルフ帝国・
ウィンベル王国双方の支援があったから
ですからね?
ではそろそろ、お願い出来ますか?
ルクレセントさん」
私は釈明しつつ、彼女に要請する。
ここはクアートル大陸・ランドルフ帝国郊外。
そこにあの大ライラック国の義勇軍捕虜たちが
集められていた。
彼らを収容してからおよそ三週間ほど―――
さすがに魔法が使えない事が不便なのと、
『まさか一生このままなのでは?』という
不安が捕虜たちの間に広がり、
同時に、魔法を無効化した彼らは食事が必須と
なっていたので、その食費もバカにならず、
帝国からの要請もあり……
なるべく彼らを早めに『元に戻して欲しい』と
連絡があったため、
私の無効化を解くにあたり、いつも
カモフラージュになってくれている、
ルクレセントさんを呼び出したのだ。
『あーあー、聞こえるかー?
ウチはフェンリルのルクレセントや』
拡声魔導器の端末に口を近付け―――
彼女は大ライラック国の義勇軍の兵士たちに
向け、話を始める。
『何かくだらない争いをしたようやな?
ウチの力はなー、どうもウチやウチと
関係のあるところに手ぇ出すと、
発動してしまうみたいなんや。
だから会った事も無いお前らにこれと言って
恨みは無いし、あとここのランドルフ帝国の
皇帝直々のお願いやから……
今から元に戻してやる。
いいかー、動くんやないでー』
そう言うとルクレさんは人間の姿で、
空高くジャンプしたかと思うと、
「おおっ!!」
「あ、あれは―――」
「まさか本当にフェンリルが……!」
と、義勇軍からどよめきの声が上がる。
彼女は空中で、白銀のような体毛の大きな
狼の姿に変わり―――
一回転して着地する。
彼らがルクレさんに注目している間に、
私は小声で、
「これから前方、およそ500メートルの
範囲において……
魔法が使えるのは
・・・・・
当たり前だ」
そうつぶやき、
『ほなティーダ、乗ってくれ。
今から全員、魔法を使えるように
戻してやるから、じっとしとれよー』
言うが早いか、ルクレさんはティーダ君を
乗せて彼らの頭上を飛び越えるように、
空高く跳躍し、
やがてその数万の集団の頭上を、縦横に
飛び回って―――
五分ほどすると元の位置に着地し、
彼女を見てずっと見上げていた彼らは、
ようやく地上に視線を戻す。
そしてルクレさんも人間の姿になって、
『あーあー、どうじゃ?
もう元に戻っておると思うのだが。
魔法は使えるか?』
その言葉にあちこちから、火魔法や
風魔法が空へと花火のように打ち上げられ、
「も、戻ったぞー!!」
「良かった、このままだったらどうしようかと」
「や、やった……!
使える、魔法が使えるぞおぉおお!!」
と、喜びの声も聞こえて来たが、
『あーあー、嬉しいのはわかるがあちこちに
魔法を飛ばすのを止めい!! 迷惑じゃ!!
子供かお前らは!』
そう彼女が注意すると、今度はあちこちから
苦笑と爆笑が混ざった笑い声が起こり、
「い、いやはや―――
自分にも魔法が戻りました。
フェンリル様。
感謝してもし足りません。
この御恩、どのようにお返ししたものか」
礼を言いながら近付いて来たのは、あの
義勇軍総司令、リッバー様他数名の幹部の
方々で、
「大人しくしてもらえれば、ウチは
それでいいわ。
だいたいウチ、向こうの大陸に
住んでいるんやで。
こうなる度にいちいち呼ばれるのは、
たまったものではないわい」
ルクレさんにそう返され、彼らは困惑した
表情を作るが、
「えっ、ええと……
でもこれで、すぐお腹が空くという事は、
もうなくなったと思います!」
空気を読んだティーダ君が、何とか会話を
続けようと話題を振り、
「ああ―――
それはそうですが、少し困った事に
なりそうで」
「?? 何かありましたか?」
総司令に私が聞き返すと、
「いやだってそうでしょう。
あんなに美味い食事を出されてしまっては」
「食事の時間が楽しみになるなんて、
思ってもみなかったですぞ!」
「もしかしてもう料理を出してはもらえないの
ですか!?
そんな殺生な……!」
と、幹部と見られる面々も本気なのかどうか
わからない口調で語り、
「えっと、では―――
これを機会に料理を覚えていかれては
どうでしょうか?」
そう獣人の少年が提案し、
「おお、我が夫の申す通りじゃ。
だいたい、食事や料理に関しては別に
秘密になどしておらぬはず」
『え?』『夫?』と、今度は別方向で彼らは
驚きの面持ちとなる。
「そうですね。
貝の養殖なんかは簡単ですし……
釣りもそんなに難しくはないですから、
ある程度自給自足も出来ますよ。
大ライラック国との返還交渉があるで
しょうから、それまでに覚えてみては?」
私は話を元に戻して勧めてみると、
「まあする事も無し―――」
「部下たちのいい気晴らしになるかも
知れません」
そう同意するように彼らはうなずき、
「後はそうですね……
さすがに一気に帝都に入れる事は出来ません
でしたけど、何かで働けるのであればそれと
引き換えに―――
料理や食料を要求するのもいいかも
知れません。
実は今、帝都の各所に分けて、捕虜を
宿泊させようという話があるんです。
さすがにいつまでも野外はきついだろうと
いう事で」
実際、捕虜たちを帝都グランドールに入れて、
その生活を体験してもらおうとする狙いは
あった。
以前、ランドルフ帝国の捕虜たちを各国に
分散させ、生活させたところ……
食事や生活様式、また釣りや『神前戦闘』など
娯楽にハマる者が続出し、
その再現をしようという案で―――
急ピッチで宿泊施設の建設を進めていた。
「おお、それは助かる!」
まずリッバー総司令が賛成の意を示し、
「やはり野営より、ちゃんとした屋根の下で
休める方が良いですからな」
「部下たちに伝えてやれば喜ぶでしょう」
幹部の方々も同意し、私は何とか彼らの
無効化解除を終えたのであった。
「ただいまー」
「おかえりー」
「よう戻ったのう。
して、今度は入学式があるのだろう?」
公都『ヤマト』にある実家で、妻である
メルとアルテリーゼが私を出迎える。
クアートル大陸のランドルフ帝国から、
『ゲート』を通じて帰還した私は、
さらに次の予定に追われていた。
「今回はボクも出るんだよねー」
娘であるラッチが、それが嬉しくて
仕方が無い、というように跳ね回る。
「卒業式の時は駆け足だったからね……
ろくにチエゴ国の留学組に挨拶も
出来なかったし」
彼らが留学して来たのは、ちょうど
二年半くらい前の事で、
そろそろ成人年齢(と言っても15才だが)に
達するという事もあり―――
彼らは国外の留学生初の卒業生となった。
獣人族のイリス君を始め、
ワイバーンの『ムサシ』君と婚約した、
アンナ・ミエリツィア伯爵令嬢……
他、獣人や亜人と仲良くなった者も多く、
結婚を前提としたカップルとなり、
これを機に彼氏・彼女の母国へと
向かった者たちもいた。
「しかしラッチはもう『ガッコウ』に
行っているのに」
正確には去年の五月くらいの時期に、
人間の姿になったのをきっかけに、
正式に入学・通い始めていたのだが、
(■225話
はじめての ぎゃくむこうか参照)
「だって、入学式には参加してないんだもん。
途中で入ったようなものだしー」
ショートの黒髪に燃えるような紅い瞳の
娘は、そう言いながら不満そうに頬を
ふくらませる。
「まあそういう意味じゃ、初めての
入学式かもねー」
「何事も経験じゃ。
やってみるがよい」
人間の方の細目の童顔の妻と、ラッチの
実母であるドラゴンの方の、欧米ふうの
彫りの深い顔をした妻が、それぞれ実子を
抱きながら苦笑する。
「そう!
それにシンイチとリュウイチの
お姉ちゃんとして、
後で教えてあげるためにも、こういう事は
体験しておかないとならないの!」
弟たちが出来た事で意識し始めたのか、
やたらと『お姉ちゃん』を強調する。
成長したんだなあ、としみじみと思いながら、
「そういえばシンイチはともかく……
リュウイチはドラゴンの姿になれるのかな?」
「んー?
どうなのそこのところ、アルちゃん」
メルに促されると、アルテリーゼは
リュウイチの顔を見て、
「そのへんはラッチと同じではないか?
ある程度成長すれば、ラッチが人の姿に
なったのと同じように―――
ドラゴンの姿になると思うのじゃが。
何せ人の子を産むのは初めてでのう」
確かに、例としては少ないかも知れない。
以前、ランドルフ帝国の皇帝一族に……
先祖にドラゴンの血が入っていたという
話があったけど、
(■180話 はじめての せんぞがえり参照)
変身に関しての話は聞かなかったし、
何代も前になると出来ないのかも
知れない。
もしドラゴンの姿になれるのなら―――
それに触れなかったのも変だしなあ。
今度、レアンドロさんやキアーラさんに
聞いてみるか。
そんな事を考えながら、私はラッチの入学式の
準備を手伝った。
「……では、これから君たちは、
この公都『ヤマト』の『ガッコウ』に
通う事になるわけですが、
どんな未来が待っているのかは、
まだ誰にもわかりません。
しかし、ここで学んだ事は決して
無駄にはならず、いずれ君たちの
力になるでしょう。
また1人では出来ない事も―――
仲間と協力する事で、解決出来るという事も
学んでいって欲しいと思います」
壇上で、元町長代理のクーロウ校長先生が、
祝辞の挨拶を述べる。
そして保護者と共に、新たに入学する生徒たちが
耳を傾ける中、彼の話は続き、
「ちょっと外を見て頂けますか?」
その言葉に、全員が校庭にあたる中庭に
視線を向ける。
そこには、桜が満開で咲き乱れていて、
「皆様、ご存知とは思いますが……
あそこの桜は去年、天人族より頂いた
ものです。
1年に1度、春になるとああして、
見事に咲き誇るのです。
来年、あの桜を見たら―――
この1年でどれだけの事を身に付けたか、
それを思い出してください。
それでは、楽しい『ガッコウ』生活を
皆様が送る事を期待しております」
そして校長先生がペコリと頭を下げると、
各所から拍手が起こり、入学式は無事に
終わった。
「お疲れ様でした、クーロウ校長先生」
式典の後、私は彼に挨拶するために向かい、
「桜を話に組み込むとはねー」
「なかなかに印象深い話であったぞ」
メルとアルテリーゼも、その白髪の短髪と
真っ白なヒゲを持つ老人に一礼する。
「ははは、ありがとうございます。
しかしあとどれくらい、桜を見られる
事やら……」
しんみりと彼は外の桜に目をやると、
「いやいや、それは困るよー。
いずれボクの弟たちも入学するんだよ?
それまで、ちゃんと長生きしてもらわないと」
ラッチがそう言うと、クーロウさんは
妻たちがそれぞれ抱いている、シンイチ・
リュウイチに目をやって、
「ははは、そうですなあ。
この子たちが入学するのを、楽しみに
していますよ」
そう言ってクーロウさんは目を細め、
入学式は無事に終わった。
「えーと―――
それで、今回呼ばれた理由は」
数日後、私は一人でウィンベル王国王都・
フォルロワに来ていた。
魔力通信機で相談したい事あると、
ライさんに言われ、『ゲート』で至急
冒険者ギルド本部に向かったのだが、
そこには私を呼んだ張本人である、
グレーの短髪のアラフォーに見える本部長と、
パープルの長髪に、その前髪を眉毛の上で揃えた
ランドルフ帝国の皇族、ティエラ王女様もいた。
「実はな、ティエラ様からの報告で……
帝国には大ライラック国から―――
ドラセナ連邦にはモンステラ聖皇国から、
捕虜の返還および今回の釈明が来ている
らしい」
「特にドラセナ連邦には、聖皇国の
レオゾ枢機卿から、完全降伏とも取れる
書面が届いたようです」
ずいぶんとあっさり認めたような気もするが、
まあ良い事には違いない。
どちらにしろ、戦争が回避出来たのは喜ばしい
事だ。
「つまり今回私を呼び出したのは、
その情報共有のためでしょうか?」
するとライさんは首を横に振って、
「それなら魔力通信機で済む話だ。
言ったろ? お前さんに相談があるって」
「この後、この件についてこちらの大陸の
同盟諸国で、魔力通信機による多国間会談を
行う予定なのです」
すっかり婚約者同士というように、ライさんと
ティエラ様は隣り合って息ピッタリに話し、
「サシャとジェレミエルには、今その調整のため
駆けずり回ってもらっている。
恐らく後2・3日の内に行われるだろう」
「それで、わたくしがその説明のために来たの
ですが……」
なるほど、それであの秘書さん二人の姿が
見えなかったのかと納得する。
「戦争回避になるのなら、その釈明は内容は
どうあれ受け入れられるだろうが―――
問題はその後どうするかが話し合われる
だろう」
「謝罪や補償といった細かい事は、
クアートル大陸の方で詰められるでしょうが、
その後、どういう姿勢で大ライラック国・
モンステラ聖皇国と付き合っていけば
いいのか、
方針のようなものが語られるのではないかと
見ています」
まあ、それは言われてみればその通りで……
和解しましたハイそうですか、で済むわけは
なく―――
ランドルフ帝国とドラセナ連邦は、いわば今回
共闘したような仲だから、今後はその関係は深く
なっていくだろうが、
あちらの二ヶ国はほぼ敵対したも同然。
どこまで信用出来るのか、というのもある。
かと言ってあまり厳しい条件を相手に課したり
すれば、今回のような事が再燃しかねない。
「相談とはその事ですか」
「そうだ。
で、お前さんの世界ではこういう場合、
どういう解決方法がある?」
ライさんがずい、と私に顔を近付ける。
「そうですねえ……
やっぱり連携を取るか、共同で何かをする、
というのが有効かと思います」
「連携、ですか」
ティエラ王女様が聞き返してくるので、私は
説明を継続し、
「例えばこの大陸の同盟諸国ですが、
ランドルフ帝国の脅威に対して組まれた
ものです。
あの時はまだ情勢が不安定でしたし、
潜在敵国と見てしまっていたので―――」
すると彼女は視線を落とし、
「実際、軍の暴走を抑えられず、大船団で
こちらに出撃してしまいましたし……
その節はご迷惑を」
(■172話 はじめての かいせん参照)
しまった、と思った時には手遅れで、
「だがそれでも、今はこうやって同盟が
組まれているんだ。
今回は一緒に戦ったしな。
それで、共同で何かするっていうのは?」
すかさず本部長がフォローに回り、さらに
先を促す。
「は、はい。
同盟国同士―――
困難な計画を立ち上げ、共同でこれに
あたるという事です」
「それはどのようなものでしょうか」
ティエラ様の疑問に私は一息ついて、
「戦争や争いが終わった以上、そこに向けていた
リソース……
労力や人員、時間は余ります。
その分を別の方向に向けてやるのです。
例えば戦後復興―――
もしくは新たな資源開発。
極地に人を送り込み、そこに観測基地を作る、
というのもありました」
第二次大戦後、国連組織は様々な
共同プロジェクトを発足し、
戦勝国・敗戦国問わずそれに参加させ、
融和状況を作ろうとした。
最も敗戦国はかなり厳しい条件を付けられたり
したが……
日本の南極観測基地など、その最たる
ものだろう。
「開拓のようなものか」
「まあそんな感じですね。
それまでどこも手を付けていないような
土地の開拓なら、問題はありませんし。
さらに共同で行うとなれば、各国とも
国を挙げて本腰を入れるでしょう。
ある意味、戦争以外で国力を見せつける
いい機会でもあります」
ライさんの指摘に補足するように述べて、
「確かにそれは面白そうですね。
それに、各国のそういうやり方や方法を
見るのは、期せずして良い交流にもなるかと」
続けて王女様も同調し、
「ええ、それが結構重要な事だと思います。
それに付き合っていれば―――
その国が抱えている問題点も、浮かび上がって
きたりもするでしょうし。
この国はこういう方法で、この問題を
解決しているとか、
あの国はこういった農業や作物、
文化や娯楽があるとわかれば、
それに興味を持つ人も現れるでしょう。
結局は互いの意思の疎通を欠いたのが、
今回のような結果を招いたわけで」
それを聞いた二人は、ウンウンとうなずき、
「じゃあ、どんな共同計画を発足させるか、
って話だな」
「そうですね。
クアートル大陸の四大国……
それらが初めて行う計画ですから。
一番いいのはどこかを開拓する事なん
ですけど、
地理的にも極端にどこかの国に近いとか、
遠くあってもダメで―――」
そうして三人とも考え込み、
「共同であちこちを開拓させるってのはどうだ?
それぞれの国に派遣させる形でよ。
こちらの同盟諸国でもそれをやった事が
あるし……」
「確かにそれなら―――
一国に残りの三ヶ国が入る形となりますから、
順番にやっていけば」
と、婚約者同士が語り合っているところに、
「どうですかね……
その国の中に入ってしまうのは、ちょっと
マズいかも知れません。
何せ今回は、勝ち負けがハッキリして
しまっているので」
そこでライさんもティエラ様も、『あ』という
表情になる。
「そういやそうか。
特にモンステラ聖皇国側は同士討ちだが、
死傷者も出ちまっているし」
「大ライラック国も、捕虜返還の後にそういう
計画を知らされたら―――
少なからず反発はあるかも知れません」
共に国家運営に携わる身分だからか、
それがかなりデリケートな問題である事は
すぐに察し、
「やはり四大国、どちらの土地でもないところの
まっさらな新規開拓の方がいいと思います」
「しかしなあ、そんな都合のいい場所が
いったいどこに……」
そう言って本部長が眉間にシワを寄せる。
やはり少しずつ、その国々の郊外を回って
開拓していくしかないかな?
と考えていると、
「あっ」
そこでティエラ王女様が声を上げ、
「クアートル大陸中央に未開拓の森があります!
あそこならどの国からも同じくらい離れて
いますし、しがらみも無いはず」
あ、そういえば森の精霊様がいたあの場所が
あったっけ。
かなり広かったし、開拓する分には確かに
問題は無いだろう。
「―――よし、それでいこう。
多国間会談で俺がその流れを作るから、
ティエラ様はランドルフ帝国の代表として
提案してくれねぇか」
「わ、わかりました!
必ずや……!!」
こうして他国会談のその後の方針が決まり―――
その後はギルド本部の食堂で、雑談に興じてから
公都『ヤマト』へ帰る事となった。
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