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幼い双子
水白(白水)
死ネタ有り。
夏の物語です。
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白side
白「今から修学旅行やっ!」
友「おぅ!楽しも~な」
白「おん!」
それまでは楽しむ予定だった、
こんなことになると思ってなかった
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目的地まで行く途中の船は波に飲み込まれ、
俺は船の破片が刺さっていて意識朦朧としてた
「ねぇ、お兄さんこんなところで何してるの~?」
幼い子が話しかけて来た
白「だ…れ”、?」
「僕は~ほとけ!」
水「いむくんって呼んで!」
白「ぃ…む…くん、?」
水「うん!あっちの砂浜で僕と遊ぼ!」
水「お兄さん疲れてそうだから僕が連れていくね」
そう言い少年に砂浜まで連れて行ってもらった、
白「ありがとッ…な」
水「よく見えてなかったけどお兄さん傷だらけじゃん!」
水「手当てしてあげるから待ってて!」
白「ぇ、?あ、うん」
少年は森の方へ行き何かを取りに行った、
手当てをあんな幼い子にできるのかと思っていたのも矢先にその子が戻ってきた
水「ちょっと痛いかもだけど我慢してね?」
そう言い水で船の破片が刺さってる傷口を荒い葉っぱで覆ってくれた
水「今日天気悪いよね」
白「ぃむッくッ…」
水「ん、?」
白「後ろ山やんなッ、?」
水「そーだよ?」
白「崩れそうやで、?」
水「じゃあ僕山に戻るねっ、?」
白「いむくんッ!?」
水「僕に与えられたのはこれぐらいなの、」
いむくんは悲しそうな目をしていた
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ぴっぴっ、となるモニターが目に入った、
白「ん…?」
友「起きたっ!」
白「ぁ、無事だったんや、」
友「1番重症だったのしょうやでっ、?」
白「そーなん、?」
医「そうですよ、」
白「ぁ、こんにちは」
医「目覚めてよかったです」
白「はい」
いむくんのことが頭から離れない、
白「あのっ、いむくんッ…いむくんはッ?」
医「いむくん、?」
白「ぁ、ほとけくん」
白「無事なんですか?」
医「ほとけさんは貴方の双子の弟ですよ」
白「ぇ、?」
白「双子…?」
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幼い頃
水side
白「いむくん!」
水「なにしょーちゃん」
白「この湖綺麗やで!」
水「ほんとだっ!」
水「きれー!」
白「俺おとんたち連れてくる!!」
水「僕は待ってる!」
白「絶対戻ってくる!」
水「うんっ!信じてる!」
水「だって」
『双子だもん/やもん !』
白「呼んでくるなっ!」
水「…ッ!?」
水「おっきい石がッ…」
鈍い音と共に潰れた下半身
水「ぃたいッ…いたいよぉッ、」
水「しょーちゃんとうみッおよぎたかった、」
意識朦朧とし、僕は息を引き取った
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白side
白「ぁッ…あッ…」
白「ぃむッくッごめんッ…」
思い出した悲しさと罪悪感のあまりに泣いてしまった
医「助けてくれたんでしょうね、」
白「もっかぃ会いたぃッ…」
水「いつでも待ってるよっ…!」
白「ほんまにっ、?」
医「どうしました?」
僕にしか見えないんだ、
白「双子やもんっ…!」
end
最近死ネタ好きで夏なので島イメージにしてみました!