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それから僕は毎日穂積さんとお昼ご飯を食べるようになった。
毎日話していると穂積さんのこともだんだんわかってきた。
穂積さんの家族のことや、好きなバンド、よく買うアイスなど、ほんとに他愛もないことだっ
たけど、それは僕しか知らないことなんだと考えるとなんだか少しむず痒い。
「そういえば、もうすぐ体育祭ですけど…ハチマキつけたら顔でちゃいません?」
僕たちの学校は体育祭は9月に行われる。文化祭は10月、その後の11月には期末テストと、二
学期はたくさんの行事が詰め込まれている。
「体育祭?サボるから大丈夫だよ」
さらっとサボるとか言ったぞ、この人。
「ダメですよ、出てください。たまには体動かした方がいいですよ」
「えー…競技には出ないよ、?」
「まあ、それでもいいんです!!僕のこと見守ってるだけでいいんですから」
「わかったよ、転んだら真っ先に駆けつけてあげるね」
と、穂積さんは優しく微笑んでくれた。さすがアイドル、笑顔が眩しい。
「それは、とても助かります、」
教室に戻ると友達の佐々木が声をかけてくる。
「お前最近昼休みどっか行くよな。なんだ?彼女でもできたか?いや、女子との出会いなんて
ないか。お前のことだし」
「どう言う意味?それ、お前にだけは言われたくない」
「じゃあどこで誰とあってるんだよ、1人なんて言わせないぞ?」
「3年の先輩と話してるだけ。……男だからね?」
じとっとした目で見つめると佐々木はギクリと言わんばかりの顔をした。
「まあまあ、疑ってるわけじゃないんだ、あ、じゃあ席戻るな〜、」
完全に逃げられた。
5限は体育祭の種目決めだった。級長が希望のある人はいますかと問う。
みんなが騒ぎ始め、話し合いに席を立つほどになった。その中僕は座っている。
歩くのがめんどくさい。座っていてもどうせ…
「律人、何にするか決めた?」
こいつが話しかけにきてくれる。
「特に、玉入れなら立ってるだけで良さそうだから玉入れでいいかな」
ついさっき穂積さんに見守っててと言ったが、玉入れなら見守られなくても良さそう。
「玉入れとかつまんなくね?障害物とかにしろよ、」
「、、じゃあ借り物?なんかいい出会いがあるかもしれない…」
目を輝かせながら言うとでこぴんされた。
「人生そんな甘くねーぞ」
こいつに説教される日が来るとは思いもしなかった。
「じゃあ借り物でいいんだな?言ってくる」
あ、ほんとに借り物競走になっちゃった。まあいいか。
「と、いうことで!僕は借り物競走に出ることになりました」
穂積さんがぱちぱちと小さく拍手をしてくれた。
「借り物競走っていかにも体育祭って感じじゃん。いい出会いがあるかもね」
「やっぱりそう思います!?これで彼女作って見せますよ」
やっぱり間違えてるのは佐々木だ!!絶対にいい出会いを見つけてみせる、!!
僕はオレンジジュースを飲みながらそう天に誓うのであった…
体育祭当日
体育祭当日になった。夏よりは涼しいがまだ太陽が昇ると暑い。
コメント
1件
うわ、青春の甘酸っぱさがじわじわ沁みるわね~!穂積さんとの昼食タイム、ちょっとした積み重ねがめっちゃ尊い。アイドルがサボる宣言するとことか、その後に「転んだら駆けつける」って返す優しさよ…読んでてこっちが照れるわ。 借り物競走で彼女を作ると意気込む主人公、頑張れ~!体育祭本番、楽しみにしてる🔥
#STPR#すとぷり#騎士X#AMPTAK×COLORS#めておら#すにすて
栞 .#𓈒 𓂂𓏸@朝 弱
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tagu2026226
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