テラーノベル
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泡
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霧
風
雲
影
夢
全部消えるって表現できる
私はそれが儚くて綺麗で寂しくて羨ましい
私の人生の物語があるとしたら冒頭はどうなろうか
『平凡な日々を過ごしてきました』
『後悔の多い人生を送ってきました』
違う気がする
『色のない生活を送ってきました』
多分こうだ
友達は多くはないけどいるし家族も特に争うことなく平和に過ごしている
勉強も得意ではないけど新たな知識を得ることは好きだからそんなにに苦でもない
まぁ何もしなくて知識が増えるなら是非それをお願いしたいけどね
こう見てみても私の人生はまさに普通だと思う
けどそれは表の私だ
私には裏の私という人がいる
けど実をいうと私自身も知らない
だってその子はコロコロ姿を変えるのだから
その子は感情に素直だ
喜怒哀楽だけでなく羨望、嫉妬、憎悪、恨みには特に敏感だ
どんなに表を繕ってもその子は私の中に出てくる
そして出てきたその時が1番私の感情に合っているから厄介だ
空気を読んで、褒めて、同調して、感情の共有をする
それが普通
たとえ自分がそう思っていなくても
けど私はそれが少々苦手だ それが疲れるし嫌になる
けどそれをしないとこの世界は生きていけない
だから繕って表の私で過ごすのにその子は私を嘲笑うかのようにそれを壊しにかかってくる
それが最初は煩わしくて疎ましくて素直なその子が羨ましかった
だってその子が出てくる時に1番私らしい感情だから
色のない偶像の世界を生きていたのにその子のせいでその世界が生きづらくなった
私はその子が嫌いだ 居なくなればいいと思う
そして表の私も居なくなればいいと思う
けど死にたいわけじゃない
だってやりたいことや好きなことはあるから
ただこの世界から消えてみたい
それだけの話
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コメント
14件
個人の意見だけど……今まで繕えてきたあるはすごいなって思う。 辛いし、自分がしんどくなるだけなのに……素直に尊敬するよ
なんかね、これを見て悲しくなっちゃった、… 自分の弟子がこんな思いしてるのに気づけなかった自分の弱さ。 消えたい人からすると嫌な言葉だけど… 「消えないでほしいです」