Reverse

紗流炉（しゃるろ）side

れむちと再会して半年、まさかある程度心を開いた相手に可愛いって言うとは思わなかった。小さい頃から変わったなとは思うけどここまで…？

あ、覚えてるかな？私の妹れるちでれむちの妹くにちゃんで幼馴染じゃん？私たちの場合は小3からの知り合いだったんだけど仲良かったの。…あっちが仲良いって思ってくれてるかは別として(

「よしじゃあ次のお題いくよ！ 」

お題【小さい頃の夢は？】

「よし飛ばそう」

れむちが反射で言う

「おけ」

って事で飛ばします

「飛ばすの早いわね？」

お題【飼うなら犬派？猫派？】

「「猫！」」

れむちとうるがハモる。まさかこんなところで意気投合する2人だとは←

「…家に猫飼ってるけど来る？」

「ええん⁉︎行くわ！」

「おけ。ってかとりまLINE教えて日時教えるのと写真送る」

「神やんあざす」

おー会話爆速

「サラッと連絡先交換するじゃんw」

かなさんがクスッと笑いながら言う。

…そーだよ！！

「ねぇみんなLINE教えて！繋ご！」

「あーれむも全員分欲しいかも」

「じゃ私も」

「あなた交換しても連絡する気ないでしょ」

「気のせいじゃないですか〜？」

…2人とも仲良いなぁ。なんか安心した

ってことでなんか連絡先交換したら時間になってたからそれぞれ帰ったんだけど…

「待ってここまで道一緒なもんなのw？」

「それなら思ったわww」

うるとめちゃくちゃ道一緒でした(

雑談しながら歩いて行ってるんだけど、そのうちで色々とわかったことも多い。…多分うるの笑顔だけは見抜けるっていうのが1番大きいかな？苦しそうな笑顔になったら話を変えたりとかしてた。

…本当にこのままでいいのかな？

「…え、待って本当にこっち？」

「おん。しゃるこそホンマにこっちなん？」

「バリバリ」

お互いに最早怖いぐらいになってきた。うるも私も姉妹で同じ家にいるからこのままいくとれるちとアネキ（って呼べってうるに言われた）にも衝撃的事実（？）を伝えないといけないかもしれない

「お、じゃあ私ここだから…」

「え、待って？うるみやもここなんやけど…」

ん？うるみやもここ？ここってこのマンションしかないよな…？私が入ろうとしてるからここって言ってるだろうし…

3秒ぐらい沈黙が続いた後、2人同時に思わず声をあげた。

「「同じマンション⁈⁈」」

「え、何号室？」

「501」

「あー通りで。うち912や」

「だかられるちもアネキも気づかなかっ…」

…待って、あの2人って一緒にどこか行ったこととかなかったってこと？え、不仲？

「え、あの2人不仲なん？」

「それ思った。」

家に帰ったら問い詰めます。

「「一緒に帰る機会がなかったらだけやから！」」

2人ともそう言ってたっぽいです♪

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読んでいただきありがとうございます！

どもども星音です！

この2人だとシリアスな空気にする気になれないのが悩みです

それでは！また次回！