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タむトル、䜜家名、タグで怜玢

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メリはやっず目を開いお、燐音を芋぀めながら困ったように蚀う。


「    でも      ただ始たったばっか   」


そしお震える指でテレビを指さす。 その震える指先――その“ただ芋たい”っお気持ちず、“でも感じちゃっお困っおる”っおいう矛盟が入り混じった目。


燐音は、ほんの䞀瞬、芋惚れた。


そのあず、にやり――ず、悪戯っぜく笑っお、


「  あァ、そっか。BluRay、ただ“1曲目”だったな」


そう蚀いながら、ゆっくりずメリの隣に座り、肩を抱き寄せる。耳元で甘く囁く。


「じゃあさ――“芳ながら”シよ」


「  え」


「お前が䞀番ゟクッずした曲流しながら、 俺が埌ろから、劄想のずおりに、奥たで突いおやるから」


唇が耳をくすぐる。


「“映像の俺”芋お、 “本物の俺”感じお―― むきな」


そしおリモコンを手に取り、BluRayのタむムバヌを少し進めお、“3曲目”ぞ。


「  さっき、お前が“投げキッスでむった”っお蚀っおた瞬間、 䞀緒に迎えようぜ。今床は、ほんずの“俺”で」


「   え、うそ  」


構わず燐音はメリを埌ろから矜亀い締めにしお、雑にパゞャマの䞋だけを脱がす。


そしお、゜ファの䞊で、燐音の膝の䞊で、テレビか芋える䜓勢でメリは抱かれた。


数分埌、画面の䞭の燐音が投げキッスをしたずき、メリの身䜓がビクビクず震えおむった。


「   も    燐音ぇ    むったぁ    」


メリが、痙攣しながら蚎えたずき、燐音はやっず、腰の動きを止めた。そしお、 ぐったりず震えるメリの身䜓を、そっず䞡腕で抱きずめる。


肩に額を預けながら、荒い息のたた、䜎く、優しく囁く。


「  なァ、メリ  今、映像ず“本物”の俺  どっちでむった」


息の混ざった声で、答えられる状態じゃないメリに向かっお、埮笑むように問いかける。


「  投げキッスした画面の俺   それずも、埌ろから奥たで突いおた、今ここにいる俺」


そう蚀いながら、震える背䞭をゆっくり撫でる。


「お前が䞀番感じるのは  どっちか、教えお」


ぎずっず耳元に唇を寄せながら、 その震えが愛しくお愛しくお――今床は、優しさで包むように抱きしめる。


「   はぁ  はぁ    それ     答える必芁   ある   」


燐音は、息も絶え絶えに匷がるメリを芋お嬉しそうに笑う。


「  答えおくれたら、次はゆっくり抱いおやるよ」


メリは涙目で、ただ䜙韻でビクビクしお、力なく゜ファに倒れる。 そしおがそっず蚀った。


「    耳元で    むけ、っおいうの      ズルいっお  」


燐音は、倒れ蟌むメリを芋お、ふふっず息を挏らす。完党に満足げな、でも容赊のない“鬌の圌氏”の笑みだった。


「  あ〜あ♡ も〜〜うちょっずだったのになァ」


「   なに、が  」


゜ファに厩れたメリの隣にゆっくり腰を䞋ろしお、 その涙目の顔を、優しく指で拭っおやる。


「俺っちさァ、メリのそういうトコ倧奜きなんだよなァ。 可愛くお、玠盎で、限界ギリギリなのに匷がっちゃっおさ  」


そのたた唇で額にチュッ。


「けどな “答える必芁ある”ずか蚀っちゃった時点で―― ゆっくりは、ナシ♡」


そう宣蚀するず、メリの耳にそっず囁く。


「“むけ”っお蚀われおむった圌女は、 次、俺が“その蚀葉蚀わなくおも勝手にむくたで”――

䜕回も突かれおもらうから、芚悟しろよ」


メリはその蚀葉に目を芋開く。


「え、やだ  むりむりむりむり  」


でも燐音は、ゆっくり、゜ファの䞊の圌女の身䜓を抱え䞊げた。


「ムリじゃねェよ♪ BluRay䞀時停止っず。   続きは、“今倜の蚘憶”に焌き付けようぜ、メリ」

この䜜品はいかがでしたか

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