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「……男?…」
「…はい。」
「どうかしました?」
「いや…家事代行って聞いたから女性の人なんかなぁ〜って思ってたから…」
「…そうですか。」
そうですか。って…なんか冷たいな。
「部屋入ってもいいですか?」
「あーはい。」
山中さんは俺の部屋を見る。
「……………………」
「…掃除からしてもいいですか?」
「…はい」
すると山中さんは手際よく家事をこなしていった。
あの汚部屋は見違えるほどに綺麗になっていた。
「…すご。」
思わず口から出た
「…ありがとうございます」
山中さんは淡々とそういった。
時計を見る
「そろそろ時間なので、今日はこれで失礼します。」
「あっはい。ありがとうございました」
「こちらこそ、本日はありがとうございました。」
山中さんは深々と頭を下げると俺の部屋から出て行った。
「………」
静かになった部屋を見渡す。
綺麗になった部屋。さっきまでここにいた山中さん。
「……冷たい人だったなぁ」
そう呟くとソファに座ったら。
いつもと変わらないのに何故か寂しい気がした。
コメント
1件
わあ、第2話読みました!最初の「…男?」のところ、主人公の戸惑いがすごく伝わってきました。山中さんの淡々としたプロっぽい口調と、一瞬で部屋を綺麗にする手際の良さがかっこよかったです。最後の「冷たい人だったなぁ」のあとに「寂しい気がした」っていう一文、すごく好きです。短い時間なのに、もうあの人の存在が日常になりそうな予感がして、続きが気になります〜🤍