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「あの..大丈夫ですか?」
「俺に優しくするなばかあ…」
ええ..理不尽。なぜ突然泣いてしまったのでしょうか..
あれ、というかさっきと比べて顔がほんのり赤い気がする。もしかして体調が悪いとか、
「あの..体調が悪いんですか?顔が赤いですけど..」
「…」
もっと顔の赤さが悪化した気がする。心配ですね..
「よし、数学始めるぞ〜って、どうしたんだ カークランド」
「あー..少し体調が悪いみたいでして…保健室に付き添ってもよろしいでしょうか?」
「勿論だ、むしろありがとうな」
「いえ..」
…
(照れてるだけって言うのに気づかなくて保健室送っちゃった鈍感菊さん。
ちなみに今からはアーサー視点になります。)
….俺は今困惑している。
まず初対面の奴に「綺麗だ」と言われ急に褒められ…そしてやっと事態を理解したと思ったら
「切腹します」と逃げられ「は?」状態。
逃げられる前にそいつの顔をよく見てみると つやがあるさらさらとした綺麗な黒髪、黒色の透き通った目
小さく可愛らしい鼻と対称的に少し色っぽい唇…
なぜ今まで気づかなかったのかと自分を責めたくなるほどの好みのタイp…いや別に好きとかではなくてな!!ニヤけるな
こんなに褒めてくるんだから俺のことが好きだろう。そう思って「付き合ってやる」と言ったのに断られ..
挙句体調が悪そうだと勘違いされ保健室のベットで今は寝かせられている。
そもそも断られるなんて思考がなかった。例え相手が俺のことを好いてなくても。
だって俺は顔も頭も運動神経もいい。断る理由がない。だというのに….決めた、絶対に惚れさせてやろう。
あっいやこれはムカついただけでそういうのではないんだからな!!勘違いするなよ。
(ちなみに今は保健室の先生がいなくて菊ちゃんが看病してます。)
「体調はどんな感じですか?」
「!あー…もう大丈夫だ。」
「なら良かったです」
・・・ (気まずい空気)
「….その、お詫びと言ってはなんだが明日一緒に帰らないか?美味しいスコーンを焼いてくるよ。」
「!いいんですか?」
「あぁ。まあこれは別にお前のためじゃなくて俺のためというか..えと..まあ勘違いするなよ!!」
まずい..口下手が出てしまった。
あのクソ髭にも言われたばっかなのに..
「す、すまn」
「ふふ、カークランドさんってお優しいんですね」
…..え?こいつほんとに男なのか…?
はぁ??…可愛すぎるだろ…
「えっあ..ちょ鼻血出てますけど大丈夫ですか!?
体調悪いのに無理に喋らせてすみません..えと…とりあえずティッシュ持ってきますね!!」
…
果たしてアーサーは菊ちゃんを手に入れることが出来るんですかね..
長くなりそうです。ある程度仲良くなった後から徐々にヤンデレ化していくアーサーがみたいなあ。
それとアーサーと菊が親密になりすぎて構って貰えないアルフレッドが不満こぼす回とか描きたい。
あと口調、設定迷子すぎる..すみません..ていうか毎回文章1000文字越えてるん様な、、疲れるでしょうし
短くした方がいいと思ってるんですけどオチがなかなか書けず..申し訳ないです。
続くかなあ…