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怪談話(🍍×🦈)

最近暖かくなってきたので怖い話を🌟(?)





生徒「ねぇねぇ、こんな話しってる?」

「鏡の中の男の子の怪談話!」

生徒「知ってる!今はやってるやつでしょ!」

生徒「怖いけど行ってみたいよね!」

生徒「分かる〜!」


今、俺の学校には七不思議が流行っている

小学生みたいだが、これが結構目撃者がいるもんで、

オカルト好きや、怖い物見たさで行く奴が続出しているのだ


「鏡の中の男の子」

−それは、夕方の4時44分。

赤い斜陽が指す、旧校舎の2階へ続く階段の踊り場を覗き込むと

男の子が映り、鏡の中へ引きずり込まれてしまいます

鏡の中で叫べば叫ぶほど、鏡が光り輝いて行くのだとか−


と言う物だった





🍍「こっわ…」


4時40分。噂通りの真っ赤な夕日

俺も怖いもの見たさで来てしまった


やっぱり帰ろうかな‥

雰囲気があり、怖いものは怖い。


🍍「4時43分‥」


ドシッと空気が重くなる



時刻は4時44分

眼の前にある鏡をそっと覗き込む


−−−−−−ッ−


🍍「、なんもないか」


心底ホッとしたような、ガッカリしたような


🍍「‥帰ろ」


鏡に背を向け、帰ろうとした時


「もウ帰っちゃうノ?」


🍍「‥ぇ?」


「まだ亜ソぼ甕」





俺の目に映る、鏡の中の男の子は

水色の髪で水色の瞳

幼気な顔の男の子だった



🍍「っ!?」

「驚いた?面白かったでしょ!」


何が起こってんだ

自分が映るはずの鏡には、中学生くらいの男がヒョロヒョロ飛び回っている

理解が追いつかない


「そんな所で固まってないでさ、こっちに来てよ」

🍍「!?や、やめろッ」

「え?ここに来たってことは、鏡の中に入りたいんでしょ?」

「ほら、連れて行ってあげる」




ジャポンッッ


4時46分

水の音が鳴り響く、旧校舎の2階へ続く階段の踊り場

夕日は落ちかけていた



🍍「ゲホッゴホッ…!?」

「よーこそ、鏡の中へ」


目の前に広がる光景は、きらびやかで美しい

豪邸‥よりかは城のような所で鏡の中とは思えない広さだった

ただ、違和感がある‥なんだ?


🦈「こさめはこさめ!君は?」

🍍「な、つ‥」

🦈「なつ君ね!、こさめと一緒に遊ぼうよ!」

🦈「ずっと1人だったから、暇だったんだよね!」

🍍「1人‥?」


違和感の正体は「人が居ない」事だった

まずい、早く逃げなければ。そう思い死ぬ物狂いで足を動かす


🍍「な、んでッ?」

🦈「ざんねんっ!ここは一方通行なんだ!」

🦈「ほらっ、後ろにカラダがごろついてるでしょ?」

🍍「ぇ…」


こさめの後ろには、場所が変わったように死体が山積みにされていた

その瞬間、俺は死を覚悟した


🦈「話が早くてたすかるよ。」

🦈「ここで、一生一緒にあそぼうねっ?」



生徒「ねーねー、知ってる?鏡の中の2人の少年」

女子生徒「知ってる!肝試しに行って帰ってこられなかったんでしょ!」


🌸「へぇ‥いるま、行ってみようよ!」

📢「…やめといた方が良いんじゃね?」

🌸「え、なんで!?」

📢「あそび疲れて‥死ぬから」

🌸「へ?」




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