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ついに2/10の妖怪の紹介完了しました。今回は総集編#2です。
・河童
日本各地にいるとされ、主に水辺に生息すると言われています。姿は全身緑色のことが多く、悪戯好きで人などを水の中に引きずり込んだり人と相撲を取りたがる妖怪です。
・ねねこ河童
北関東の利根川に棲み、関東一帯の河童たちの大親分がこの妖怪です。ねねこ河童の棲み着いたところは大水害が起こると言われ、怖がられていたらしいです。九千坊という妖怪も手を出せなかった程強いです。
・九千坊
1600年以上前に中国から、河童の一族約9000匹を引き連れて熊本県の筑後川に現れ、日本でも暴れまわったと言われています。だが400年ほど前に熊本県の大名を怒らせ、徹底的に懲らしめられたそうです。その後は筑後川が水害を起こさないよう守った妖怪です。
・牛鬼
西日本、東京の浅草に棲み、顔は牛、体は蜘蛛になっていることが多いです。人間に化けたり、相手の影を舐めて命を奪ったりなど妖怪の中で最強格の能力を持っている妖怪です。
・船幽霊
大きさは人と同じくらいで日本各地に現れます。満月や新月、雨や霧の夜に出てくるとなっていて大体は柄杓を求め、渡すとその柄杓で船を沈めようとする話が有名です。他にも船幽霊は仲間を増やすために現れるとも言われています。
・アマビエ
大きさは不明、熊本県(肥後国)の妖怪でこれと言った危険はありません。体は鱗で覆われくちばしがあり髪も長く、3本足の見た目をしています。大体今から180年ほど前に熊本県の海に現れていたとも言われています。
・小豆洗い
日本各地にいるとされ、山などの川のそばで小豆を洗う妖怪です。音のする方に近づくと川に落ちたり、人を化かすなど悪戯をすることもあります。
・磯女
上半身は黒髪の美女のことが多いが下半身はぼやけていたり、蛇や龍のような姿になっていることが多いです。出現場所は九州、砂浜や漁港に立っていて、声をかけた人を大声で驚かせた後、髪の毛を巻き付かせ、血を吸う妖怪です。
・置いてけ堀
その昔、ある釣り人が堀で釣りをして、帰ろうとしたところに堀から声が聞こえたそうです。怖くなった釣り人は釣った魚を放り出して慌てて逃げてしまったらしいです。
・水虎
河童の一種とも言われるが、河童よりもより獰猛で危険な存在です。江戸時代の文献には、「水虎に引かれし者は二度と戻らず」と記され、これは溺死の原因として恐れられていたという事です。