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💙side



あーもうだめだ。

これは止まらんやつ。

同じ男だからよくわかる。



俺は観念して目を閉じた。



今になって、かなり昔の、照とのことを思い出した。死ぬほど痛くて、何度も照と喧嘩になったっけ。



ラウールと付き合うことになって、いつかこういう日が来ることはわかっていたし、覚悟もしていたつもりだったけど、いくらなんでも早すぎる。


ラウールが帰国して、ちゃんと付き合ってからまだ3か月になるかならないか。


準備もまだ不十分だ。俺もしばらくご無沙汰だったし。



🤍「しょっぴー、俺、頑張るからね」



健気な声掛けに胸がキュッと痛む。



全然さりげなくないし、ムードもないセックスだけど、やっぱりこいつが好きだ。

改めて見るとやっぱりすごいイケメンだし。

日本人顔の俺が逆立ちしても敵わないような、美の迫力が、ラウールには、ある。



俺は、覚悟を決めて、重なってきたラウールの口に、舌を差し入れた。



💙「んっ…ふっ……」


🤍「はぁっ……ちゅっ…ふっ」



2人の粘液が絡み合う。ラウが興奮するのがわかる。鼻息がかかって、こそばゆい。

俺はラウールの口の中を丹念に味わい尽くした。


そして、キスで力が抜けたラウールを下にして、今度は俺がラウールに覆い被さった。


ラウールの裸の胸に、ピンク色の可愛い乳首を見つけて、指で優しく摘む。



🤍「あっ…しょっぴー……っ?」


💙「リラックスして」



ラウールの耳たぶを噛んで、甘く囁く。

そして、ラウールの胸を中心に攻める。

なるべく優しく。

ラウールの呼吸に合わせて。


いつもリードされてた側だから、はっきり言って自信がない。自信ないけど、ラウールが気持ちよさそうにしていることがたまらなく愛おしい。



🤍「しょっぴー…やっぱりじょうずだね」


💙「気持ちいい?」


🤍「んっ……あっ。…しょっぴーに……こんなことっ…させてごめっ…っはあん!」



ものを掴んだ時、ラウールが大きくのけ反った。もうそこはぱんぱんに張り詰めていて、やっぱり、大きかった。



怖い。

でも、ここで止めたら、ラウールが傷つく。



💙「舐めるよ?」



俺はきつくなっている、ラウールのパンツを下着ごと脱がせた。


屹立し、露わになったラウールの男性自身。


普段の可愛らしい仕草や声からは想像できないほど男らしくて、そこはしっかり大人だった。皮も被ってない。



俺は、唾液を垂らして、舐め始めた。



🤍「あっ…!」



おそらく初めて感じるだろう刺激に、ラウールの腰が浮いた。

俺は急に、許されないことをしているような気分になった。

俺、子供相手になんてことを。

もしかしたらこの後警察に捕まるかもしれない。



🤍「しょっぴー、しょっぴー」



舌っ足らずに俺に甘える声。


俺は、ラウールを感じさせることに全神経を注いだ。


後のことは後で考えよう。

もし逮捕されたらその時だ。

妄想の中の、幻の背徳感で俺は背筋がぞくり、とするのを感じた。


ラウールは、俺の口の中であっさり果て、そのまま終わるかと少し期待するが、やはりそうはいかなかった。


すぐに復活したラウールがまた上になる。


上下が逆転し、 再びラウールを下から見上げる。

ラウールは、その大きな手で下着の中の俺のものを優しく包み込んだ。 空いている方の手で器用に俺の服を脱がせていく。

俺も協力して脱いで、裸になった。



🤍「しょっぴー、綺麗」



裸になった俺を見て、ラウールはうっとりと言う。嬉しくて、頬が赤く染まった。

俺のものを大きな手で上下に擦り続けてくれているラウール。 気持ちいいけど、これもこれでとんでもないことを無理に子供にさせている感じがして、ゾクゾクした。



💙「ラウール、俺はいいよ。先行こ?」


🤍「んーん。ダメ。それじゃフェアじゃない」


💙「あっ…」



ラウールがついに、俺のものを咥えた。

思ったより舌遣いが大胆で、すぐにイキそうになる。



……え?上手い。



不器用な愛撫を想像してただけに、俺は戸惑った。



🤍「ねぇ、苦しそう。イッていいよ?」


💙「くち…っ、離してっ…」


🤍「ヤダ」


💙「ああっ…!!」



言うが早いか、ラウールは俺のものを絶妙な力加減で吸い込んで、俺もあっさりそのままラウの口の中に精を吐き出してしまった。



そこからの展開は早かった。



ラウールは、出したばかりの俺を広いベッドへ抱えて運び、優しく寝せると、ローションを俺の後ろに塗り付けた。それらの素早い動きとは対照的に、俺に触れる時にはとても優しく紳士的で、特に大事な箇所は指でゆっくりと丁寧に解してくれた。


若いやつのセックスなんて、もっと衝動に任せた乱暴なものだと思い込んでいたけど、ラウールに限っては全然そんなことなかった。



🤍「痛かったら言ってね?」



ラウールは、優しくそう囁くと、自分のものを俺に押しあてた。



結論から先に言うと、十分に解されて、準備された俺のそこは、ラウールのものをなんとか受け入れることができた。

ラウールのは、でかいけど、挿れてみるとそこまで硬くなくて、俺の中を押し広げながら少しずつフィットしていく感覚がした。

ラウの腰の動きもよかった。

苦痛が少ないように、それでも自分も気持ちよくなれるようなうまい塩梅で動いていた。



いや、お世辞抜きに、むちゃくちゃよかった。






💙「今時のお子様ってすげぇな」


🤍「なに?俺の話?」



ラウールが、嬉しそうにこっちを見てる。

手の甲で髪を撫でられる。

くすぐったい。

初体験の後の男って、自信を得て、なんだか一回り大きく見える。

かつての照にラウールがまた重なった。



💙「ラウ、気持ちよかった」


🤍「しょっぴーの初めて、もらっちゃってごめんね?」


💙「………」



俺の方こそ、お前の大事な初めてもらっちゃって、ごめんな?

俺は、心の中でそっと神様に懺悔した。








おわり。




ラウなべも、この世界線で色々書いていけたらいいなあと思っております。


まきぴよ拝。

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コメント

11

ユーザー

まきぴよさんのラウなべも好きだなぁ…🤍💙 いわなべもめめあべも出てきて盛りだくさんすぎて幸せ😍😍😍

ユーザー
ユーザー

なんかさ、ラウとしょぴって……いいよね。 最初から最後までキラキラの砂糖菓子みたいな河可愛さと甘さで最高でした🤍💙

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