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~数分前~
「鳴海さん!?大丈夫ですか!?」
「…、熱高いな」
「ゔ、」
「、しんどそうやな」
「隊長室まで運ぶか…」
でも…おんぶと抱っこはしんどいか…
「せや!お姫様抱っ、こ…」
「いや、無理無理…」
さすがに鳴海さんもいややろ…
でもなぁ…
「保科?」
「え、」
「亜白隊長、!」
「どうかしたの、か」
「あぁ、鳴海が倒れたのか?」
「あ〜、はい…熱あるの気づいてなかったみたいで…」
「私が隊長室に運んでおこうか?」
「あ、いや…」
ありがたいけど…亜白隊長忙しいやろしなぁ…
「いや、亜白隊長忙しいやろし、僕が運んでいきます。」
「、そうか。それでは頼んだ」
「了!」
トコトコ
「…」
引き受けてもうた…
はぁ〜、、、
運ぶかぁ…
〜3話へ続く〜
はぁ、まさか亜白隊長と会うとは…
鳴海さん、しんどそうやったし、ちゃんと寝とったええねんけど…
「、あ」
「…忘れもんしたな、取りに行くか…」
音をたてないようにゆっくり歩いて向かっていると、すぅすぅと、可愛い寝息が聞こえてきた。
「あ、鳴海さん、ちゃんと寝たんか」
にしても可愛い寝息やな。
起こさないようにそっと扉を開けて、物を取りに行く。
幸い眠りは深いようで、起きることはなかった。
「…いつみても汚い部屋やな、」
「片付け苦手なんやろな…」
「カップ麺のゴミがいっぱい…」
「自炊、せぇへんねやろなぁ」
「寝顔も、苦手なことも、面倒くさがりなとこも、なんも、変わってへんなぁ、」
「…、」
保科は鳴海の手を持ち上げて、鳴海の薬指に接吻を落とした。
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡100