テラーノベル
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_夢の中_
「ねぇ、__。」
__「なんだ」
「俺さぁ、ポトマ辞めようと思うんだけど…どー思う?」
__「それは、、」
「俺、今の職場飽きちゃって、、、」
__「…」
「俺の事、止める?」
死ぬかもしれない
「から?」
__「、、危険だ」
「それでもいい。」
__「…なら俺は輪廻の意思を尊重する。」
「、そっか。ありがとな」
「てか、俺が死なないのは知ってんだろ~?((笑」
__「…」
「ごめんって…」
「は、、?」
「_、_…?」
__「、りん、ね…か、、」
「おい…なんで、、血が_」
__「りん、ね…」
「ッ…っふ~、、」
「うん、、、何?」
__「俺は、、もう、助からない…」
「、、うん。」
__「お前は、、光の世界に行った方…が、似合うと思う…」
「、うん。」
__「俺の、、」
__「真っ暗だった俺の人生を…照らしてくれて…ありがとう、、」
「っはは、、どーいたしまして。」
__「人が来る、、」
「うん、、分かってる。」
「それじゃあ((輪廻」
「ん?」
__「、、太宰治、と言う奴と、坂口安吾…と、言う奴が、、居る」
__「そいつらは、、俺の友達だ。」
__「そいつらを、、いざとなったら助けてやってくれ…」
__「これが、、俺からの…親友としての…最後の、、頼みだ。」
「うん。それじゃ…」
「さようなら」
「織田_」
(輪廻は死体に紛れて息を潜める)
黒太宰「織田作ッ!!」
荒息))
黒太宰「はっ、、はぁ…はっ…」
手見))
黒太宰「っ…莫迦だよ織田作…」
黒太宰「君は大莫迦だっ…」
織田作「あぁ…」
黒太宰「くっ…あんな奴につき合うなんて…」
織田作「太宰…」
織田作「お前に、、言っておきたい事がある…」
黒太宰「っ…駄目だッやめてくれっ…!」
黒太宰「まだ助かるかもしれないっ…」
黒太宰「否きっと助かるッ!」
黒太宰「だからそんなふうにっ…」
織田作「聞けっ”…」
黒太宰「はッ…」
織田作「お前は言ったな…」
織田作「暴力と流血の世界にいれば、」
織田作「生きる理由が見つかるかもしれないと、、」
黒太宰「あぁ言った、、言ったがそんな事今は…」
織田作「見つからないよ、」
黒太宰「、ぇ…?」
_______________________
黒太宰「っ…“私”は、どうすればいい…」
織田作「人を…」
救う側
織田作「になれ、、」
黒太宰「、はっ…」
織田作「どちらも同じなら、、」
織田作「いい人間になれ…」
織田作「弱者を救い、、孤児を守れ…」
織田作「正義も、、悪も、、、お前には大差ないだろうが…」
織田作「その方が…幾分かステキだ…」
黒太宰「なぜ分かる?」
織田作「分かるさ…」
織田作「誰よりも分かる…」
織田作「俺は…お前の、、」
友達
織田作「だからな…」
黒太宰「はっ…」
黒太宰「、っふ…」
黒太宰「分かった…」
黒太宰「そうしよう、、」
織田作「、、”人は_”」
織田作「”自分を救済するために存在する”、、か…」
織田作「確かに…」
織田作「その通りだ、、な…」
意識無))
織田作之助が息を引き取る際_
太宰治の顔の包帯が取れる瞬間_
それは_
_太宰治が光の世界へ行く瞬間でもある_
(太宰治はその場を去り、輪廻が出てくる)
「織田作之助_」
「俺の_」
「最初で最後の親友_」
「親友と言う席は_」
「開けておくからな_」
「今までありがとう_」
「そして_」
「サヨウナラ」
鳥の声が聞こえる_
そこには_
一人の人間の死体と_
_一輪のローダンセ_
ローダンセの花言葉_
『終わりのない友情』
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