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・拡散はご遠慮ください。
・ご本人様の目につかないようにしてください。
・事後描写があります。
・R15くらいの描写あり。
・この世の全てと無関係です。
以下の内容を把握できた方のみお進みください。
カーテンの隙間から差し込む、あたたかい光が俺を包み込む。
「ん…、」
スマホを見ると朝の9時を過ぎていた。昨日はお互い久しぶりに会ったのもあって少し盛りすぎてしまった。隣を見ると、綺麗な黒色の髪の毛を持つ彼は俺に抱きつきながら、未だ安眠している。彼を剥がすようで申し訳ないが、流石にこのままではいけないので抱きついている手を除けようとする。
「…ん、せら、お…はなさ、ないで…」
寝ぼけたままの彼は俺に縋りついてくる。そんな可愛い真似されてしまったら、離せなくなるではないか。
「大丈夫だよ凪ちゃん。俺ちゃんといるからね?」
そう声を掛けると、すっかり安心しきってしまったようで、また深い眠りについたようだ。
「凪ちゃん、かぁわいい、」
そう言葉をこぼしながら彼のサラサラの髪を優しく撫でる。太陽の光を含んだ彼の髪の毛はこの世のものとは思えないほど、とても美しかった。その美しい髪の毛も、何もかも吸い込んでしまいそうに澄んでいる藤色の瞳も、凪ちゃんの心も、今は全部俺のもの、なんて思うと幸福感で満たされる。しばらくサラサラの黒髪を撫でたあと、流石にそろそろ起こさなければならない、と思い彼の上にまたがるようになり、彼の耳元で、そっと囁く。
「凪ちゃん、もう朝だよ。」
そう言うと彼は驚いたように飛び起きた。耳元で囁かれた俺の声にひどく驚いたのか、耳元を抑え顔を真っ赤にしている。
「あ、あなた!!!急に耳元で囁くなんて聞いてないですよ!?」
「だって囁くなんて言ってないからね。」
「このせら夫!!!」
凪ちゃんは俺の胸をぽかぽか殴ってくるが、力がこもっていないため何も痛くない。なんなら上目遣いでこちらを見つめてきて、可愛い。歯止めが効かなくなるかもしれない。
「ねぇ凪ちゃん」
「なんです、
そう言いかけ、上を向いた彼の口を自分の口で封じる。
彼の口の中に自分の舌をねじ込み、口内を犯すように。お前の口内は俺のものだと、わからせるように。逃げようとしている彼の舌に、自分の舌を絡める。どちらの唾液かわからなくなってきた頃、背中を叩かれる感覚を感じて、凪ちゃんを解放する。
「はぁ♡あっ、う、♡ん、♡っ……♡」
言葉にならない声をこぼす彼に、
「凪ちゃん、気持ちよかった?」
なんて聞かなくても分かる質問を問いかける。
「…きっか、なくても♡わか、るでしょうが♡!」
そう言う彼は腰が抜けていて、口から唾液が垂れている。少し服が着崩れていて、目の中にハートが見えるようで、普段からは想像できないほど甘ったるい声で。そんな状態に自分がしたのだと考えると酷く興奮する。
「!?…せら夫、あなたの、下腹部…」
そう凪ちゃんに言われ、自分の下腹部に目をやると、自分のブツがズボンの下でテントを張っていた。
「……これ、凪ちゃんがさせたんだよ?」
諭すように言う。
「は、…あなたが勝手に興奮してるんでしょ…」
「いや、たかが舌を入れただけのキスに腰抜かしてえっちなことになってる凪ちゃんが悪いでしょ。」
「えっちとか言うなよ!!!」
「まぁ、そういうことだから。俺のここ、凪ちゃんに興奮してこんなに大きなテント張っちゃってるよ?」
彼の耳元で、囁く。
「アキラなら、俺のこれ、鎮める手伝いしてくれるよね?」
アキラはその囁きに、茹でダコのように顔を赤らめる。そして、俺をまるで煽るかのように。
「いいですよ♡その代わり、セラフのそれで私のここも、いっぱい満たして♡」
この人は俺のことをどれだけ煽ったら気が済むのか。本当に歯止めが効かなくなってしまう。
アキラのことを射止める。絶対に逃さない、という思いを込めて。
俺とアキラの朝はまだ始まったばかりだ。