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与えてもらったお部屋は1人で過ごすにはあまりにも広すぎて____
バスルームは、
『温泉じゃん…』
そんなレベル。
お風呂に浸かりながら
今日1日の事を思い出す____
『もう、何が何だか…』
…
追っかけられて
真人に助けられて
それから____
…
とりあえず早く寝よう!
なんだか気持ちが落ち着かないや
もう、歳だし次の日に疲れを残したくないし←
ザバァ
お風呂から上がり
一頻り長い髪を乾かした後
かけてあったバスローブに着替える
そして、部屋にあった冷蔵庫を開けると____
『うわ、まじか…』
入ってるのはビール、ワイン、酎ハイ、有名な日本酒…
『まじ夏油さん神じゃんか…』
食器棚にあったワイングラスで
赤ワインを飲みながら
そして大きな窓から夜の街の景色を見る____
ああなんて!
成功者の優雅な夜のようだろうか!
ニヤニヤしながらワインを嗜む。
これでタバコがあれば最高なんだけどな…。
ヤニ中の私が
今日1日タバコ吸ってないの偉くない?
ま…吸う暇も言うタイミングもなかったし____
そもそも走ってる時に落としてきちゃったみたいだし____
『はぁ…明日夏油さんに言ってみるか』
ああそれに
気になる事が____
美々子、奈々子ちゃんたち言っていた。
〝すぐに壊れんじゃん?〟
〝後始末はちゃんとしてくれよ〟
一体どういうことなんだろう…?
真人は私を____
どうしようとしてるの?
少し深刻に考えたあと、
『やめやめ、こんな辛気臭いの性にあわないや』
ブンブンと手を振り、
飲み終わったグラスを流しに戻し
部屋にあるキッチンでグラスを洗っていると____
ピンポーーン
『ん?』
チャイムの音?
ピンポン
ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン…
鳴らしすぎだよww
誰だよ!!!
『はぁ〜い…』
タオルで手を拭き
バスローブのまま
ガチャ
ドアを開ける____
そこに居たのは____