テラーノベル

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テラーノベル(Teller Novel)

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こちらの作品、オリキャラ、年齢操作が含まれます。チョンミンアコという🐔「」はオリキャラです。苦手な方はスルーのお願いします。🐯🐹よりの🐰🐯🐹お話です。本人様には全くご関係ありません。二次創作です。他のメンバーの方やいじめ、性表現も少々出てくると思いますのでそこんところよろしくお願いします。

他に気になることがありましたらコメントください!

ノベルで何話も続きます!

それでは、私が作った自己満作品、どうぞお楽しみあれ!



______________________________________

俺の名前はキムソクジン。万端高校、中学二年生だ。

ごりごりの男子である。まぁその事は秘密にしている。たった一人をのぞいて。


🐔「おぉ!ソクジナー!!」

🐹「ちょっ、アコ、うるさい。」

彼女の名前はチョンミンアコ。俺と同じ二年生だ。こいつだけ俺の秘密を知っている。

そしてこいつも、

🐔「やー、うるさいとはなんだよ!おすすめのbl漫画紹介してやろうと思ったのに!もう、ジナになんかいってやんない!」

ごりごりの腐女子である。

🐹「えぇ!ごめんて!アイス奢るから教えて!お願い!」

🐔「よし。良いだろう。」

アコは安定にちょろい。いつもヘラヘラしててなんで俺みたいな陰キャと仲良くしてんだろ。

🐔「でね~!○○でさぁ~めっちゃ面白いんだよ~!」

🐔「って聞いてる!?」

🐹「へッ、あっ、ごめん!なんも聞いてない。」

🐔「はあ~?もういい!ジナなんか知らない!」

アコは椅子を前に向け俺に背を向けた。

🐹「ごめんってアコ~!」

軽く謝ったってアコは見向きもしない。

(これは、面倒くさいパターンかも。)

心のなかで落ち込んでいると先生が教室に入ってきた。

「おーい、席につけ~」

先生の声一つでガヤガヤとしていた奴らが全員席につく。まぁ、俺らもガヤガヤしてたけど。

「はーい!それじゃあ、今日は転校生が来ています!」

🐔「えっ!?聞いた?!転校生だって!ジナ!」

アコが俺に向かって叫んだ。声量は…バカ。

🐹「ちょっ、聞こえてるから、そんな大きい声出さないで…恥ずかしい…」

(こいつはどうしてこんなにも人のことを考えられないのか。俺は目立ちたくないのに。ていうか、さっきまで喧嘩してたよね!?数秒前の記憶、どっかいったの!?えっ!?ニワトリ!?)

「せんせーい!男ですか?女ですか?」

一人の女子がそう言った。

「男だ。」

先生がそう答えると美少女を期待して絶望へ落とされた男子が数名いた。それと比べて女子は大発狂。めっちゃ嬉しそうだった。

「おーい!みんな、静かにしろ~」

その人ことだけで静まり返った教室を見渡すと先生は、「よし、中にはいれ。」と言った。ガラッとドアが開くとみんな、ドアに視線を集めた。

すると教室に入ってきたのは_____________



🐯「キムテヒョンです。よろしくお願いします。」


バチくそイケメンだった。

「キャー!やばー!」

「かっこよすぎでしょ!」

「私、この学校でよかった~!」

などと、女子の歓声が痛いほど聞こえてきた。

(ここはライブ会場じゃねーんだからな。)

(でも、まぁ、うん。確かに…)

さらさらなセンター分けの髪。こちらまで漂ってくる良い香り。目も、鼻も、口も、全てが彫刻のように掘られていた。まるでお人形さんみたいだった。

(かっこいい…)

「じゃあ、テヒョンくんは、一番左の列の奥の方で。」

スタスタと歩く姿すら様になっていて、少し見とれてしまった。

(はっ!違う!違う!俺が好きなのはblであって男じゃない!俺はホモじゃない!でも、まぁ、かっこいいし?…好き…?)

🐹「って違う違う違う!!!!」

「どうした?ソクジン。なんかあったか?」

🐹「へっ?」

あ、ヤバい。声に出てしまっていた。

🐹「あっ、いや、何でもないです。」

(はぁ~…はっず、馬鹿じゃないの?俺。)

みんな俺のこと怪訝そうな目で見てたし。勿論、アイツだって。

(あぁ!もう!この事、考えるのやめやめ!)

「それじゃあ、授業始めるぞ~。教科書、72ページ開け~あ、テヒョンくんは誰かに見せて貰えよ~」

(どうせ隣の席のサナちゃんとかに見せてもらうんだろ。良いよな、イケメンは、女子の近くにいっただけでキャーキャーされてさぁ。)

なんて、考えていたから背後から近づく影に気がつかなかった。


トンッと肩を優しく叩かれた。


🐹「ヒャッ!って、え?テ、テヒョン君?」

🐯「フッ、なにその声。」

俺の目の前に現れたのは今日転校してきたくそイケメンだった。

(びっくりして変な声出ちゃった。)

🐯「………………………………………」

(は、恥ずかしい…)

🐯「顔真っ赤。そんなに恥ずかしかったの?」

🐹「へっ?いや、別に恥ずかしいとかじゃナイデスケド。」

下手くそな言い訳を呟くと目の前にいるくそイケメンはにやっと笑った。

🐹「…で?なんのようだよ。」

🐯「いや、教科書見せたもらおうと思って。」

🐹「は?」

(いや、何で俺なの?周りに見せてもらう人、たくさんいたよね?ていうか、いなかったとしてもお前みたいなイケメンだと誰でも見せたくれそうだけど。)

🐹「いや、隣のサナさんとかに見せて貰えよ!席も近いんだし!」

🐯「お前が良い。」

🐹「はっ!?」

(何をいっているんだ?こいつは。自分がいってることわかってんのか?)

紅くなった頬を隠すように下を向くと俺はまた、反論を続けた。

🐹「てか、見せてもらうにしてもお前と俺じゃ席が離れすぎてるだろ!どうやって見るんだよ!」

🐯「…先生、こいつの机で一緒に勉強しても良いですか?」

(何を聞いてるんだこいつは!先生がそんなの許すわけ…)

「あぁ、別に構わないが、狭くないのか?」

(良いんかーい!!)

🐯「大丈夫です。」

(俺は全然大丈夫じゃないんだが?)

「えぇーいいなぁ!私もテヒョンくんと一緒に勉強したい!!」

「うちも!!」

「そんなの私だって!!」

「何であのくそ陰キャとだわけ?意味わかんない、」

「それなぁ~テヒョン君に陰キャ菌がうつったらどうしてくれんのって感じ。」

(やっぱりそうだよなぁ~いやぁ、悪口は日常茶飯事だから気にしないけどさぁ~心配なのはこのイケメン。俺なんかと一緒にいて、女子の言う通り、大丈夫なのって感じ。選ぶ相手間違えたなぁ。)

と、横のイケメンをみると怪訝そうに辺りを見渡した。

(こりゃあびっくりしてんなぁ。でも、見た目からして陰キャってわかるくね?まぁ一日でもたてばこいつも離れていくだろう。俺の女子からの嫌われ度は半端じゃないからなぁ。唯一、仲良い女子はアコだけ。ま、別に良いけどさ。)

「おーい!静かにしろ!」




______________________________________




「んで~、ここがこうなってだなぁ~ここの戦いは終わるんだなぁ~、んで次が、」


只今、歴史の授業中です。生徒がもくもくと先生の話を聞いたいるなか、一人こんがらがっている生徒がいます。それは、

(近い近い近い近い近い近い近い近い近い近い近い近い近い近い近い近い近い近い近い近い近い近い近い近い近い近い近い近い近い)


キムソクジン君です。

さっきからずっと近いという言葉しか頭にはありません。

(無理、良い匂いするし、意外とこいつ、体格良いし。)

どんどん体中に熱が帯びていく。

時折、肩がピタッと触れてしまうので余計緊張してしまう。横を向いたら顔面国宝がいるので教科書すらまともに見れない。授業なんかちっとも頭な入ってこなくって、ノートなんてとれてるわけがない。

(たった一人の人間になに緊張してるんだ俺は!)

(しかも相手は男だぞ?ホモでもない俺がどうしてこんなにも緊張してるんだ!)

ふと、横をちらっとみると細くてきれいな指を動かしながらノートをとっているイケメンが目に写った。

(うわ、真面目かよ。ノートキレイすぎじゃね?こいつ、中身まで完璧なのかよ。絶対頭良いじゃん。スパダリ?)

なんて、考えていると緊張していた自分がバカらしくなってちゃんと先生の話を聞くことにした。すると、先生が「じゃあ教科書の写真見てみろ。」と言ったので俺は机の上にある教科書に目線を向ける。

でも、その写真は教科書の奥の方にあり、俺の席からじゃ見えなかった。なので、少し身を乗り出してテヒョン君の方によると、ピタッと肩同士が当たってしまった。そのとき、まるで稲妻に打たれたのかのように体がビクッと跳ねてしまった。その振動が伝わったのかテヒョンくんはこちらを向いた。

(やめて、こっちを見ないで)

届くはずのない台詞を頭のなかで連呼しながら俺は、紅くなった自分の頬をつねった。


______________________________________



キーンコーンカーンコーン


🐔「終わった~!」

ばかでかい声で俺にそう叫んできたのはアコだった。

🐔「ジナ~!って大丈夫?ジナ、死にそうな顔してるけど。」

🐹「………………………………………………」

🐔「ありゃ、こりゃもうダメだね。てか、テヒョン君!これからよろしくね!私、チョンミンアコ。」

🐯「よろしく、アコ。」

🐹「おいこら、なに二人で仲良く挨拶交わしてんのさ!」

🐔「おっ、ジナ、生き返った。」

🐹「いや、死んでねーし。そうだ、アコ、ノート貸してくんね?」

🐔「えっ?良いけど…とってないの?ジナにしては珍しいね。なんかあったの?授業中。」

🐹「ハッ!?ベッ,ベツニ!ナンニモナイシ!」

🐔「いや、めっちゃひきつってるけど。」

🐹「うるっせぇ!良いから見せろ!」

🐔「うん、わかったわかった。だから、何があったか教えて!」

🐹「だから!なんもねえって!」

🐔「えぇ?ほんとかなぁ~?ねぇねぇテヒョン君!本当になにもなかったの?」

(おいイケメン。そこはしっかりなにもなかったって言うんだぞ。)

目で圧をかけていると、イケメンは口を開いた。

🐯「俺は何もなかったけど、こいつは顔真っ赤にして下向いてたぞ。」

🐔「えっ!?やっぱりジナ、何かあったでしょ~!」

🐹「いや、ガチで何もないし!」

🐔「嘘だ!顔真っ赤にしてたってことは、もしかして、テヒョンくんが横にいて緊張しちゃったとか!?」

🐹「はぁー?!んな分けねーだろ!」

🐯「顔真っ赤だけど。」

🐹「うるっせぇ!」

(このイケメンめ!何言ってくれちゃってんだ!)

ふと、テヒョンくんの方を見ると、ニヤニヤしながらこちらを見つめていた。

(こいっつ、マジムカつく!!!!)

🐹「おいアコ!もう鐘なるから前向け!」

🐔「えっ?マジ!?」

アコはそそくさと次の数学の授業の準備をしながら前を向いた。



🐹「お前はいつまで俺の机にいるつもりだ!もう歴史の授業は終わっただろ!さっさと自分の席に戻れ!」

🐯「いや、次の数学の授業も国語の授業も古典の授業も世界史の授業も全部、教科書見せてもらわないとだし、あと、教科書届くの一週間かかるから、一週間宜しく。」


🐹「はぁ~!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?」

ソクジンくんの学校生活は一体どうなってしまうのか!


1腐男子 終わり

ソクジナ姫の恋物語。

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