不服そうに返事をして俺の肩に顔を埋(うず)める照は、なんだか小さなこどものように見えて愛らしかった。
康「照兄〜!(泣)」
ラ「岩本くん〜!(泣)」
大「うわぁ―照ぅー!!(泣)」
照が出発する日、事務所に行くと、泣く康二、ラウール、佐久間の3人に抱きしめられて埋もれていた。
辰「あれ?岩本さん、今日じゃなかった?」
照「顔出しに来たんだけど…こうなった……笑」
涼「…愛だね。」
翔「唐突なLOVEマスターやめろ。」
亮「ちょっと3人とも〜っ照困ってるよ〜」
蓮「時間大丈夫っすか?」
照「あ、そろそろ行かねーと……」
出発前の照に引っ付いて離れない3人を5人がかりでなんとか引き剥がした。舘様、しょっぴー、めめが3人を抑えている間に、2人だけでも照を送ってって欲しいということでお言葉に甘えて照を事務所の玄関前まで送っていく。
照「それじゃ、またな!」
亮「元気でね?怪我しないように!」
照「ふっかも、またね?」
辰「………うん。」
照「ふっか?」
辰「……やっぱ…寂しいな…!笑」
照「…待ってろよ!笑」
亮「じゃ、照、行ってらっしゃい。」
辰「行ってらっしゃい!笑」
照「…行ってきます……!笑」
照が見えなくなった瞬間、涙が止まらなかった。阿部ちゃんは、大号泣でほぼ過呼吸になっている俺を必死に安心させようとしてくれる。
辰「阿部ちゃん……(泣)」
亮「んっ?」
辰「俺…笑えてたかな……(泣)」
亮「…うん。笑えてた。大丈夫だよ。」
辰「…良かった……(泣)」
照が居ない間もグループは普段通り平和だ。行ってから2ヶ月くらいの時は時々照から電話とかビデオ通話が頻繁に来ていたけど、忙しくなったのかいつの日かを境にパタリと無くなった。
to be continued…
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