テラーノベル
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-…ーい……み
-おー…な…み、
なんだ?誰だこいつは、シルエットだけで、詳しく、鮮明には見えないのだが、雰囲気が、保科に似ているような気がする…?
こっちに、手を、振って、
パチッ
なんだか、とても不思議な夢をみたな…
目を覚ますとそこには保科はいなかった。
「、帰ったのか、まぁ、流石にいつまでもここにいる訳ないよなぁ、」
そう呟きながら、重い体を無理矢理起こす。
いつもより回転の遅い頭で色々考えていると、いつもの何倍もの負担が体にかかる。
「…しんど、」
流石に熱があるときに会議にでろとは言われないだろう。
今日は一日中仕事がないわけだから…
「、げーむをしようとも思えんな、」
ゲームをする余裕もないくらい体が重く鉛のようだ。
「、みず」
重い体を引きずりながら水を求め、唯一のテーブルへ向かう。
いつもはなんてことない距離だが、熱があるからか、とても遠く感じる。
「いつもがいかに幸せか…」
やっとの思いでテーブルまでついた。
物が散乱したテーブルの上に大きなビニール袋がぽつんと置かれていた。
「なんだ、これ、」
「、!」
水、ゼリー、冷えピタ、
「全部熱がある時に必要なもの、」
「長谷川辺りが持ってきたのか、? 」
ビニール袋から1つずつ物を出していくと1枚の紙がでてきた。
「な、にこれ」
ピラッ
「鳴海さんへ…」
「ほ、保科より、?」
「これ、保科からだったのか…、」
鳴海さんへ
急にぶっ倒れるからびっくりしたやないですか!
栄養管理が悪いんとちゃいます??
はよ熱治して仕事戻ってくださいね〜
保科より
「…、保科は、こんなこと全員にするのかな、」
「…、ボクだけでいいのに、」
「いや、ダメだ…保科はボクの物じゃないし、 」
「…なら、いっそ、優しくせずに突き放して欲しいなぁ、」
「中途半端に、優しくしないで…」
「はぁ、熱、治さなきゃだし…」
「…もしかしたら、この冷えピタも保科が貼ってくれたのかもな…」
「…寝よう、」
既に貼ってあった、もう効果の失われた冷えピタを貼り替え、冷えピタを捨てた。
「ぜりー、一応、食べとくか、」
「栄養管理が悪いって言われたし、」
「…寝すぎて寝れないな…」
「だからといって寝ないわけにも…」
「うーん、」
「横になるだけでも、だいぶマシかな、」
「いつか、寝てるだろ…」
そう思うことにして、そっと瞼を閉じた。
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡100
コメント
4件
あらァ…てぇてぇよ…チ───(´-ω-`)───ン 更新お疲れ様です( ◜ω◝ )
初コメ失礼します。続き楽しみにしてます!!