「執事、甘いものが食べたい」
『……ご主人様。もう夜ご飯を食べる時間でございます』
「…ちゃんとご飯も食べるから」
「早くしてよ。」
『はぁ…かしこまりました。』
何故か急に甘いものが食べたくなった
すぐさま口に放り込んで何かを忘れてしまいたい感じ。
よく分からない気持ちがぐるぐる胸元あたりで回ってる
『お待たせいたしました』
「ありがと」
鉄製のフォークをお皿から持ち上げてケーキに通す
丁度よく甘くてほんのりビターなチョコレートケーキはゆっくりと口の中で溶けていく
それでも気持ちは中々晴れない
……どうしたんだろうな、僕。
『…ご主人様』
「なに?」
『怒っていらっしゃいますか?』
「……なんで?」
『人はですね』
『怒っている時無意識に甘いものを求めようとするんですよ』
『知っていましたか?』
「知らない、そんなのデマじゃないの。」
『それは私にもわからないです』
そんなことを聞くと「確かに」と思ってしまう
この気持ちは怒りなのかもしれない
あぁそう言えば少し気に触ることをされたな
それに対して怒っているのかな
今思えば怒っている時は大体甘いものを食べて気を紛らわせていた気がする
…それで完全に晴れた記憶は無いけど
でも多少は落ち着いていた
……気がする。
「でもなんで僕が怒ってるから甘いものを食べたくなったとか思ったの?」
「ただそういう気分って可能性もあるのに」
『何年私が貴方様の執事をしてると思っているんですか』
『貴方がどういう気持ちになっているかは顔で分かります』
「ふーん」
「じゃあこれから毎日聞いてもいい?」
『かまわないですよ?』
「もし間違えたらクビだからな」
『それは困りますねw』
「そんなに自信を張って言ったのに間違えるのは違うでしょ?」
「それとも “間違える可能性” があるのに僕に言ったの?」
『いいえ?』
「だったら大丈夫だね」
『…そうですね』
それから毎日のように 顔で気持ちを当てるゲームが始まった
例えば悲しい時…
「……」
「…あ、…執事」
『どうされました?』
「僕の顔みてどんな気持ちか当てて」
『…そうですねぇ……』
『悲しい気持ち…ですか?』
「! 正解」
「凄いね、執事」
『当然です』
嬉しい時
「執事、僕の顔みてどんな気持ちか当てて?」
『……嬉しい気持ち、ですかね』
「正解!」
『ふふ、甘いものでもご用意しましょうか?』
「怒ってないから大丈夫」
『あらw』
こんな感じで続けている
最近は執事って呼ぶだけで答えてくれるようになった
…なんかAIみたい。
メイドにも『ご主人様、最近執事さんと何をしていらっしゃるのですか?』とか言われてる
なんだかんだ楽しくて仕方がない
例え怒っていても拗ねていてもこれだけで楽しく感じれる
あ、今日はまだ聞いてないや…
「…あ、執事!」
『…ん〜』
『………………』
『お腹がすいている……?』
「正解!」
『では少し早いですが昼食をお作りいたしますね』
『何かお食事のリクエストはございますか?』
「当ててみてよ」
『それはわかりませんw』
「気持ちは当てれるのにご飯は当てられないんだね」
『それは気持ちではなく好みですからね』
『それではハンバーグをお作りいたしましょう』
「玉ねぎ入れないでね…」
『好き嫌いはいけませんよ』
「ケチ………」
『ケチで結構ですw』
今日もいい一日になりそうだな
ンダコレーーーー!!!!
久々にしてはいいものが出来たけど語彙力まーーーた落ちちゃったよ畜生が。
そういえばお久しぶりです無名さんだよ✌[ ’ω’ ]✌
みんな元気してたカナッ⁉️
無名爺は元気してたよーう
ゲームしたりゲームしたりゲームしたり……
ゲームしかしてないよ……☆(ゝω・)v
なんかギャグセンも落ちたな。
どうしよう無名さんこのまま面白くなく息絶えるかもしれない!!
大丈夫だ問題ない軽く500歳までは絶対生きてやるギネス更新したるわ
なんなら骨になっても生きたる理科室で永久保存つってな✋
そこの真顔で見てるちみ!!!
ちみだよちみ!!
画面の前で真顔なちみ!!!
今すぐ電源切ってみろ真っ黒な画面に自分の真顔が写り込むぞ
まぁなんか、更新ペースこんなだけど気長ーく待ってて欲しいナ😃😃
んじゃまたな!!!
おつにだんごー!!