コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
1836年9月26日
ー要塞方面ー
海軍大臣「主力は未だ来ない…。かなり稼いでくれているな。」
海軍大臣「皆!小規模突撃も追い払えた!そして要塞も完成した!今回はこの国の勝ちぞ!」
海軍大臣「次は大規模で来るだろう…故に今のうちに休んでおけ!」
陸軍「はっ!」
陸軍「それと一つ…重大な報告です。」
海軍大臣「何だ?」
陸軍「みどりー公国なる国がウパ王内にて誕生したと…」
海軍大臣「チッ…また謀反…!必ず抑えよ!」
陸軍「それが…この国家と共に歩むと…」
海軍大臣「…嘘にしても流石にアホすぎる…本当にこの国家と歩む気なのか…?」
陸軍「お、恐らく…丸腰で交渉に来た事から見ても敵意は無いと…」
海軍大臣「で…その交渉はどうなった?」
陸軍「現在この国に交渉出来る者が不在です…。なので海軍大臣がすると王が…」
海軍大臣「あんの佐藤家の四代目が…一代目が何処か行かなければもっとマシだったろうに…」
陸軍「終わった事を嘆いても仕方ありません。交渉に出ますかね…?」
海軍大臣「これ以上敵を増やす訳にもいかない…私が行くとしよう…。はぁ…」
ー王国会議場ー
海軍大臣「それで…大臣?で宜しいか?」
緑公国大臣「それで大丈夫です。交渉の席に付いて貰えて有難い!」
海軍大臣「…テンション高いな…」
緑公国大臣「勿論です!建国してウパ王の補助を出来る可能性が有るんですから!」
海軍大臣「まぁ率直に聞かせてもらおうか。」
海軍大臣「本当に味方か?」
緑公国大臣「そうです。我々公国民は必ず王国の為に尽力する意思です。」
緑公国大臣「逆にこちらから一つ質問です。勝ち目は有りますか?」
海軍大臣「…無い。嘘を付くわけにいかん。現段階では中立だからな。」
緑公国大臣「そうですか。では、我々が勝たせれば良いんですね?」
海軍大臣「…!そうだな。二足歩行すら困難なこの国にまた人間としての生き方を学ばせてくれ。」
緑公国大臣「では協力をして良いのですか!?」
海軍大臣「あぁ…良かろう。緑公国、頼むぞ。」
海軍大臣(こいつ…陸軍大臣のような雰囲気を感じれる。もしかしたらこの国家が死んだ後でも…また…)
緑公国大臣「緑公国、全身全霊を尽くして必ずやお役に立ちます。」
次回:泥沼要塞戦争、開幕