テラーノベル
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えろ以外はセリフ多め文章少なめで
ギャグに全振りした続き
キャラ多すぎたのでセリフの前に名前付けてます。どーぞー。
薄曇りの空にセミがわめき散らす日本の夏。
成田空港に降り立った日帝は、白のワンピースを揺らしながら、爽快な笑顔で大荷物を引いていた。
「いや〜〜〜ヨーロッパ最高だったな!
ナチス・ドイツ帝国・プロイセンから始まって最後にアメリカという一夜の過ちを犯した記憶が無い訳でもないが…。」
「お酒は反省したしもう大丈夫だろ!
うん、次からはジュースでいこう、ジュース!」
心なしか、荷物の一部が旅行用ではなく逃亡用に見えるのは気のせいではない。
それでも彼女はご機嫌で、重そうなお土産袋を両手に持って――
「久々に日本の顔でも見てくか!」
そう呟いて、スキップしながら目的地へ向かった。
「ただいまーっ、日本! お土産いっぱ……」
「………………」
「………………」
「………………」
「………………」
「あれ? なんで全員いるんだ?」
扉を開けた先、目の前に並ぶ男たち。
日本、ドイツ、イタリア、アメリカ、フランス、中国、ロシア。全員、まるで裁判官のように無言でこちらを見ている。
「えっ、あの、私お土産持って――」
「日帝さん。座ってください」
日本の静かな声が刺さる。
「え、な、なんで? もしかして何かやらかしたの私?」
「“何か”どころじゃねぇよ!!!!」
アメリカが叫んだ。
彼の絶叫に続いて死んだ目でボソッと日本が呟いた。
「ありましたよ。君が起こした国家級のスキャンダルが」
にこりと笑った日本の背後に立つ、イタリア、アメリカ・ドイツ・フランス・中国・ロシア。
彼らの目には、まるで尋問官のような光が宿っている。
「旅行先で、どの国で、誰と、何を“した”んですか?」
「ほんとに…反省してる。心から……」
目を伏せ、肩をすくめて座る日帝の前に、男たちが半円を描いて立っている。
静かなる怒りを滲ませる日本。机を囲むように、彼らの表情は陰鬱そのものだった。
「じゃあ、もう一度聞こうか」
日本がゆっくりと手を組んで、目を細める日本に
「ひぃぃ……」と言って
日帝は肩をすくめた。 魔王降臨の瞬間である。
「ド、ドイツでは……ナチス、ドイツ帝国、プロイセン……」
「なんで三人もセットなんだよ!!!!」
アメリカが叫ぶ。
「それ、旅行じゃなくて合同演習だろ!」
「続けてください」
日本がメモを取り始める。
「オ、オーストリアで二重帝国と…イギリスで大英帝国…イタリアでイタリア王国…あと、オスマン帝国も…」
「本気で世界遺産巡りか何かと間違えてない!?」
フランスが顔を覆った。
独「一夜の情事が多国籍すぎるだろ……!」
露「数…増えてるな」
ロシアがぼそりと呟くと、ドイツが眼鏡をクイと持ち上げてから言った。
独「今、我々が把握しているだけで合計……何人だ、アメリカ?」
米「えーっと…ちょっと待ってろ今数える、えーと…」
スマホを取り出して数え出すアメリカ。
「……ナチス、ドイツ帝国、プロイセンから始まって二重帝国、大英帝国、オスマン帝国、イタリア王国、ソ連、ロシア帝国、中華民国、最後に親父で11人…!!」
「11人!?!?」
「えっ、ちょっと待って、私そんなに……?」
「そんなに、じゃねぇよ!!!!」
全員から一斉に飛んでくる怒号。
日帝は、ワンピースの裾を握りしめながら、机の下で正座していた。
「わ、私は……ほんの、ちょっとだけ酔っ払ってただけで……! 自分から行った覚えとか……全然ないし……!」
中「それ言い訳にすらなってないからな!?」
米「“全然覚えてないけど、多分相手が悪い”って、どの口が言ってんだよ!?」
露「しかも連絡先全部削除って、やり捨て以外の何物でもないじゃないのか」
仏「それより! 避妊はしてたってことだろうね?」
伊「その確認!? そっちの確認なの!?」
伊「後、ロシア。そろそろ怖い顔やめて? 無言で指鳴らすのやめて?日帝さん〆るの?」
「俺はずっと笑ってるぞ」
「もっと怖ぇんだよ!!」
「あっ、でもちゃんとお金は置いてきたから! ほら、誠意ってことで!!」
「それで済むか!!!!」
日帝が苦し紛れの醜い言い訳を並べるが、それで許されるなら世界の警察も動いては居ない。
全員総ツッコミに日帝タジタジ
中「お金って……それ、ホテルの支払いじゃなくて、“ワンナイトの慰謝料”だろうが!!」
独「しかも現金手渡しで逃亡って、もう職質案件だぞ!!」
米「お金渡したら許されると思ってんのか!?」
「…えっ、だってほら……誠意って大事だって日本もいつも言ってるし……」
日「誠意は土下座と説明責任です!!!」
さらに日本に詰め寄られる日帝。
日「で、連絡先は?」
「削除した!」
「なんでだよおおおおお!!!!」
ドイツが思わずジャーマン魂を叫ぶ。
「だって!ちゃんと“ごめんなさいって書いて! 現金置いて! メッセージも残して! 跡形もなく立ち去ったわけだから、こっちとしてはもう気まずくないだろ!?」
「それ全部逃げる奴のセリフだよ!!!!!」
⸻
玄関前の影の中。
一台の黒い高級車から降り立つ二人の男。
「……ここでいいのか」
背の高い男がサングラスを外し、鋭く扉を見上げる。
「GPSも通話履歴もないのに、金の匂いだけは残ってた。これは“逃げられた痕跡”じゃない。“追え”って言われてる気がしてな」
もう1人の男がポケットに手を突っ込んだまま呟く。
「ま、礼儀ってやつを教えてやらないとな。こっちは本気だったんだからよ」
「それにしても、慰謝料が15万ぽっちとはな」
「ナメられたもんだな、俺たちも」
風が吹き抜ける。二人の黒コートが翻った。
その2人は何事無かったかのように、厳重な警備をすり抜け、静かに廊下を突き進んむ。
「……この中、だな」
低く落ち着いた声。
「やっと追いついたか。だいぶ派手に逃げてくれたな、日帝」
怒気を押し殺すような冷たい響き。
ソ連とナチス。
かつて、日帝の“被害者”として夜を共にし、翌朝には置き手紙と紙幣を残されて消えた彼女に、心身ともに(そして尊厳的にも)深手を負った男たちである。
コメント
15件
日帝ちゃんそんなに………wwwww めっちや笑ったよ。オールスターズが揃ってるのにめっちゃ笑ったよ。魔王降臨に笑ったよ。それはさておき ソ連とナチスきちゃああああああ!!!!!!(大 好 物)
日帝ちゃん罪な女すぎるw

そんなにしたのか、日帝ちゃん、いつか違う国たちに無理やり飲まさせれて、、、、、、、、、ぎゃぁぁ
白狐こはく
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