今回はリクエストではなくオリジナル話となります💦
リクエストを優先するべきなのかもですが申し訳ないです💦
ばじふゆの話を描きたくなってですね…
普段チャットモード?を使っているのでこのモードを使うのが初めてなのですが、どうしても試してみたくて…!
早速お話に入ります
⚠️主の自己満創作なので本誌とキャラが異なる場合があります
⚠️過激表現含みます。
⚠️地雷の方は読むのをお控えください。
千冬視点
「あッ…、んぅ、//」
狭い部屋に静かな色っぽい声が響く。
「千冬ぅ…//」
長い黒髪が俺の頬を覆い彼の熱の篭った吐息が顔にかかる。
憧れの人であり、初恋の人。そして俺の恋人でもある彼、場地圭介と何度目かの身体の付き合いをした。
最近の彼はよく悲しそうな表情を浮かべるようになった。
今日も俺との行為が終わったあと彼は
「ごめんなぁ…」
と、小さく呟き悲しそうに俺を見つめていた。
彼自身俺に聞こえていないだろうと思っているのかもしれないが俺にははっきりと聞こえていた。
何か隠しているのでは無いのか、俺に話しても何も出来ないような悩み事でもあるのだろうか、それとも俺との関係を切りたいのだろうか。
彼の表情を見る度に何度も何度も考えていた。
彼の悩みに気づけた時にはもう遅く彼は東卍を出ていった。俺はいつまでも彼の後ろを追いかけていたかったのに、その日以来毎日取り合っていた連絡も、彼の姿も見ることも無くなってしまった。
俺だって彼のためになにかしたかった。そんなに俺は頼りなかったのだろうか。
俺は何度も何度と涙を流した。
やっとの思いで彼と再会を果たしたが彼の姿は変わっていた。特服が違うだけで一気に雰囲気も変わりきった彼の瞳には優しさも何も無かった。
彼は俺に乗りかかり腕を振り上げた。
そして俺を助けてくれた、俺の体を優しく抱いてくれた固く男らしい拳で俺を殴り続けた。
ボロボロになっていく俺を見つめて彼は最後に申し訳なさそうな表情を浮かべた。
俺はその顔を見て終わりを察した。
誰もいなくなった場所に1人俺は横に倒れ込んでいた。
ズキズキと痛む体よりも彼との終わりに涙が止まらなかった。情けない声を上げ俺は1人泣き続けた。
彼は一切変わっていなかったのだ。
変わってしまったと勘違いしていたが彼は1人で俺含めみんなを救おうとしてくれていた。
望んでもいないのに大切な仲間を捨て、たった1人の仲間を連れ戻そうと周りを敵に回してまで彼は自分の目標を達成しようとしていた。
きっと彼は誰かに話したかっただろう。苦しくて、辛くて、しんどくて、それなのに1人抱え毎日を過ごしいていたのだ。
コメント
3件
好きです遅れました……。 語彙力どこから持ってくるんすか……🤤🤤