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リクエスト:ストーカーutem
街中でふらふらと歩く人影に、ゾムは気づいた。どうやら酔っ払いではなく、自分の知人であるようだ。
ゾムは警察であり、お巡りさんとして地域に受け入れられている。仕事中ではあるが、少しくらい声をかけてもいいだろうと考えた。
「えーみーさーんっ!」
びくり!!
「っ?!…..ぞ、むさ….ん?」
大袈裟に体を揺らして、ばっと振り返るエーミール。後ろからの声かけだったが、エーミールの驚き方は異様だった。ゾムを見て表情がより固まった。
不審に思ってよく観察すると、今日はさほど暑くないというのに、汗を額からかなり流している。顔色もかなり悪く、眠れてないのか隈がくっきりある。
「エミさん、なんか困っとるんか?…..顔、真っ青やで」
「ぞむさ、こ、これ…..どうしよ……?」
エーミールはか細く不安に揺れた声で尋ねる。その手には写真と便箋が握られていた。
エーミールからそれらを受け取ってみる。
「は、!?」
便箋にはエーミールへの強烈な執着が垣間見える文章が書かれていた。写真は明らかに隠し撮りと思われるものばかりで、屋外にいるエーミールの写真もあれば、家の中や風呂に入っている様子を撮っている写真もある。
「エミさん、何でこんなになるまでほっといたん。俺、警察やで?!」
びくりと震えるエーミール。
それを見たゾムはエーミールに、怒っとんとちゃうで。と優しく声をかけながらも、こんなことをするストーカーに殺意を抱く。
屋外の写真は同窓会の時のものだ。
それもかなり近くから。
つまりは、同級の奴らにエーミールにストーキングするような奴がいるということである。エーミールもそれに気づいていたから、ゾムに対する表情が固かったのだろう。
「個人的にも動いちゃるから、もっと頼ってぇや…..」
エーミールは、にこりと笑って礼を言おうとした。けれど不格好に口元が歪むだけだった。それだけエーミールに余裕がないことを、ゾムに思い知らせた。
それからというもの、ゾムはエーミールの送り迎えをすることになった。同僚にも声をかけて、パトロールの強化をすることにもなっている。
話を聞けば、便箋や写真は1ヶ月前からはじまったらしい。毎日毎日狂気的な文章と、違う角度で撮られた写真を送りつけられるストレスは想像すらできない。
ゾムはストーカーの犯人は同級のやつだと踏んでいる。だから、ゾムがいると分かれば見つからないように動くだろう。よって、ゾムは軽く変装してエーミールと一緒にいる。
「……今日も、何の気配感じひんな」
「うん、ゾムさん、送ってくれてありがとうなぁ」
ゾムが送り迎えをするようになってから、一週間が経った。少しは眠れるようになってきたみたいだ。隈はそのままだが、ほぼ死んでいた顔色はやっと普通の人のように戻っている。
エーミールの家の前に着く。
「こんくらい別にええで。今度飯いこ!」
「しょ、食害じゃないんなら奢ったりますわ」
その言葉忘れんなよー!と言いながら、エーミール宅を後にするゾム。エーミールはそれをある程度まで見送って、鍵を開けて家に入る。
この時点で、ゾムとエーミールは重大なことを忘れていた。これを忘れていなければ、おそらくエーミールは無事であったのに。
エーミールに送りつけられた写真の中に、家の中から撮ったものがあったことが示す危険性を。
エーミールは家に入ると、リビングの部屋から光が漏れていることに気づいた。掃除が行き渡っている廊下を少し明るく照らしているため、玄関の電気はつけないでもよさそうだ。
(電気….?…..ああ、朝バタついとったもんなぁ)
最近ようやっと眠れるようになってきたからか、エーミールは朝をギリギリまで睡眠を確保しようとしている。それのせいで時間に余裕がないが、ゾムに言われていたような死人の顔ではなくなってきていることの方が重要だ。
しかしふと思う。
電気を切り忘れることはあるだろうけど、こんなに家は綺麗だったか?ここ1ヶ月の間、掃除する余裕なんてなかったはずだ。
心臓がどくどくと脈打つのがわかる。
エーミールはリビングにつながる扉に手をかける。意を決してばんっ!!と扉を開けるも、誰もいなかった。
しかし、違和感が拭えなかった。
背筋がヒヤリと凍えていき、エーミールの脳が警鐘を鳴らしているのがわかる。ただの違和感、ではない…..?!
リビングに入らず立ち尽くすエーミールの後ろから、ドタドタと足音が聞こえた。
やらかしたと悟ったエーミール。振り返るよりも先に、何かに背後を取られてしまった。
がつん!!
「が、?!」
エーミールの後頭部に、強い衝撃が加わる。吐き気がするほどの痛みと脳の揺れに耐えきれず、意識を失うことになった。
リビングには、エーミールが長らく吸っていないはずの煙草が、灰皿いっぱいに積まれていた。
ゆさゆさ。
身体を揺さぶられ、強制的に意識を呼び戻されたエーミール。焦点が合わない視界を必死に凝らし、現状を把握する。
「…..あ、エミさんおはよう。もう待ちくたびれたで?」
声の方を見ると、そこには鬱がいた。
見知った顔ということに安堵する暇もないまま、エーミールは下腹部に違和感を感じる。
そのまま下を見る。
鬱がエーミールの中に入っていることに気づいた。視界で確認してしまった以上、下腹部の違和感は痛みに変わり、これ以上ない苦痛へと昇華してしまった。
「あ゛、?!ひ、ぅ……?!だい、せんせ….?!」
くぷくぷと卑猥な音を鳴らしながら、鬱は少しエーミールを揺さぶる。先ほどの揺さぶりはこれだったのか、とエーミールが冷静に考えるものの、逃避に意味があるわけでもなく。
「ゾムさんと帰ってきとったやろ?俺がおるのに…..何で?」
ここでやっと、エーミールはストーカーの正体が鬱ということに気づいた。それに、ゾムとエーミールが一緒に帰ってきていることも把握していることにゾッとする。
「、え……?」
何も言わないエーミールに、鬱は痺れを切らしたのか唐突に動く。エーミールの両足の膝裏を持って、いわゆる種づけプレスの姿勢になる。
ぐっ!!
「あ゛、?!……っぐぅ、?!……あ゛!!」
ぬちゅ、グチュ、
腰を押し付けるような姿勢になって、エーミールはその深さに、苦しみ喘ぐ。そうすると自然と顔が近くなり、そのまま鬱はエーミールの唇に貪りついた。
「ん、?!….れろ、んむ、ぅ…..くちゅ…んん!!」
舌を強引に口内へ侵入させ、逃げるエーミールの舌を追いかける。歯列をなぞり、ぴくりとエーミールが反応する様を観察し、徹底的に追い詰めていく。
エーミールの息が保ちそうになくなる頃合いを見計らって、鬱はようやっと口を離した。
「ぷはっ、……んふふ、夢みたいやわ」
心底幸せだというほど、蕩けた笑顔をする鬱。エーミールには訳がわからない恐怖を感じている。
鬱はキスに満足した後、エーミールを貫くそれでさらに奥に入ろうと動く。後少しで抜けそうなところまで腰を引いて、一気に貫く。
ずるずる、…..ごちゅん!!
「あ、?!……っ、______!!….ぐぅ、ひ、あぁ…!」
こちゅ、こちゅと鬱はエーミールの最奥に侵入しようと腰を押し付けた。固く閉ざされている結腸を、優しく突くことでだんだんとほぐしていく。
ごちゅ、ごちゅ!
「あ゛アぁあ゛、っ________!!…やめ、て、!!」
「『やめて』?……エミさんは俺のやろ?」
口で抵抗するエーミールに対し、機嫌を損ねた鬱。すると更に激しくエーミールを追い立てる。エーミールの最奥に強く打ち付けて、無理矢理こじ開けようと動いていた。
ごちゅん、ごちゅん、ぐぽっ!!!
「あ゛、?ぐ、….あ゛、っ______?!」
遂に結腸をぶち抜き、全身が痙攣している。ぶち抜かれると同時にエーミールは果てたようで、腹の上に白濁が撒き散らされている。
エーミールの中も男の精を搾り取るかのように蠢く。鬱も耐えきれず、エーミールの最奥に出した。最奥に出したせいで、鬱がエーミールの中から一旦抜いても白濁が溢れることはなかった。
「や…だぁ……!たす、けて…!…..ひぃ、?!」
鬱は、エーミールを自分の思うように染まっていく光景に笑みを浮かべる。
「もう逃さへん。ゾムにも取られんよう、俺ん家で囲ったる」
まだまだ鬱は満足しない。
エーミールの絶望はまだ終わらない。
グヘヘ…..オイシイ…..オイシイ…..。
最近えっっな事しか書いてなさすぎて、p⚫︎xivの健全な二次創作がスランプになりました。へけっ!!
次は二話tnemリメイクか……。
時間はかかりますぜ!!
それではさようなら!!
コメント
4件

今回の作品も最高です…ありがとうございます… tnemはいくらでも待ちますので!!
リクエストに答えてくださって本当にありがとうございます!!もう色々と癖に刺さって最高でした…!

文章がドエロイ…好きです…