研磨目線
「研磨!」
廊下を歩いていると聞き馴染みがある声が聞こえた
振り返るとそこには真希がいた
真希はすごく息があがっていた俺の事を見つけて走って来てくれたのだろう
「真希じゃん!久しぶり」
俺は戸惑いながらも真希に喋りかけた
「おう久しぶりだな!」
真希は明るく返してくれた
「そういえば宿儺の器はどこ?」
「あぁ虎杖の事か今は任務中だぞ」
真希はいつも通りに答えてくれた
やっぱ真希はすごいなと思いながら「そう」と無愛想に答えた
「真希なんか明るくなったね」
「そうか?」
「うん」
と何気のない会話をして
クロ達がここの寮に泊まっている事を話した
「へ〜そうなんだ」と少し怒っている声で答えた
何故怒っているのかはわからなかったけど
まぁ元気ならそれで良いやと思う事にし、クロたちの所へ戻った
「研磨!
なんかウニ頭の奴と黒尾が喧嘩してる
止めてくれ!頼む!」
へ?
マジか恵と喧嘩してるのかマジか止めれる気がしないな
まぁこのままにしたら恵が暴走するしクロは重傷負いそうだから止めるか
影山はどうなるんだろう
まぁ怪我人が出なければいいか
俺はそう思いながら早歩きでクロたちがいる場所に向かう
「クロ!恵!」
「「「「「‼︎」」」」」
みんながこちらを向いてびっくりした顔をする
「け、けんまぁ」
泣きそうな顔で翔陽が見る
「ごめんね翔陽怖かったよね」
と言ったら翔陽は泣き出してしまった
俺は二人の間に入ると二人とも睨みつけて
「着いて来て」と低い声で言った
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