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「ねぇ?また殺人事件だって」
ルザクが机に伏せ、少しイライラしながら言う。
「この街の警察は全く、、何してるんだろうね…」
「流石にそこまでは言わなくても良いんじゃない?」
私がそう言うと、「確かにな」と米将軍が言い、そのまま続ける。
「警察も大変なんだよ、、今動いてなくてもそのうち動くさ」
「…だから、その警察がいつまで経っても動かないから言ってんの、」
「で、あの事件はどうするんですか?ドズル警部?」
ロッカーの整理をしながら話しかける。
「いや、犯人は探してるつもりなんだけど、、中々見つからなくて、」
「はぁっ」とため息を吐きながら、ホワイトボードに何かを書き始める。
「…なんですか?その図は、、」
おんりー巡査が机の上の書類をどかしながら言う。
「被害者の図だよ、まだ上手に纏まってないから、情報交換して犯人を導き出そう、」
ホワイトボード用のペンを持って言う。
すると、おおはら巡査が「良い情報を持っている」と、沢山の書類を置いて、赤いホワイトボード用ペンを持って書く。
「このAとBは従兄弟、そんでBとCは兄弟」
「なるほどね」と言って、更にドズル警部が言う。
「おらふ巡査は、なんか言うことある?」
急に僕の番が回ってきて、ホワイトボードを見て思い出す。
「Aの事件時刻は10月10日午後6時59分、Bの事件時刻は10月15日午後6時50分、Cの事件時刻は10月20日午後6時48分、Dの事件時刻は10月25日午後6時53分です」
「…なるほどね、」
そう言うと、少し声量を上げて言う。
「この事件の共通性は何ですか!!ぼんじゅうる巡査部長!!」
「…ん?何ぃ?」
ぼんじゅうる巡査部長がとぼけると、ドズル警部が続ける。
「ぼんさん!!そのままだと下任しますよ?机の上も汚いし、」
「ドズル警部がそれを言わないでください、」
おんりー巡査が続ける。
「俺達は何をしていると思いますか?」
「ん?署の片付けじゃ?」
ドズル警部がそう言うと、持っていた書類を「ドン」と机の上に置いて言う。
「俺が持ってる書類はドズル警部の机の上の書類をmenと一緒に分けてるんだよ!!おらふ巡査はドズル警部のロッカーを片付けしてくれてるんだよ!!」
それにおおはら巡査が続く。
「全く、片付けをしない警部と寝てばかりの巡査部長で良いんですかね…」
それを遮るように、ドズル警部が言う。
「ま、まぁ!あの事件の共通性を考えよう?」
「この事件の共通性は…」
なんだよね…」
それにおんりー巡査が続く。
「確かに、時間が午後6時なのと、日付が5日置きになってますね」
…それを聞いて、僕は思いついた。
「、次の、事件を防ぐ方法が思いつきました」