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3 - 赤葦京治 パニック症/国見

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2023年11月18日

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赤葦京治 パニック症

【注意】

○赤葦がパニック症になってます。

○主は国語力皆無

○誤字あるかもしれません。

○過去捏造


梟谷で与えられた役割はセッター。2年で副主将を認められ皆が期待をする中、俺一人不安を感じる。常に皆が望むトスを出せるよう、過ごしていた。皆が失望しないようにと。

中学、俺はセッターとして試合に出た。相手に1セット目を取られ、24ー21で相手にマッチポイントを取られていた。相手からのスパイクをリベロがあげた。あげれたのに。俺は手を滑らせボールが地面についた。負けた。俺のせいで。あの時、皆は慰めてくれた。だが知ってる。あの時のメンバーの顔を。歪んだあの顔を。あの時からボールを見るたび恐怖を感じる。ミスをしてしまったらどうしよう。どうするべきなのだろう。

あの頃から俺は突如、震えが止まらなくなったり、息ができなくなったり、動悸や発汗が凄くなったりする。急にまた発作が起こったらどうしようと予期不安になったりと、生活に支障がでるようなものだ。ついこないだ病院へ行くと、医師からはパニック症だと言われた。バレー部の皆に言おうか悩んだが、木兎さんなどは過度に心配しそうなので伝えるのはやめた。

パニック症が起こると思わず__


よく晴れた日だった。ミスしたらどうしようと考えながらアップを行ってる最中だった。急に何故か怖くなって手足の震えが止まらなくなった。目の前はぐらぐらゆらゆらとし、キーンと耳鳴りがする。心配するメンバーの声も聞こえず、体育館で小さくうずくまった。汗が止まらない。あの歪んだ顔が脳裏に焼けついてとれない。ついには息がしずらくなった。カヒュとかすれた呼吸音が体育館に響く。息ができない。怖い。すると誰かの熱い手が背中を撫でた。

「大丈夫だ。あかーし。」

木兎さんだった。よく聞き取れなかったけど、そう言ってた。パニックで何も考えれない俺に木兎さんは

「俺のマネをしろ。あかーし。」

「吸って。」

微かに残る意識のなかで俺は木兎さんのマネをした。

「吐いて。」



数十分した頃には俺の症状はましになった。木葉さんが言った。

「赤葦。何か病気があるとかなら、言ってくれてもいいんだぞ。」

後から聞いたことだが、俺の発作がおこったとき、木兎さんは凄くパニくってたらしい。それでも俺のために対処してくれたいたそうだ。俺はいい仲間をもっているんだと心からそうおもった。本当のことを話すのも大事なのかもしれない。


【おまけ】

国見英 突発性難聴


練習試合中、急に音が聞こえにくくなった。岩泉先輩のトスを求める声やベンチにいる人の声、全ての声が濁ってぼやぼやと聞こえる。人は聴覚がなくなれば不安になる。俺は目をキョロキョロさせ、先輩に伝えようとした。及川さんを見つけたはいいものの、どう伝えればいいかわからない。急に耳が聞こえなくなりましたなんて言われても困るに決まってる。口を開こうとしたところで耳鳴りがした。俺は思わず頭をかかえ、うずくまった。痛い。痛い。何も聞こえない。怖い。

「…!」

「…!」

確かに何か言ってるはずだった。なのに何にもわからない。聞こえない。頭がいたい。俺は自分の声も聞こえない中、伝えようとした。正確に伝わったかわからない。ただ、保健室に連れていってくれた。


ぼやっとしているが聞き取れるようになってきた。そのあと俺は病院へ行き、突発性難聴と診断された。いつ起こるかわからない恐怖とともに、俺は生きていくことになる。

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神☆

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