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俺はゲーム終了後、アニキにクスリを貰うためトイレに行った。
124「ア、アニキ…あの…」
320「ん…。アレだな」
アニキは首にかけている十字架のネックレスからクスリを取り出して、俺に渡した。
124「ありがとうございます♪ … あ、後さっきのもありがとうございました‼︎」
124「俺,あのままだったら死んでたっすよ笑」
230「笑い事じゃねぇよ。ほんとに死んだらどうすんだ。」
アニキはいつもの勢いではない強張った声で話した。
124「…?でも俺が死んでも金増えるだけじゃないすか…?」
230「は…?笑冗談でもそんなこと言うんじゃねぇよ!俺がお前に今までやったクスリはなんだったんだよ‼︎」
しばらく意味のない口論をした
俺たち相性悪いんじゃね!…笑
124「結局クスリばっかじゃないすか…ここにいる奴ら全員死ぬし…生きてても意味ないっすよ?」
230「お前もクスリだけだろ⁇もう俺についてくんじゃねぇよ。」
124「へっ…い、いやです。…なんでですかっ‼︎」
もうクスリがもらえない。
なんで離れないといけないんだよ ,なんで…
124「なんでだよぉ…クソッ…」
消灯時間前
230「おいミンス‼︎次のgameから一緒に行こうぜ‼︎let’s go‼︎」
125「う、うん…?」
ミンスが俺のことを心配そうにちらっと見てきた。
うぜーな、本当だったら俺がそこにいるのに。
本当だったらすぐに行ってクスリを貰いたいが、そんなことしたら殴ったり蹴られたりは余裕でされるだろう。
痛いのには特別強いわけじゃない。
けど人よりは耐えれるんじゃないか?
俺は無理矢理にでも行こうかなというバカな考えを思いついたが、無駄なことに体力を使えない。
124「はぁ…クソが。」
380「はぁ、はこっちのセリフ。それ何回やんの?見ててイライラすんだけど」
またこの女…
124「お前に関係ねぇだろ」
380「関係ある。私の大事なともだちもあっちに行っちゃったからね。」
124「じゃあお前がいけばいいだろ?俺はもうアイツと話したくない…」
喧嘩はだるいからできるだけ話したくないだけ…
380「私はアンタほど依存してない。本人に直接伝えろって前にも言ったはずでしょ?」
124「は?依存してないし…。俺が依存してるのは…」
俺はすぐに答えが出せなかった、クスリに依存していたのか,アニキに依存してたのか。
ん?いや
迷う必要なんてないだろ。
クスリだろ、クスリ…
380「何?…自分に嘘つきすぎない方がいいよ。生きづらくないの?」
みんな、生きづらいからクスリやってんじゃねぇーの。
しあわせだったらこんなデスゲームやってねーって。