テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
1
あまらだ。フォロバ確
496
なんで…
なんでみんなが此処にいるのさ、……
mdくん
ruさん
kyさん
coちゃん。
ぺんちゃん。
俺を死なせてくれないんだね。
償いをしたいんだ。
まだ間に合った…はずなのに…
声が出ない
声を聞きたい
音が、…
怖い
怖い
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
こわい…
_______
「ぅ、う、ぅ、」
俺の耳に届いたのは小さなうめき声。
後ろで喚く声に掻き消されそうだった。
苦しそうで…
悲しそうで。
何かに怯えていた。
らっだぁ。
伝えなきゃ。
この声で。
貴方の存在を…
届くかな。
大丈夫。
きっと僕と君の事だから。
(スッ
らっだぁの頬に手を添える。
酷い隈。
疲れてるよね。
終わらせたいよね。
よく、わかるよ。
でも大丈夫。
らっだぁ。
『ら、だ。』
痛む喉を無視して
『だ、じょぶ、』
『だぃじょ、ぶだ、から…』
思わずらっだぁに抱きついた。
らっだぁは驚いていたけど、
小さく抱き返してくれた。
まわりをみてごらん?
君を貶める人ばかりではないでしょ?
大丈夫だよ。
大丈夫。
今度は俺が守るからね。
らっだぁがくれた存在証明を、返す番だから。
_______
微かに届いた
『大丈夫』
その言葉が、
人の温もりが、温かい。
涙が溢れて止まらない
ごめんね
ずっと。
ごめんね、ごめん。
__プツ
やっと…聞こえたよ。
ずっと…証明し続けてくれたんだね。
ありがとう…
ありがとう……………
[お前!]
[お前、いい加減にしろよ!]
[なんで死なねぇんだよ!!]
[クソが!!!]
[死ねッ!!]
[死ねよッ!!!!!]
[アタシの夫を返せ!!]
[人殺し!!!]
[ゔわ゛ぁぁぁ゛ぁぁ゛!!]
半狂乱で色々とぐちゃぐちゃになった母を、
coちゃんとkyさんで押さえて大人に渡した。
最後まであの人は叫んでいた。
ごめんね、お母さん。
_____________________
「ぺんちゃん?」
『?何〜?』
「…ありがとね」
『なんだよ突然!』
「…なんでもないよ。」
『はぁ…?』
『も〜、皆呼んでるから、早く行くよ。』
「…うん。」
あの後、母は捕まった。
ぺんちゃんの声も、俺の耳も完治した。
今日は3年生の卒業式。
coちゃん、kyさん、ruの。
coちゃんとkyさんは内定が決まってて、ruは大学へ行くらしい。
………俺は?
俺は医者になる為の勉強を続行している。
医者は中学生の時に目指していたから。
今からはもう勉強を追い上げをしなければならないけど、勉強は楽しい。
ぺんちゃんは先生になりたいらしく、猛勉強中である。
きっと彼なら大丈夫だろう。
お互いに受験や進学を目標に忙しい日々が続き、会えない日もある。
でもその分、会った時に沢山話す。
話して、笑って、幸せな時間。
これからもっと会えなくなっちゃうから。
俺からの提案。
煩く蝉が鳴く。
蒸し暑い気候。
辺りはすっかり暗くなっていたが、屋台の明かりがキラキラと光っている。
「ぺんちゃん早く!花火始まるよ?」
『ごめん!じゃ、はい、ラムネ!』
「おぉ〜!いいじゃぁん!」
『よかろうぞ』
「なんだよ」
他愛もないこの会話が楽しくて。
(ヒュ〜ッ
(ドン!
『わ!上がった〜!!』
「綺麗だね〜…」
『うん!』
『たーまやーー!!!』
「w」
やっぱり、ずっと貴方と居たい。
すきだよ。
『ボソ)………らっだぁと来れて良かった…』
微かに聞こえた声。
泣きそうな…寂しそうな声。
大丈夫。
(ギュ 手握
『!』
「俺もぺんちゃんと来れてよかったな。」
「ぺんちゃん。」
「好きです。付き合って下さい。」
「これからも…忙しくなっちゃうけど…、
会えないかも知れない。話せないかも知れない。」
「同棲?シェアハウス…とか、一緒に住めればな、って…、」
「………ごめん、」
『…お願い、します。』
「え、」
「いいの」
『…なんでよ/』
『だめなの…?//』
『告ってきたのそっちじゃんか……//』
「え、いや、オッケーされるとは思ってなくて、…?」
『バカ』
ぺんちゃんは耳まで真っ赤だった。
幸せが続く。
時に寂しい時もあり、病める時もある。
人生山あり谷あり。
全部が全部思う通りに行かない毎日であろうと
支え合って生きていきます。
沢山の人が。
ぺいんとが
証明してくれたこの命で。
『聞こえない存在意義』 〜完結〜
コメント
3件
曖昧な完結で申し訳ない… でも完結まで続けさせてくれてありがとう…!