注意⚠
双子出てきます…!!(ぶるさん攻め)
(流石にヤるまでは無いです…)
nk side.
nk「…どうしよう…」
家を飛び出てしばらく経った。
最初は小雨程度だった雨も。
俺を追い詰めるように、土砂降りにまでなってしまった。
nk「…くしゅっ!」
寒…
そういえば…、ここら辺にぶるーくの家あるよね…。
お邪魔させてもらおうかな。
kn side.
kn「はぁっ…はぁ…っ。」
nakamuは…っ、何処に行ったの?
俺のせいで…、泣かせてしまった…。
俺が…あんな事しなければ…っ、
俺が…変な事に興味を持たなければ…
nakamuだけを…、見ていれば…っ!
自分を責め続ける。
それしか出来ない。
nakamuの笑顔。
nakamuの笑い声。
nakamuの俺を呼ぶ声。
あの時の…nakamuの絶望したような…
悲しくて、切ない顔。
全てが鮮明に思い出される。
…そうだ、ぶるーくの家。行ってみよう。
nk side.
ピンポーン。
br「はいはーい、誰です…か…?」
雨でびしょびしょに濡れた俺を見て驚いたように固まるぶるーく。
nk「…雨が止むまで。泊めさせて。」
恐る恐る口にしてみた。
そしたら、ぶるーくは嬉しそうに微笑んだ。
br「…いいよ。でも、何があったの?」
nk「えへへ……、実は、きんときに浮気されちゃって…」
…少し。ぶるーくに甘えてみてもいいのかな、なんて。
br「ふーん…浮気、ねぇ。」
br「…雨が止むまでと言わず、気の済むまで居ていいよ。」
nk「え…マジ?!」
nk「やった、ありがと!」
ギュッ
俺はぶるーくを強く抱き締めた。
そうするとぶるーくは硬直。
nk「あっ、ごめn」
いきなりぎゅーしてごめん。
と謝ろうとした時、唇に何かが当たった。
nk「へ…?///」
俺は自分の唇を触る。
何があったかなんてすぐ分かった。
ぶるーくに、キス。されたんだ。
nk「何して…っ…///」
br「ふふっw、ねぇ、nakamu。気づかなかったの?」
nk「え?何、に?」
br「nakamuが、きんさんと付き合う前から。」
br「僕はずっと。nakamuの事が好きだったんだよ?今もね。」
nk「へ…///」
何を言ってるんだ、ぶるーくは。
俺がきんときと付き合う前から好きだった?
そして今も?
br「…ちょうど。nakamuに告白しようとした時。」
br「きんさんとnakamuが付き合ったって報告が…、スマホに。」
nk「え…」
そうだったの…?
俺が好きなのはきんときだけど。
ぶるーくがそう悲しそうに話すのを見てると心が締め付けられるように苦しい。
br「僕…っ、最低だ…ポロポロ」
泣き出すぶるーく。
俺は焦りが隠せなくて。
nk「え…っ、え?」
br「ごめんね、nakamu。ポロポロ」
ぶるーくに、謝られた。
何故か分からなくって。
br「僕…さっきnakamuが浮気されたって言った時。嬉しかった。」
nk「え…」
br「きんさんが浮気したなら…っ、」
br「僕の事を好きになってくれるかも…って。」
あぁ、そういう事ね…。
nk「ぶるーく。顔上げて。」
br「え…?」
ギュッ…
nk「…俺は。」
nk「俺はきんときと付き合ってる。だから、チューとか、その先の事は無理だけど…っ、」
nk「癒してあげる事ならできる…」
nk「だからさ…泣かないでよ…っ、ポロポロ」
br「…っ!」
br「ごめ…っ、nakamu…!」
br「なかむぅ…っ!ポロポロ」
子供のように俺の名前を呼ぶぶるーく。
何処か愛しくて。
…俺の彼氏が。ぶるーくだったら、
こんな事にはなって無かったのかな…
なんて。
ガチャッ…!
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わぁ修羅場になるのか?