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ある日、伊東が見回り(という名の散歩)をしている時の話。
「おや?伊東くんじゃないか!」
と、にこにこ笑顔で近寄ってくる男が1人。
近藤 勇だ。
伊東「ああ、ハイ、お久しぶりですね。」
近藤「こんな所で奇遇だな」
相も変わらずにこにこ笑顔で話しかけてくる。
伊東「貴方こそ、お一人だなんて珍しいですね」
普段はあの男がくっついてるものだから、一人でいるだなんてめずらしいこともあるのだな、と口に出した。
近藤「今日は斎藤くんとデートだからな!」
伊東「……はい???」
近藤「斎藤くんとデートだ!」
伊東「なんて?????」
近藤「…うん?…なにかおかしいか?」
デート、DATE?…斎藤と?……何故?
いや、え?斎藤って近藤さんとできてたっけ???いや、違うよな……
近藤「ほら、日頃の感謝とか、そういうので斎藤くんが歳へのプレゼントを悩んでいてな!一緒に買いに行こうと…」
伊東「なる、ほど…そういうのはデートとは言わないのでは…?」
近藤「そうなのか…?」
なるほど何となく理解できたそしてしたくなかった。
近藤「そういうものか……」
伊東「そういうものです」
近藤「友人と出かけるのをデートと呼ぶ、とどこかで聞いたことがあったんだが…違ったのか…」
伊東「…まぁ、そうですね」
確かに何かしらで聞いたことはある気がするが失言になりかねないので何も言わないことにした。
伊東「ところで近藤さん、こんな所で油売ってていいんですか?」
近藤「あ!そうだな、じゃあまたな伊東くん!」
伊東「ハイハイ、マタアイマショウネー」
伊東「…」
近藤勇は博愛主義者だ。
全ての人を、命を、世界を平等に愛している。
特筆して好きな物は無い、強いて言うなら全て、そんな人。
ただ伽藍堂なだけだろう、善人ぶっていて正直反吐が出る、そう思っていたが 、どうにも面と向かって話しかけられると無下にもできない、不思議な魅力がある人、カリスマがあるといえばいいのだろうか?
まぁ好きではないが、あいつほど嫌いでもない。
まぁ、でも
近藤さんに会って、真っ先に思ったのは、土方が居なくてよかった、それが一番だった。
あんな人間もどきの化け物と対話なんてしたら精神すり減らしちゃうからね。
伊東「……見回り続けるかぁ…」
と、足を踏み出した直後
「伊東くん!!!」
と、またしても近藤の声がした。
近藤「すまない道がわからなくなってしまって……」
伊東「……」
やっぱりこの人伽藍堂だろ。
結局伊東はこの後店まで案内することになったし、斎藤とも顔を合わせることになりデカめのため息をつくことになった。
あとがき
今回は伊東の追加情報と今回名前が出てきた人たちの情報
伊東甲子太郎
土方のことがクソほど嫌い、近藤さんはそうでもない、「精神すり減らしちゃうからね」とか言ってたけどそもそもすり減る精神が無い(SAN0)。
近藤勇
土方とは幼馴染、普通に善人ではある、博愛主義者、全てを愛している、”全て”が好きなので何か一つだけを愛するということができない、好感度自体は上がりやすいがある一定で好感度の値が止まるタイプ。
土方歳三
薬屋の息子、実家の書斎にあった本に記されていた「鬼の血」という名の薬を探している、鬼の血を飲むと鬼になれるとかなんとか。
斎藤一
土方さんといい感じらしい、本人曰く「普通に仲悪いよ」との事、普通に嘘。