TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

フブキ「(これは…!間違いなく、恋してる表情…!)」



フブキはニヤニヤしながらアゲハを見る



アゲハ「…?フブキちゃん、どうしたの?」



フブキ「んーん!何でもない!」



アゲハ「…?」



意味深にニヤニヤし続けるフブキを見て、アゲハの頭上に?がつく



アゲハとエマの無事が分かった紅丸は、安堵のため息を吐くと、




オヤノメを睨み付ける




紅丸「丸腰の人間に手を出すとは…。この怨霊は、少しばかり頭が回らないようだ」




紅丸はそう呟くと、コマンドメダルをセットする



ワーイ! エグゼキュート!



ウォッチから放たれたエネルギーが、背中の剣に集まっていく



紅丸は鞘から勢いよく剣を引き抜くと、力強く振る



紅丸「紅き、一閃!!!」



紅丸の一撃は、オヤノメの胴体に直撃するが、




やはり体が柔らかいのでその攻撃を吸収してしまう




再び起き上がったオヤノメを見て、マタロウが呟く



マタロウ「あんまり効いてない…」



コマ「体が柔らかすぎて斬れないとか?」



コマの何気ない一言で、獅子王はハッと何かに閃いた




獅子王「ならば!」




獅子王は目をかッと見開くと、ウォッチに勢いよくコマンドメダルをセットする




ワーイ! エグゼキュート!



ウォッチから赤と青のツートンカラーの炎のエネルギーが放たれ、獅子王の右手に集まる




獅子王「爆炎列島ウェルダンッ!!」




拳から放たれた2色の炎は、渦を巻きながらオヤノメに直撃する




赤と青の2つのエネルギーが1つに合わさり、爆発してオヤノメを包み込む



オヤノメ「ぎゃるぅううう!!」




燃え盛る炎の中、苦しそうな呻き声を上げるオヤノメを見て、獅子王は紅丸に目配せする



獅子王「肉は焼くと固くなる。今なら斬れる!」



紅丸「かたじけのうござる!」



紅丸は獅子王に感謝の言葉を伝えると、剣を振り被りながらオヤノメに飛び掛かる



それと同時に、コマンドメダルをセットする



ワーイ! エグゼキュート!




ウォッチから眩い光が放たれる




それは大きな十字の形となり、空中で輝く!



紅丸「十文字粉砕斬ッ!!!」




十字の丁度線が交わってるところでそれを斬り、紅丸はオヤノメ目掛けて放った




獅子王の技で真っ黒な炭のような姿と化したオヤノメの体に、




エネルギーがクリティカルヒットする!



オヤノメの体に深く斬り刻まれた十文字のエネルギーが爆発を起こす



断末魔を上げる暇なくオヤノメは粉々の塵となって消え去った



紅丸「悪を栄えたためしはない。」




紅丸のウォッチにオヤノメのエネルギーが集まり、2枚のメダルが宙を浮き、紅丸の手に収まった



オヤノメが居た処から、煙に紛れて学園長が姿を現す




キンヤ「うぅ…私は……」





エマ「パパッ!」



エマは涙を溜めて学園長目掛けて走る



キンヤ「エマ!」




エマ「パパ――ッ!」



2人は、今度こそ固く抱きしめ合うのだった

あの彼女は愛されてます[映画版Y学園]

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

60

コメント

1

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚