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赤×水《超長文・季節感バラバラ》





















#死ぬまでにしたい100の事_.





















51~100
















No.51_花屋で好きな花を選び合う。








街の小さな花屋。






赤「好きなの選んでみて?」






って赤ちゃんが言うから、僕は白いラナンキュラスを選んだ。






赤「水っぽい。ふわっとしてて、でもなんか芯が強そうッ…笑」






じゃあ赤ちゃんは ~ ?って聞いたら、






彼は迷わず赤いガーベラを指した。






水「真っ直ぐで、明るくて、目が離せない感じ……、」






それって赤ちゃんの事じゃない?って言ったら、ちょっと照れてた。
















No.52_遊園地でジェットコースターに乗る。








水「高所もスピードも苦手なんだけどぉ……、」






僕が不安げに言っても、赤ちゃんは手をぎゅっと握って、






赤「大丈夫、俺がついてるってば」






って笑ってくれた。






落ちる瞬間、思わず目を瞑った僕の耳元で、






赤ちゃんが叫んだ






赤「愛してる ~ ッッ‼︎」






は、風よりも響いてて怖さが一瞬で吹き飛んだ。
















No.53_鏡の前でお互いを褒め合う。








ある日の夜、






赤「たまには、面と向かって褒め合ってみる?」






って赤ちゃんが言い出した。






鏡の前に並んで、






赤「水の睫毛、長くて羨ましい」






とか、






水「赤ちゃんの笑い方、世界で1番好きっ…‼︎」






とか。






言葉を交わす度、映る2人の姿が、






少しずつ柔らかく、幸せなものに変わっていく気がした。
















No.54_水族館の夜間開放に行く。








閉館後に特別開放された水族館。






照明がゆっくりと落とされた静かな館内に、






光る海月やゆったり泳ぐ魚達が浮かんでいて。






僕達の影をふわりと包み込んでくれる。






赤ちゃんが水槽の前で手を繋いでくれて、






赤「水ッ、ここに来ると、なんか時間止まったみたいだね…」






って囁いた。






静寂の中、僕達の心だけが、柔らかく確かに脈打っていた。
















No.55_縁側で線香花火をする。








夏の夜、何処か昔の実家を思わせる古民家を借りて、






2人で縁側に座って線香花火を楽しんだ。






僕の火が落ちそうになると、赤ちゃんがそっと近づけてくれる。






赤「……支え合い、ってこ ~ いうことかなッ、笑」






それと同時に笑う赤ちゃんに、何処か胸がきゅッ…となる。






終わるまでの短い命を見届ける、2人だけの時間だった。
















No.56_お互いの似顔絵を描く。








カフェで過ごす午後。






お題は『5分で描いて、見せ合う事』。






元々赤ちゃんは絵が得意で、5分でも物凄い綺麗な絵を描いてみせた。






僕の絵は安定に壊滅的。






水「ぇッ、ちょ……綺麗すぎないッッ、!?」






赤「だって好きな人だし」






短いタイムリミットの中でも、






ちゃんと”好き”が込められていて嬉しくなった。
















No.57_知らない街を2人で散策する。








地図も使わず、知らない街を歩く。






入り組んだ路地、地元のおばあちゃんが営む和菓子屋と、






ひっそり佇む古本屋。






赤ちゃんが






赤「ぁッ、ここ入りたい」






って言う度、新しい場所に2人の物語が増えていく気がして。






一歩一歩進む度に、今日が愛おしくなった。
















No.58_2人だけのアルバムを作る。








水「はいっ、チーズっ‼︎」






撮り溜めた写真たちを印刷して、






手書きのコメントも添えてアルバムに閉じていく。






笑ってる僕、真顔の赤ちゃん、






アイスをあ ~ んで分け合ってる瞬間。






何気ないのに、全てが奇跡に見える。






赤「水と生きてる時間って、本当に特別だねッ、♪」






って言葉に、思わず涙が溢れた。
















No.59_公園でピクニックをする。








お弁当を作って、大きな布を敷いて、






2人で寝転んで、雲を見上げて。






赤「この雲、水っぽいッ、…」






って赤ちゃんが指差した先には、ふわふわした優しい形が浮かんでた。






水「赤ちゃんは……太陽みたいっ…笑」






僕がそう言ったら、






赤「それッ、暑苦しいって事ッ、!?笑」






って笑われたけど、ちゃんと意味、伝わってたと思う。
















No.60_お互いの夢の話をする。








赤「もしも病気じゃなかったら…、何になってた?」






不意に赤ちゃんが聞いたから、僕は少し考えて、






水「小学校の先生とか、いいな ~ って思ってた」






って答えた。






赤「水は子供好きだもんね ~ っ」






って微笑む赤ちゃんに、






水「赤ちゃんは?」






って返すと、






赤「……今、水の隣に居れるなら、これ以上はないよッ…笑」






って、優しく、強く言ってくれた。
















No.61_2人で子供用プールに入る。








夏の暑い日、庭先にビニールプールを広げて、水を張って足を浸した。






スイカを食べて、水鉄砲で遊んで。






赤「大人になっても、こ ~ いうの忘れたくないよね」






そう赤ちゃんが言った一言に、






僕はうんッ、とだけ頷いた。






時間を巻き戻す事は出来なくても、






心だけは、昔に戻れるかもって思えた1日。
















No.62_自分の秘密を、全部話す。








水「僕、赤ちゃんに全部話したい事があるッ、」






今まで言えなかった事、心の奥底に隠していた気持ちを、






赤ちゃんに全部伝えると決めた。






赤ちゃんはただ静かに聞いてくれて、






赤「何でも話して。水の事、全部知りたいから」






そんな言葉に、緊張からやっと解放される。






僕は本当に大切な事を打ち明け、心が軽くなった様に感じた。
















No.63_いつか一緒に住む家を見つける。








赤「将来…、一緒に住む家見に行こッ、?」






と赤ちゃんが言って、2人で未来の家を探しに出掛けた。






理想の家を見つけては、






お互いにどんな家具を置くか、






どんなインテリアにするかを話し合う。






水「こ ~ いう風に一緒に暮らす家が出来ると思うと、凄く楽しみだねッ…‼︎」






そう言った僕の頭を、赤ちゃんは優しく撫でる。






その家がどんな家であろうと、2人で過ごす時間が何よりも幸せだと思った。






……例え、そんな未来が訪れなかったとしても。
















No.64_思い出の場所を訪れる。








2人で初めて出会った場所を再訪することにした。






その場所に立つと、あの日の事が蘇る。






懐かしさと共に感じる温かな気持ち。






赤「……ここで初めて会ったんだよねッ、」






と赤ちゃんが言い、手を握り締める。






その瞬間、全てが繋がるような感覚があって、






2人で歩んできた道のりに感謝の気持ちが溢れた。
















No.65_サプライズで旅行に連れて行く。








水「赤ちゃ ~ んっ!」






赤「ん ~ ッ?」






水「旅行行こッ…‼︎」






と、僕は赤ちゃんにサプライズで言った。






赤「ぇッ、何処に…??」






水「秘密 ~ っ…♪」






驚く赤ちゃんに、行き先は秘密にして電車に乗り込む。






途中で赤ちゃんが何度も予想していたけれど、その中に正解は無い。






最後に着いたのは、彼がずっと行きたかったあの場所。






赤「こんな素敵な場所に連れて来てくれてありがとッ、…大好きだよ…」






そう涙ながらに言う赤ちゃんを見て、






僕は胸がいっぱいになった。
















No.66_2人だけの秘密基地を作る。








赤ちゃんと一緒に、自分達だけの秘密基地を作ることにした。






大きな布を使って、リビングに小さなテントを立てる。






そこで寝転がりながらお話をしたり、






いっぱいぎゅ ~ したりした。






赤「……ここで過ごす時間、すごく好きかも」






僕の頭を撫でながらそう言う赤ちゃんの言葉に、






黙って頷いた。






秘密基地は、どんな豪華な部屋よりも居心地が良い。






僕達以外知ることが出来ない、2人だけの世界。
















No.67_2人でスカイダイビングをする。








水「スカイダイビング、やってみたいッ…‼︎✨」






赤「……ぇ、」






僕が突如発した言葉に、赤ちゃんは物凄い困惑した表情を見せる。






でも、どうしても一度は挑戦してみたくて、






必殺上目遣いで彼氏に訴えかける事にした。






水「ねッ…、おねがいッ、……」[うるゞ






赤「ぅ、…まぁ、可愛い彼女の為なら……」






水「やったぁ ~ っ‼︎赤ちゃん大好きっ‼︎」






渋々承諾した赤ちゃんと2人で空を飛ぶ事に。






空に飛び出した瞬間、風が顔を撫で、






目の前に広がる景色は言葉にならない程美しかった。






赤ちゃんと目を合わせて、笑顔を交わす。






人生で中々無いこの体験。






この体験でまた赤ちゃんに恋するなんて、思ってもいなかった。
















No.68_露天風呂に一緒に入る。








寒い日、温かい露天風呂で2人だけの時間を過ごす事に。






お湯が心地良く、湯気が立ち上る中で、






赤ちゃんと一緒に静かに過ごす。






赤「……幸せだなぁッ、」






そう呟いた赤ちゃんに、僕は思わず抱き付いてしまった。






赤「わッ、……」






水「……大好き」






赤「ッ…‼︎」






赤「うん…、俺も」






ぎゅ ~ し合って、お湯をかけ合いっこして。






2人で過ごす事が人生1の幸せだって、改めて痛感した日。
















No.69_初めて一緒にバンジージャンプをする。








赤「バンジージャンプ…‼︎行こッ、‼︎」






スカイダイビングは行けるのに、バンジージャンプが本当に無理な僕と、






スカイダイビングは苦手なのに、バンジージャンプは行ける赤ちゃん。






この前は無理言ってスカイダイビングしてくれたし………。






水「ぅんッ、…わかった…!」






僕は恐怖で足がすくむ。






高い場所から飛び込む瞬間、心臓が飛び出しそうになった。






なのに、彼と一緒に降りた後の爽快感は言葉に出来ないほど気持ちが良い。






赤「やってよかったね ~ ッ笑」






って笑う赤ちゃんに、僕は自然と口元が緩んだ。
















No.70_初めて自転車の2人乗りをする。








赤「今日は自転車で何処か行こっ…‼︎」






水「お ~ ッ…✨い ~ ね…‼︎」






僕が後ろに乗る形で2人乗りして、






風を切って走り抜ける。






不安定で少し怖いけれど、赤ちゃんが






赤「大丈夫、しっかりつかまってて」






と言ってくれた。






その言葉に安心して楽しみながら乗れた僕は、






赤ちゃんとの時間をとっと大切にしたいと思った。
















No.71_夜の公園でブランコに乗る。








夜、静かな公園でブランコを漕ぐことに。






赤ちゃんと一緒に、月明かりの中でゆっくりとブランコを漕いだ。






赤「……この空、綺麗だねッ、」






と呟いた赤ちゃんの横で僕は、






黙って空を見上げる。






ゆっくりと揺れるブランコが、






なんだか2人の時間をより穏やかにしてくれるように感じた。
















No.72_お互いに似合う服を選んでプレゼントする。








水「ぁ…、この服赤ちゃんに似合いそうッ…」






僕が選んだ服は、赤と黒のtheカッコいい系のジャケット。






よく赤ちゃんが着ている系統で、






赤ちゃんに1番似合っている色。






プレゼントにする為、隠れて会計を済まそうとすると、






赤ちゃんも僕に服を選んでくれていた。






2人で仲良く会計を済ませ、プレゼントし合う。






赤「めっちゃ似合ってるよ、かわいい」






水「赤ちゃんも似合ってるッ、かっこいい…‼︎」






そうお互い言い合う時間に、心から幸せを感じる。






赤ちゃんが嬉しそうに笑ってくれたその笑顔が、






何よりも最高なプレゼントだった。
















No.73_2人で海外旅行に行く。








赤「海外旅行行くぞ ~ ‼︎」






水「ぇッ、え…!?!?」






朝起きてすぐ。






元気いっぱいの赤ちゃんにそ ~ 言われて2人で海外に行く事に。






異国の地での新しい体験はどれも刺激的で、






街並みの美しさや、異文化に触れることが出来た。






旅行のプランは殆ど赤ちゃんが立ててくれていて、






僕はただ『ここに行ってみたい』とノートに書いただけ。






水「……赤ちゃん、なんでそんなに優しいの?」






赤「何って……俺はただ、彼氏として当然の事をしてるだけだよ ~ ?」






水「 ~ ~ ~ ~ ッッ……、愛してるッ、」






赤「んふッ…、俺もだよ。世界で1番愛してる」






大事なのは、何処に行くかより、誰と行くか__






そして今、確かに僕は『行きたかった場所』にいる。






世界で1番僕を愛してくれて、僕も世界で1番愛している赤ちゃんと一緒に。
















No.74_お揃いの服を着る。








赤「おッ、似合うじゃん‼︎可愛いっ‼︎」






水「わッ…もぉ ~ 、急に抱き付かれるとびっくりするじゃんッ笑」






赤「ごめんごめんッ、思った以上に可愛くて…」






赤「カップルっぽい…!笑」






嬉しそうに目を細めて笑う赤ちゃん。






白いTシャツにデニム。






全然普通なのに、嬉しくて仕方がなかった。






“カップルっぽい”じゃないよ、ちゃんと恋人なんだよ。






言えなかったけど、心の中でずっと叫んでた。
















No.75_一緒にお風呂に入る。








前は露天風呂だったけど、今回はお家のお風呂。






赤「水、背中洗ってあげるから前向いて」






そんなこと言ってくれるから、僕はお言葉に甘えて背中を預ける。






本当はくすぐったかったはずなのに、それすらも何故か嬉しい。






泡だらけになって笑い合って。






お湯の中、そっと足と手を絡めたら、






赤「ッ、…!?」






水「……ッッ笑」






赤ちゃんの心臓の音が伝わってきた。
















No.76_彼氏の寝顔を見つめる。








先に眠ったふりをして、横目で何度も見てた。






ちょっと口が開いちゃってるとことか、






眉がきゅってなってるとことか。






水「……いつもかっこいいのに、こ ~ いう時かわいいのずるいよッ、…」






全部、全部愛おしくて、泣きたくなる程だった。






時間が止まれば良いのに、って何回思ったんだろう。






目を閉じて、何度もキスを落とした。
















No.77_抱きしめられたまま寝落ちする。








本当は毎日やってるんだけど、記録に残しておきたくて。






赤「水、眠たい…?」






って声に、うんって小さく頷いた後、






頭を撫でてくれる赤ちゃんの心音を胸の中で聴く。






目を閉じれば、夜は怖くない。






夢でまた同じ景色を歩ける気がしたから。
















No.78_抱きしめあって、『だいすき』って言う。








突然、ぎゅッ…とされた。






赤「なんか、今日……すごい水の事大好きだなって思って……」






笑ってるのに、ちょっとだけ泣きそうになってる。






水「僕もだいすき、1番すきッ、‼︎」






『だいすき』って僕も沢山言った。






いつか声が出なくなる日が来ても、






この言葉だけは絶対に先に渡したい。
















No.79_赤ちゃんに髪を切ってもらう。








美容師免許を持ってる赤ちゃん。






僕は決まって赤ちゃんに髪を切ってもらうのだ。






赤「今回もマッシュぐらいまで切ろっか ~ ?」






水「うんッ、お願い…‼︎」






切り終わった後、赤ちゃんは毎回ベタ褒めしてくれる。






赤「うゎッ……、まじで似合ってるね、かわいい……」






そう言って僕の頭にキスを落とすのは毎回の事。






その言葉を聞いて、






うわッッ……好きッ………。






って僕が思ってるのも毎回なんだけどね。
















No.80_一緒のイヤホンで音楽を聴く。






赤「…これ、めっちゃ良い曲だね。水のイメージにぴったり」






水「うん、…僕が大好きな曲ッ……」






片耳ずつ分けたイヤホンから流れる歌声。






重なる鼓動と、遠くに流れる車の音。






2人だけの世界だけが、優しく揺れてた。
















No.81_『だいすき』って、『あいしてる』って何度も言い合う。








赤「…ね、水」






水「なぁに……、?」






赤「……大好きだよッ、?」






水「………僕も、大好き」






赤「俺は……、愛してるけどね」






水「いやッ、僕も愛してるッ、…!」






赤「い ~ やッ、愛の大きさなら負けてない自信あるしッ…、!」






水「僕だってっ__…‼︎」






くだらない話をしながら、






何度でも、外から見れば飽きる程愛を伝えたのに、






心から飽きていないのは何故だろうか。






『だいすき』はたった4文字。






『あいしてる』はたった5文字。






そのたった4文字と5文字の言葉が、






僕を生かしてくれる魔法だった。
















No.82_お互いの手のひらに文字を書く。










水「赤ちゃ ~ ん…?」






赤「ん ~ ?」






水「手出して ~ ッ…?」






赤「……?」






水「文字書くから当ててねッ…‼︎」






赤「か…、?ッ、かっこいい…!?」






水「ふふッ、正解 ~ っ‼︎笑」






赤「……じゃあ、俺が書く言葉も当ててみて」






水「す…、?き……?」






水「すきッ……、?」






赤「ん、正解」






2人だけに分かる言葉。






声がなくても伝え合える。






だって、心の中で話してるもん。

















No.83_眠れない夜に電話する。








俗に言う寝落ち電話ってやつかな。






珍しく赤ちゃんが出張で、家を2日空けてた時のこと。






目を瞑っても寝れなくて悩んでた時、丁度良く赤ちゃんから電話がかかってきた。






赤「…急にかけてごめん……、起きてた、?」






水「うんッ、丁度寝れなかったとこ」






些細な事を話して、いっぱい『寂しいよ』って伝えた後、






水「なんか安心した、ありがとっ…、!」






って言ったら、






赤「ん、安心してい ~ よ。俺がいるから」






って。






その言葉に、ふっと眠りに落ちた。
















No.84_僕を愛してくれる100個の理由と別れる1つの理由を教えてもらう。








赤「可愛い、優しい、礼儀正しい、美味しそうにご飯食べてくれる、嫉妬してくれる___…」






水「ぇ、…本当に100個言えてる、すごッ…」






赤「当たり前でしょ、水を世界一愛してるんだから…笑」






水「じゃあ別れる1つの理由は ~ ……?」






赤「……俺が、水を裏切った時は別れるかな、」






水「……絶対裏切らないって誓ってくれる?」






赤「うん、勿論」






言葉にされてるうちに、本当に愛されてるなって思えたし、






僕も本当に大好きなんだなって改めて感じた。





















《僕にとっての『100のこと』は、






ただの”やりたい事リスト”じゃない。






全部、全部、赤ちゃんとの『生きた証』。






笑って、泣いて、好きでたまらない日々の照明》




















No.85_体調が悪い時に看病してもらう。








赤「熱、ちゃんと測った?水飲んだ?」






水「………お母さん、?笑」






赤「うるさいッ、笑」






赤「お母さんじゃなくて……、俺は”彼氏”ね?」






額に手を当ててくれるその優しさが、






薬よりずっと効いた。
















No.86_バレンタインチョコを渡す。








手作りなんて慣れないけど、






溶かして、混ぜて、冷やして、






一生懸命作ったやつ。






赤「うまぁ ~ っ✨世界一‼︎」






って言われて、嬉しくて。






それだけで生きてて良かったと思えた。
















No.87_喧嘩して仲直りをする。







2年に1度くらいしか喧嘩しないんだけど、






今回は些細な事でぶつかって、






一晩だけ、言葉を交わせなかった夜。






翌朝、『ごめん』って言ったのは、2人同時だった。






水「……喧嘩してもいいけど、絶対離れちゃだめねッ、?」






赤「……うんッ…、喧嘩しても絶対離さないって誓う」






何があっても離れないってお互いに決めた日。
















No.88_鏡越しにすきって伝える。








支度中、鏡越しに目が合った。






髪をセットしてる姿がかっこよくて、






僕が思わず『……すき』って呟いたら、






赤「それ、俺の台詞なんだけど…笑」






って笑われた。






でもその後、後ろから抱きしめられて、






赤「……俺も大好き…、愛してる」






って耳元で囁かれた。
















No.89_花冠を作ってお互いにかぶる。








赤「ぇ、待って可愛い……」






水「似合うかなッ、?えへへっ…」






赤「めっちゃ似合う、お姫様っぽい…!」






野原で作った小さな花冠。






頭にかぶったら、赤ちゃんがいっぱい褒めてくれた。






水「じゃあ赤ちゃんは、僕の王子様っ?」






赤「勿論ッ、!」






水「んへッ…笑」






赤「……俺だけのお姫様になってくれますか?」






そんな事言われても、Noなんて選択肢あるわけないよね。
















No.90_寝起きの顔を見せ合う。








赤「………やば。水の顔、本当に天使すぎるかも」






水「赤ちゃんも寝癖やばいのに……、なんでそんなかっこいいの」






ぐちゃぐちゃの髪、眠そうな目。






それでも、『いちばんかわいい』って言ってくれる。






世界一の朝で、世界一の彼氏。
















No.91_赤ちゃんの服を着てみる。








赤「………ぇッ、似合いすぎかも、やばかわい…」






ぶかぶかのパーカーに埋もれながら、






赤ちゃんの匂いに包まれた。






水「一日中これでいたい」






って言ったら、






赤「喜んで貸すよ」






って笑ってくれた。
















No.92_頑張って早起きして『いってらっしゃい』って言う。








いつもは『行かないで』って思ってたし、






通勤時間早いから中々言えなかったけど、






『いってらっしゃい』って初めて言った日。






赤「早起きしてくれてありがとねッ…?」






水「ん ~ んっ!大丈夫!」






赤「ただいまって、絶対言うから待ってて」






水「うんッ、待ってるね、頑張って‼︎」






振り返ってくれた笑顔が、世界で1番眩しかった。
















No.93_『ずっと一緒にいたい』って伝える。








水「……僕ねッ、?」






赤「うん……?」






水「赤ちゃんと、死んでも一緒にいたいッ……」






赤「………ばか、俺もだよッ、……」






何処迄も、何処迄も。






何十年先だって、貴方となら、存在を超えて繋がれる。
















No.94_泣きながら『好き』と伝える。








涙で顔がぐしゃぐしゃになっても、






『好き』って言いたかった。






赤「俺の何倍も泣き虫だねッ……、」






って言いながら、赤ちゃんの目にも涙が浮かんでた。






同じ涙を流せる事が、奇跡みたいに感じる。
















No.95_『ありがとう』を100回言う。






水「ありがとうッ!」






水「ありがとう」






水「ありがとう」






水「ありがッ……とうッ、」






途中で声が震えても、






赤ちゃんは黙って、ぎゅっと抱きしめてくれた。






涙で言い切れなかった分は、






ちゃんと心の中で言ってるから。
















No.96_『好き』も100回言う。








水「好き」






水「好き」






水「だいすき」






途中から涙が混じって、上手く言えなくなっても、






赤ちゃんは『俺も』って同じだけ返してくれた。






『ありがとうを100回言う』。






この時も泣いちゃって、最後まで言えなかったんだよね。






でも、好きだけは最後まで言うから。






愛って、こんなにも言葉になるんだね。
















No.97_2人で結婚式を想像してみる。








赤「……結婚式、ど ~ する?」






って赤ちゃんが突然言ってきた。






2人で結婚式の話をしながら、






理想の先のイメージを膨らませる。






赤ちゃんの手を握りながら、






水(…いつか、この人と一緒に結婚出来たら…)






と考える。






その時、何よりも大切なのは、






どんな式をあげるかじゃない。






赤ちゃんと一緒に過ごす事が一番幸せだな、と思える事。
















No.98_『またね』って言う。








さよならは言わないって決めた。






またね、って言った方が、






泣かずに済むから。






赤「……また会おうね、水」






赤「水とまた出会えるなら、俺は何も望まないッ……」






水「……ッッ、うん、絶対また会おうねッ、…」






きっと。






またいつか、どこかで。
















No.99_最後の我儘を言う。








水「……もう少しだけ、側に居て」






赤「ずっと居るよ、水の気が済むまで」






我儘なんて、もう言えないと思った。






でも、赤ちゃんは笑って抱きしめてくれる。






何度も何度も『居るよ、ずっと側に』って。






それが、僕の最後の安心だった。
















No.100_ずっと恋人である事を誓う。






赤「100個目の事はこれだねッ、…」






と赤ちゃんが言って、僕の手をしっかり握った。






赤「…水と恋人であれることが、どんな事よりも幸せだよ」






その言葉に、僕の心が震えて止まらない。






水「僕もっ…、これからもずっと恋人で居ようね、…ッ」






と僕が答えると、赤ちゃんが僕を抱きしめてくれる。






余命を告げられてからの時間、色んな事を経験してきた。






それでも1番幸せを感じるのは、






この瞬間、






赤ちゃんの恋人として側にいれる事だよ。




















《最後まで、貴方を好きで居る》











息が浅くなっても、






景色が滲んでも、






赤ちゃんの輪郭だけは、はっきり見えた。






この人を好きでいられた事が、






何よりも宝物だ。






水「……赤ちゃん、ありがとうッ、」






そう言って、目を閉じるまで、






ずっと、貴方の事しか見てなかったよ。






どんな時を超えてもずっと、愛してる。




















































リクエスト本当にありがとうございました…!






何か被りなど、変更したい点があったらお伝えください!






読んで下さりありがどうございました。









































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