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『死んじゃった。事故であっさりさ』
叔母さんはそう言った途端、泣き出した。
「あいつは最低のヒモ男だったけど、でも、死ななきゃいけないほどのことはしてなかったはずなんだよ。少なくとも私のことは支えてくれてた。疲れてる時とかあいつが励ましてくれたら頑張れた。それなのにさ……」
「……」
私は何も言えなくて……そしたら叔母さんは、
「だけどさ、あいつがいてくれたから今の私があるのは確かなんだ。仕事で子供らの相手するのもあいつの言ってたことが参考になってる」
手で涙を拭きながら言ったんだ。