うちはいま、ルイとおかゆと作業通話をしている。作業通話はみんな同じように頑張ってるから作業の進みが良い。
「じゃ、そろそろ解散しますか」
「そうだね、ふたりともおつかれさま」
「ミオちゃんもルイもおつかれさま〜」
ガチャ、といきなり扉が開いた
「ミオ」
「ふ、フブキ?!寝たんじゃないの?」
「今日はミオがいないと寝れない気分だったの」
「そうなの、それはそうと、いざと言うときのために防音室には入らないでって言ったでしょ」
「配信じゃないんだしいいじゃん」
「よくないよ、フブキ」
「ミオがしっかりしとけばいいんだよ」
「そーゆー問題じゃないでしょう」
「うるさいなあ、ん」
「っ?!」
眠いのかすこしご機嫌斜めのフブキに急にキスされ、抵抗できなかった。
「っ、ふぶき…」
「ミオがいけないんだよ、白上が来てるのに作業通話なんてするから」
「…前から約束してたし少しだけって約束だったでしょ」
「白上からしたら長かったもん」
「そっかそっか、ごめんね」
「適当に返事しないで」
「してないよ、さみしかったんだね」
「もう、わかってないな、んっ」
再びキスされたが、今度は中々離してくれなかった。
「んん…!」
「っは、はぁ…」
「っぷは、ふ、ふぶき、」
「ふふ、白上の気持ち、わかった?…って、え?」
「な、なによもう」
「これ、通話切れてなくない?」
「え?」
「いやー、フブミオてえてえ」
「フブミオはがち」