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2026/01/12
だいぶ手抜き
sm視点
sh「はぐれてないよな?」
「おう」
py「僕とAkiraさんいます」
sh「よし。家まであと10分くらいだから頑張れ。」
家から少し離れた範囲を広く探索し終え、帰路について早30分。
満月がよく映える夜。時期が時期で空気も冷え込み、徐々に俺達から体力を奪っていく。
「寒くないか?」
Ak「俺は大丈夫」
py「僕も…」
「無理するな。身体震えてるの見えてるぞ。ほら」
上着を脱ぎ、震えるピヤノの肩にかける。
py「ぁ…ありがとうございます…」
「オオカミにくっついてな。」
オオカミの身体と俺の身体で挟むようにピヤノの身体を持っていく。
sh「もうちょっと頑張ってくれピヤノ…」
py「大丈夫ですっ…」
ピヤノの身体を支えつつ、無理をさせないように歩く。
Ak「あ、家見えてきたよ!」
ランタンの灯りに囲まれた俺達の家の姿。あと少しだ…
…カラン
…嫌な予感がした。低温の寒さではない寒気…そして無機質な殺気。
ヒュンッ!
sm「っ…!危ない!」
木々の隙間、俺達全員の死角から放たれた数本の矢。
まずい。このままじゃピヤノ…そしてAkiraに当たってしまう。
シャークんは気づいているか?いや、そんなことを考えている暇はない。
ピヤノとAkiraをかばうように矢の軌道に背中を向けて2人の身体を抱きしめる。
Ak「ママっ…!?」
py「お母さん…っだめ…!」
俺に矢が刺さったって構わない。覚悟を決めて目を瞑った。
パキパキッ!
「っ…」
何かが折れる音。
sh「……フウッ…」
シャークんの息遣い。
鉄の斧を持つその逞しい手が見える。
バラバラになった骨の残骸と折れた弓矢。
もう全てが終わってしまっていたらしい。
sh「……」
「…っ!2人とも怪我は…」
py「大丈夫、です…!」
Ak「ママ…っ!なんであんなことしたの…!?ママが怪我したら…っ」
「…俺のことはいいんだよ。よかった、ふたりに怪我が無くて。」
ピヤノとAkiraの頭を優しく撫でる。
sh「…スマイル」
空気がぴりっとして、肩がビクッと震える。
これはスケルトンでもなんでもない…!
sh「…ありがとう。ふたりを守ってくれて。」
「ぇあ…うん、まあ当然だし…」
sh「おい」
頬を片手で掴まれる。
まずい、怒っている。それもかなり。
sh「ただな。自己犠牲が過ぎると思うが?」
「…やぁ…?でもあれが一番…ふたりを守るには合理的でっ」
sh「んなこと聞いてねえんだよ。俺からしたらピヤノもAkiraも、そしてスマイルも同じくらい大事なんだって。」
「いやだから、俺はっ」
sh「もういい」
手首を掴まれ、荒々しく引かれる。
「えっ、ちょ待てって!」
sh「自分がどんだけ愛されてんのか、分からせてやるよ。スマイル。」
「え…っ、え、いやっ…!」
sh「覚悟しとけ」
Ak「…俺達今日リビングで寝る?」
py「…そうですね…ふふっ。」
コメント
2件
ママの自己犠牲に怒るパパ好きすぎるんだが…身体でわからせるってのがもう、ね? ほんと蓮さん天才ですね
あら、あきぴやが理解してるぞ…w まじで、毎回神すぎません?