前回の続きです。
_________________________ゾムチーム
シャオロン視点
ゾム)あー、どこから案内しようかな〜
どうやらこの基地はかなり広いらしい。
ゾム)そや!2人ともネームプレート持ってるか?
コネ)あーこれのことですか?
ゾム)そうそれ!持ってるんやったら先、幹部寮のフロワから回るか。
そう言ってゾムさんは歩いて行った。多分ついていけばいいのだろう。
ゾム)幹部寮は2、3階に6部屋あって、この中央階段で上がれるで。
いそいでいるのか気持ち早口になっていた。
シャオ)あのーなんか急いではるんですか?
ゾム)あーせやねん。俺このあと任務があってな
図星を突かれたように苦笑いしながら答えてくれた。コネ)へーそうだったんすね。
ゾム)そーやからみんなが大体使うところだけ簡単に紹介して後はトントンか大先生に聞いてくれると助かるわ。
ほんまごめんなぁと申し訳なさそうにその他の場所を案内してくれた。
ゾム)あ!幹部寮行ったのに忘れとることがあった!2人とも自分の部屋決めてないやん!
意外とうっかり者の先輩やん。そう思うと少し緊張も逸れた。急いで幹部寮まで戻るとゾムさんが説明してくれた。
ゾム)まず、2人には自分の部屋の位置を決めてもらうんやけど、ネームプレートがあるところはもう人がおるからそれ以外のとこにしてな。
シャオ)ゾムさんのお部屋は何処にあるんですか?
ゾム)え?俺の部屋?俺は2階の窓際、1番端っこやね。
コネ)なんでなんすか?
ゾム)それも聞くんやね…えと、俺って任務があって夜に帰ってくることが多いねんな。せやから、寝ているみんなを起こさんように窓から部屋に入れる場所にしたんよ。
ちょっと待て、この先輩めっちゃ優しいのに、身体能力えぐいな…多分シッマも同じこと考えてるんやろな顔がそんな感じになっとるわ…
ほんまになにもんなんやこの先輩…
ゾム)も、もうないな?質問とか行きたい場所とか。
コネ)はい‼︎ありがとうございました‼︎
ゾム)2人とも部屋決まったか?
シャオ)はい!先輩のおかげでいい場所がとれました‼︎
俺は2階の階段に近い場所。シッマは俺の隣になった。
ゾム)じ、じゃあ俺もう言ってくるな?なんかあったらトントンか大先生に聞いてな!
と言うと颯爽と階段を駆け降りて任務へ向かった。ほんまになにもんなんや…
コネ)シャオロン、あの先輩一体何もんなんやろな。
シャオ)ほんまにそれな…めっちゃ優しい先輩ってことはわかったわ…
コネ)後、なんか可愛かったな…
シャオロンメモ
ゾム先輩は、めっちゃ優しい
あと、可愛かった。
何者なんかよくわからんかった。
コメント
1件
ん〜これはめちゃ好みな匂い...