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ESTPside
「……ここどこだよ。っつーか俺何してたっけ……」
起きると俺は見知らぬ場所にいた。手は後ろで縛られ足は鎖に繋がってた。ここに来る前どこにいたとか、何してたとかそこの記憶だけ抜け落ちてた。思い出そうと考えていると足音が近づいてきた。
「あれは…INF…P?INFP!!!なんか起きたら拘束されて鎖で繋がれてて身動きが取れないんだ!助けてくれ!」
俺が助けを求めるとクスッと笑いながら口を開いた。
INFP「なんで僕がここまで連れてきたのに助けなきゃなんないの?」
俺はそう言われ絶望した。俺をここに閉じ込めたのはINFPだったのだ。
「…は?…嘘だろ?なんでこんなことすんだよ!おい!俺ら友達だろ?」
INFP「ESTPが友達って思ってても僕はそう思ってないんだ…♡僕だけのものになって欲しい、僕とだけ笑ってればいいのにってずっと考えてたんだよ?♡」
そう言って笑うINFPは怖かった。普段のおっとりした彼からは想像がつかないくらいに
「な、なぁ、今なら警察にも親にも言わねーからさ、ほんとに、これも冗談なんだろ?ドッキリなんだろ……?」
INFP「僕が冗談でこんなことすると思ってる?」
さっきまで笑ってたのに真顔になった。今のINFPは刺激したらいけないってのは直感でわかった。でも友達以上の関係にはなれないし、それも伝えなきゃいけなかった。
「……俺はINFPのこと今でも友達って思ってるし、今後そういう関係になるつもりもない。ごめんな」
INFP「大丈夫だよ。そんなことわかってる」
わかってくれたのか!と希望が一瞬見えたがそれは一瞬で絶望に変わった。
INFP「わかってるからここに連れてきて僕しか見れないようにしたんだよ?♡」
逆効果だった。何されるかたまったもんじゃない。痛いのは嫌だし苦しいのも嫌だし、でも今ここで抵抗したら何されるかわかんないし、手は動けないし足も繋がってるから距離が取れない。今までに感じたことの無い恐怖を感じた。
1日目
1日経っただろうか…窓から光が刺していた。INFPはニコニコしながら俺のことを見ていた。
INFP「おはよESTP♡」
「……。」
もうこいつは友達じゃない。早く出して欲しい、それなら無抵抗の方がいいだろう。そう思って無抵抗でいた。
INFP「なんで無視するの?酷いなー。そんなことしても出すつもりないのに〜はい。これご飯」
出された食べ物にも手を付けないでぼーっとしてたら1日が終わってた。
2日目
INFP「~~~~~~笑」
2日目も同様INFPの一方的な話を聞いていた。 一方的な会話なのに何が面白いんだろう。でもこんだけ話しても飽きないって俺の事ほんとに好きなんだなって思った。だからと言って許すわけないけど。
〜〜〜
7日目
死ぬのは嫌だったから3日目からご飯を食べた。今日は何かビデオを見せられるらしい。
ジジッ
ESFP「ESTPいなくなってせいせいしたわ〜」
ENFP「え、まじそれなー?」
「は?嘘だろ?なんだよこれ……は?意味わかんねーよ。」
そこには毎日笑って話してた友達がいた
ESFP「ENTPもそう思うだろ?」
「……!ENTP!、」
ENTP「……わかる。ずっと調子乗ってたしウザかったわ〜笑」
「おい、俺ら親友だろ?なんでだよ、……親友って思ってたのは俺だけだったのかよ……」
INFP「そうだよ。君は要らない子。誰からも必要とされてない愛されてない可哀想な子。でも安心して僕がいるから」
ビデオの内容が信じられない……信じたくないでもINFPは俺の事必要としてくれる?でも閉じ込めたり叩いたりしてくるから違う?……
INFP「今までごめんね、閉じ込めるのも僕だけを見て欲しくて、叩いたのは他の人ばっか見てるから……♡でもそれも今日で終わりにする。ほら、帰っていいよ。」
初日だったら大喜びしてたと思う。でももう今は違う、俺は必要ない。求められてない、求めてくれるのはINFPだけ、ならここにい続けた方が愛してくれるし必要としてくれる?
「え?INFPまで俺の事捨てるの?ねぇ、なんでよ監禁したのそっちじゃん俺の事好きなんじゃないの?俺にはもうINFPしかいないのに……」
INFP「だって外出たいんでしょ?言ってたじゃん、ヤダって。だからいいよ?出ても。」
「出たくない、お願い、ずっと縛って俺を見ててずっと愛して……」
INFPside
やっと堕ちたESTPは僕のものだ。あの合成音声作るのめんどかったし大変だったけどESTPが手に入ったんだから頑張った甲斐があった。これからは2人でずーっと一緒だよESTP♡
リクエストじゃなくてすみません
次回リクエスト作品書きます