お久しぶりです〜
落ち着いてきたので復帰します
スマホのメモを見ていたら,忙しい時の私の夢が暗すぎて泣けてきました
気分晴らしに描きます
前ほど投稿はできないだろうし,話も中途半端だと思いますが,既読程度に見ていただけたら幸いです
話のネタなんてありません,リクエストお待ちしております。
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kd 病み(不穏注意)
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ねぇ,この辺地縛霊出るらしいよ。
アホくさ,何信じてんの。
ねぇーえwホントだって!
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今日も朝がやってくる
やだなぁ,起きたくないなぁ
こんなことを考えていても時間はドンドン過ぎてって_
あぁ,今日は収録の日か
急いでスタジオへ向かう
時間にルーズなkm(もちさん),真面目な社長,そして大好きなfwさん
近くのコンビニでたまたま出会って
みんなでスタジオ入りしたらしい
なんだか僕だけ仲間はずれみたいでやだな
ムスッとしながらオープニングが始まり
段々その気持ちは薄れてゆく
中盤にはコロッと忘れた
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僕だけ,僕だけが上手くノリに乗ることが出来なかった
笑いになるような発言はしてないし,ただただスべっているだけ
kmさんや兄貴がカバーしてくれるが,上手くいっていないのは明らかだ
はぁ,
kmさんみたいな頭脳があれば
社長みたいに楽しくやれたら
アニキのように脊髄トークが出来たら
きっときっと___
僕が,僕だけになれたのに
_____さん,kdさん
ハッとして周りを見渡すと心配そうに顔を覗き込むスタッフと社長がいる
状況を把握出来ずにいると社長が口を開く
<大丈夫ですか?>
自分の性なのに
「大丈夫ですけど」
冷たく接してしまう
ごめんなさい,心では思ってるよ
なんて言っても聞こえない
伝わらない
こんな自分に反吐が出る
<あ,あぁ…大丈夫なら良かったです>
苦笑いの社長
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収録の事を思い出した
あの社長の苦笑い,僕の一言でスーッと空気が冷たくなった現場,メンバーの必死のカバー
この冷たい夜が全てを鮮明に思い出させた
ベットを立って
引き出しを開ける
この後はほぼ覚えていない,何を思ったか
カッターを手に取って────
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目覚めると床に倒れている
周りには赤黒い固まった血液がポツポツと垂れている
アニメや漫画の用に誰かが助けに来てくれたわけじゃ無いようだ
まだヒリヒリと痛い手首を横目に,スマホを手に取る
《ごめん,今日は行けなさそう》
グループチャットにそう打つと,消毒液を手首に吹きかける
「痛っ…」
視界が滲む,生理的な涙が零れてきて,嗚咽が溢れる
「う”ッ…ぉう”…おぇッ…」
トイレに駆け込んで吐く
3回に分けて胃の中身を全て出した
口が胃酸で酸っぱい
水でゆすいで,近くのタオルで口を拭う
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左手首に巻いた白い包帯は,赤色の面積が増えてきた
僕の穏やかな心には黒い面積が増えてきた
こんな時に誰かが慰めてくれれば
結果は違ったのかな
なんて考えてももう遅いか
事務所の屋上は雲に届きそうなくらい高く,風も強かった
それにあいにくの雨
晴 って名前なのに
最後なのに
なんだか縁起悪くて
飛ぶのに躊躇しちゃって────
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自分が落ちたのは風のせい
あ,アニキに誕プレあげてないや
あ,もちさんにギター教える約束忘れてた
あ,社長に勧められたまだお酒飲んでないや
落下する時間がとても長く長く感じて
冷たい雨が後悔や忘れてたこと,忘れたかったことを全て鮮明に思い出させた
少し不満なのは,僕が物事を思い出す時は冷たいってこと
晴 なのに,暖かいものとは無縁なこと
あぁ,まだ生きてれば良かったな────
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女性の甲高い悲鳴で通行人が視線をこちらに向ける
助けを求める声,写真を撮る音,野次馬も集まってきた
あれ,アニキたちが────
泣いてる,なんで?
僕は要らなかったはずなのに,絶対に3人で回せるはずなのに────────
空っぽな僕の目から塩辛い水が溢れてくる
まだ生きたかったよ。
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少し不穏すぎました?
すいません,今度は明るいの出しますね
お疲れ様でした〜
コメント
2件
めちゃくちゃ良き