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モノクロナツキ
987
#能力
めんだこ
722
285
「死花の恋」
裏切って
泣き喚くほど取り乱されても
性懲りもなく
また次を探し
嘘を求めずにはいられない
「まだ好きでいたい」の
意味がわからない
あと一歩
もう一歩さえ
その先が見出せなくても
君がいたから
蹴落として
怒り狂うほど人に恨まれても
学びもしなく
また人を貶め
人を傷付けずにいられない
「まだ破滅させたい」な
心が腐るよ
きっと花言葉すら与えられない
徒花のような恋だとしても
あと一息
もう一息だけ
大罪を償いきれなくても
僕は僕だね
きっと徒花のような恋だとしても
穏やかに眠った君の隣で
僕も深い眠りにつけたら⋯⋯
癒やせはしないと思ってた
この前科でさえ
君が愛おしいだなんて笑うから
何も言えなくなる
おまけ解説
テーマは破滅
人を貶めて堕落させることに快楽を覚える
そんな破滅した人間が恋をすると
どう変わるのかを考えて作りました
ちなみにフレーズの羅列や
徒花に対しての死花で分かる通り
前作は女性目線
今作は男性目線
二つを組み合わせることで
世界観が完成する対の立ち位置にある作品です
リンクさせるために
似たような表現があるのはそのため
決して使い回しではありません
コメント
11件
うわあ、これ…すごく重くて、でも美しい。裏切りと嘘と破滅に溺れる男の目線って、読んでいて息が詰まるような苦しさがあるのに、最後の「君が愛おしいだなんて笑うから/何も言えなくなる」で全部がひっくり返る感じがたまらなかったです。前作との対構造、つまり女性目線と合わせて読むと世界観が完成するって仕掛けも憎いですね。おまけ解説に「決して使い回しではない」と書いてあったのも納得の緻密さ。続きも楽しみにしてます。