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【日帝×ナチ卍(腐/R18)】


神カプを提供してくださった神様:🟨 推し受けは正義 さん






◤◢◤◢◤⚠️attention⚠️◢◤◢◤◢

・日帝攻め/ナチ卍受け(腐)なので地雷の方は今すぐ疎開警報発令

・語彙力が絶賛家出中

・日帝と日本が同一人物の設定です(なので、ナチ卍は今でも日本のことを「日帝」って呼んでおりまふ)

・ヤンデレ(監禁表現有)

・全部ナチ卍視点で物語進行してます
















目障りなほどにチャラチャラと豪華な装飾がついた法廷の中で、わずかに震えを帯びた声で誰かが怒鳴る

―――あいつは今すぐ…ッ処刑するべきだッッ!!

その声は、誰にも拾われず、ただただ重苦しい沈黙の中にゆっくりと溶けて消えていった。


しかしそれは共感の沈黙なのだろう。

恐らく、この法廷にいる者のほとんどが俺に対して同じ感情を抱いているはずだ。鋭くひんやりとした大衆の視線が全身に突き刺さり、にわかに鳥肌が立つ。


確かに今までの自分は狂っていたと思う。

きっと脳内に住み着いた悪魔が毒をまき散らして、冷静さと理性を凍り付かせたまま何かを破壊していたのだ。

‥‥…とは言ってもそれは何の情状酌量にもなりえないし、きっとこのまま死刑に処されるのだろう。

ぼんやりとした罪悪感と諦念、そして自分に対する嘲笑を抱えてそっと俯いた。


心の中で、「今すぐ死刑に処されたってどうでも良い」と思ってる自分が挑発的な笑みを浮かべながらこう呟く。

”殺したいなら殺してくれ”

”正直死ぬことに対してさほど心が動かないし、全くと言ってもいいほど興味が無い”



――――殺したいなら早く殺してくれ。







そう、思ってたのに。

なのにあいつは、

あいつは――――――















「…ぅ…ん‥‥、」

どうやら昔の夢を見ていたようだ

夢と現実の境目をさまよう脳をなんとか叩き起こし、重い瞼をこすりながらゆっくりと上体を起こす。

また今日という一日が始まってしまった事実に対する悔しさと諦念で、思わず舌打ちをしてしまった。

毎晩明日が来ないことを願って眠りについてはいつもこのざまだ…そりゃあ寝起きに舌打ちするのも当たり前だろう。


…それにしても、こんな嫌な夢を見るなんて普段よりも一層最悪の目覚めだな、と乾ききった笑みがこぼれた。







畳が敷き詰められた簡素な和室

一切の隙間なく完全に閉め切られてギチギチに固定された襖

天井の隅にふと目をやると、そこにあるのは無機質にこちらを見つめる監視カメラ


今は昼間のはずだが、障子の内側にみっちりと張り付けられた木板が日光を遮断しているため、部屋の中は真っ暗である。




「…ッ…はぁ……――」


部屋の至る所に設置された監視カメラに録音されぬよう意識しながら小さくため息をつく。

いつからこうなったのだろうか

いつまでこの生活が続くのだろうか

もしかして永遠にこのまま――




いや、無駄に思考を巡らせるのはやめよう。こうやって考え事をしていると、心が真っ暗な何かに埋め尽くされて壊れてしまいそうだ。

…‥‥読書で気を紛らわせば少しは気分が軽くなるだろうか。

そう思って本棚の本を手に取ろうと立ち上がった瞬間、つま先にコトンッと何かがぶつかり、ふと視線を足元に向けると―――



「……ッッ……っ、…」



濃いピンク色の安っぽいローションボトルが視界に飛び込んできた。

その瞬間腰にズキンと軽い痛覚を覚えるとともに、頭の中に羞恥心と屈辱感がこみあげてくる。



あぁ、もうやめだやめだ


本を読む気力なんて完全に失せてしまった。

もう一度寝て頭をリセットしよう。布団にごろんっと寝っ転がって無理矢理瞼を閉じる。














俺がこうなったきっかけは単純だ。

ソ連が崩壊するとともに冷戦の緊張状態が解け、世界全体が落ち着き始めた頃のこと。

今まで”第二次世界大戦で大罪を犯した敗戦国”として元連合軍のやつらの支配下に置かれていた俺は、時効という名目で支配下から外された。その時に日帝――いや、日帝から改名した日本が、俺に対して一緒に住もうと提案してきたのだ。




あの時に断っておけば…こんなことにはならなかったのだろうか。

戦時中は後輩・先輩という立場だった俺達だが、現在旧国となって国としての力を失くした俺と、国の化身という立場を貫き政治改革を進めて世界有数の経済大国にまで上り詰めた日帝改め日本とでは、どう考えても後輩・先輩だなんて言えないような力差がある。


―――もう…今の俺ではあいつに勝てないし、この部屋から抜け出して逃げ切ることすらままならない。

やっぱり一生このまま…‥‥‥‥







―――

…ぱい?て、さい‥‥‥…す、…か?

…輩?

…先輩!!!!




ナチ卍「ッ!?!?」

日(☀)「どうしたんですか、こんな時間に寝て。体調でも悪いんですか?」


ふと時計を見ると、時間は7時。寝るには早すぎるし昼寝には遅すぎる時間帯だ。


ナチ卍「‥‥ぁ、日帝…帰ってきてたのか…」

日(☀)「えぇ。すみません起こしてしまって。」

ナチ卍「ぃや…別に、」



日帝の纏わりつくような視線が心の中に何とも言えぬ不安を生じさせる。

この場から離れたい。

早くこの場から――



ナチ卍「ぁ…なぁ日帝、先に風呂に入ってきていいか…?」

日(☀)「…えぇ、良いですよ」

ナチ卍「そうか。じゃあ…」


ほっとして立ち上がろうとする

――が、その瞬間腕を強く引っ張られた。


ナチ卍「!!」

大体予想はついていたものの、抵抗しても意味がないと悟って勢いのまま布団にぼふっと尻もちをつく。

日(☀)「その前に…ね、先輩?」

”分かってますよね?”と語りかけるように目を細めたその妖しく端正な表情に、気後れしながらも思わず頷いてしまった。





嗚呼、今晩も犯されるのだ。

自分を慕っているのか弄んでいるのか分からない、この男に。









日帝の手が腰に滑り込んだ瞬間、抑えきれぬ衝動と触れられることへの怯えが交錯し、ビクンと体が震えた。

それを嗤うかのように艶めかしい笑みを浮かべながら、少し乱暴な手つきで俺の服を剝ぎ取る。


日(☀)「‥‥随分と素直になりましたね…。前はあんな抵抗してたのに」

その声が耳元で熱を帯びて響く。だが返す言葉も見当たらず、ただ彼の吐息が首筋を撫でる感覚に身を委ねた。

次の瞬間、その華奢でしなやかな手が、意地悪く、甘く、ゆっくりと腹部を這い始める。指先が肋骨の輪郭をなぞるたびに熱い波が下腹部へと広がり、堪えきれず背中が弓なりに反った。

だんだんと俺のカラダが濡れていくような、湿って溶けていくような感覚に頭がクラクラする。



するとその手が腹部から腰の窪みへ、腰の窪みから太ももへと滑り、その強引さに抗う間もなく熱い指先が敏感な部分に触れた。

ナチ卍「…ッあ、ぁ♡ぅ…///」

まだ挿れられていないのにも関わらず、急かすように嬌声が喉をつく。

次の瞬間、日帝の指が一気にナカへと滑り込んだ。熱くて長い指が内壁を押し広げて奥深くまで侵入してくる感覚に、喉から掠れた喘ぎが漏れる。

ナチ卍「!?…ん♡ぅ”ッ///‥‥はぁ…、ぁ”♡」


最初は俺の反応をを愉しむようにゆっくりとナカを弄っていただけだったが、すぐに勢いが加速し始めた。彼の指が内側をかき混ぜてぐちゅぐちゅと湿った音を立てるたび、頭が真っ白に溶けていく。

ナチ卍「っぁ!?ん♡…ゃ、や、ぁ///ッふ…ぅ、♡」




日(☀)「ほら、こんなに締まってますよ」


意地悪な声で詰るように囁いた。


ナチ卍「ッぅぁ、あ♡ちが、ぅ…ん”//」

その言葉に身体が勝手に反応して彼の指を締め付け、日帝はそれに満足したように唇を歪めながらもう一本指を追加してくる。

二本の指が俺のナカを抉って乱暴に掻き回す。

柔らかい内壁を擦り上げられ、敏感な一点を執拗に抉られると全身がびくんと跳ね上がった。

ナチ卍「に、って、♡ん、あ”ぁッ…っはぁ…ぁ♡」

ナチ卍「まって、ひッ‥‥♡しょ、ぉ”…そこッ無理ッ///まっへ、あ”♡はぁっ…あ…やらぁ♡っ”あ、やめッ…て///んぅ♡」

息絶え絶えになりながらも必死に止めてほしいとせがむが、むしろ指を曲げてさらに深く抉り込んでくる。



腰が浮き上がり、彼の肩に爪を立ててしがみついた。

指が抜き差しされるたび、ぬるぬるとした感覚と熱い快感が下腹部をぐちゃぐちゃに溶かしていく。

彼の手首が俺の太腿に当たり、汗と愛液が混じり合って滴り落ちる音さえ聞こえる。頭の中が快楽で埋め尽くされ、だらしない喘ぎ声が部屋にこだました。


ナチ卍「あ”ぉ…ぅ♡んッ、や、やら…ぁッ///ぅんっ…く”、はぁッッ♡」



日(☀)「…ねぇ…先輩?私と一緒にいるの、嫌ですか?」

ナチ卍「ッう…っはァ、♡///ちが…ぁ”♡ちが…ッ」

日(☀)「でも私のことを怖いと感じてるでしょう?分からないとでも思ったんです?」

ナチ卍「ん”ぅ…///ッぁ、ふ…っ♡そん、な、ッッッ…♡」


女のような嬌声を上げて身をよじる自分に対して、妙に落ち着いた声で詰るように話しかけながら俺の体を弄ぶ日帝の端正な表情に、羞恥心がふつふつとこみあげて視界が濡れてぼやける。



そして日帝の指が最奥を強く押し潰してぐりぐりと執拗に擦り上げた瞬間、耐えきれず絶頂が訪れた。

熱い波が何度も押し寄せ、ナカがずぶずぶと崩れ落ちる感覚に飲み込まれる。

彼が指を引き抜くと同時に硬く張り詰めた先端から白濁をぶちまけ、それとともに悲鳴に近い喘ぎ声が漏れた。

ナチ卍「ぃ、♡ぁ”ッッっぁ、あ”ぁ♡ひッぅ///…んぁッッ♡♡」



射精の余韻でガクガクと内腿が震える。


日(☀)「どうします…?私との行為がそんなに嫌なら、今日はもう風呂に入って寝ますか?」

ナチ卍「ッぅ♡んッぅ‥‥ゃ、ぁ///そん…ハッ…なことッッー♡」

日(☀)「じゃあ、どうしてほしいんです?」

ナチ卍「ッ!?――ッッぅ、‥‥ッ♡///」

ナチ卍「ッッは…も、もっと…して…」











シーツに広がる白い染みと、汗と愛液が混じり合った生々しい匂いが充満している部屋の中。

自分を見下ろす端麗な顔つきの彼は、狐のように目を細めてそっと笑った。

【腐CP小説】countryhumans短編集

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コメント

33

ユーザー

ありがとうございます。良いですね。 最高すぎて口角が……

ユーザー

私という命が50近く救われました。供給をありがとうございます。感謝してもしきれません。

ユーザー

やばい…絵も話も上手い…嫉妬する…

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