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少年:「…出た。」

フェネス:「天使の量が尋常じゃない、!」

ボスキ:「チッ…面倒だ…」

アモン:「さっさと済まして主様を寝させるっすよ。」

ハウレス:「主様を最優先に!油断するなよ」


湧いても湧いても満足しないかのように無限に出てきてくる。あれ。いつもこんなに出ていたっけ。


???:「ほらほら。そっちばっか見てるから。」

少年:「、え」

ハウレス:「主様!!」

天使?:「落ち着きなよ。今君達の主を人質にしているようなものなんだよ。」

少年:「僕は大丈夫、だから。後、ろ」

フェネス:「ハウレス後ろ!」

ボスキ:「チッ…アモンとフェネスは主様をお願いできるか。あれは…知能天使だ。」

アモン:「お任せくださいっす。すぐ助けますよ。フェネスさんも大丈夫すか?」

フェネス:「うん…俺も出来る限りの全力を出すよ!」

ハウレス:「頼んだぞ」




冷や汗が止まらない。なんだかとても狂気を感じて、つい昨日の夢を思い出してしまいそう。


“私も名前がありませんでしたから。”


狂いそうな呼吸を一生懸命正常に。表には表させない。表させたら皆を心配させる。焦らせる。僕のせいで怪我をさせる。嫌だ、嫌だ…



知能天使:「あれれ。悪魔執事の主様は緊張しているようだね。折角だし自己紹介でもしようか?」


今は手を握られた状態で皆と少し離れた森の中に。二人きりで過ごしている今。すっごく怖い。でもこの知能天使と呼ばれた人に弱みを見せたらもっと駄目な気がする。頑張らなきゃ。


知能天使:「私はセラフィムと言うんだ。君、かなり背が小さいね。何歳?名前は?」

少年:「僕は…、9か10。名前は…ッ、」

ジジジジジ。キーーシラナイシラ、プツ。

*セラフィム:*「そうかい。名前はないんだね。なんとも可哀想に…抱きしめてあげよう。」


腕を広げられ、怖い、怖い、嫌だ、嫌だ嫌だいやだいやだ。


ガキンッ!!

フェネス:「おまたせしました。主様。」

アモン:「主様には触らせる気はないっす。」

少年:「ふたりとも…」

セラフィム:「あらら。邪魔が入ってしまったようだね。ごめんね悪魔執事の主。折角だしあった御縁として貰うよ。」

ザクリ。

少年:「、〜」

フェネス:「主様!!」フサァッ

僕の記憶はここで途切れている。そのあと…

フェネスside

アモン:「主様、の…髪…」

知能天使の言葉に疑問をもち不審な動きがあったらすぐに動こうとしたけど、間に合わなかった。腰ぐらいまであった綺麗な髪は、首元あたりまでとても短くなった。そのとき主様はもっと驚いていて、衝撃で倒れかかっていた。俺がギリギリ抱けたけど、本当に危なかった…

セラフィム:「綺麗なストレートだ事。」

アモン:「よくも主様の…!」

セラフィム:「まぁまぁ。これの代わりとして今出続けている天使の出現をやめてあげるよ。」

フェネス:「嘘、ずっと…!?」

ボスキとハウレスは悪魔の開放をしてもらっているけれど、ボスキに対しては代償がとても大きい。早く行かないと。…知能天使は?!でも…それより今は仲間だ。アモン!急いでハウレスとボスキの元に行くよ!

            «続»

孤児院主と18人の執事。

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