コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「涼音おはよう〜!まだ9時前なのに早いねえ!」
あれから3日後の、YouTube収録当日。1番早く来たのは、ダヒョン。
「ダヒョンもすっごい早いよ!流石だね!」
「おはよう〜。あれ、1番じゃないー!」
続いてやってきたのは、ナヨンオンニ。
「惜しい!2番目〜。」
それから続々と集まって、全員そろった。
「よし、みんなそろったね!じゃあ行くよ!」
私が先頭で歩き出す。
「あっ、涼音オンニ。カメラまわすの忘れてるよ〜。」
ツウィがあわてて教えてくれる。
「あっ、ありがとツウィ!」
危ない危ない。わたしはカメラをまわし始める。
「ONCEアニョハセヨ〜。twiceでーす!」
ナヨンオンニが言う。ジヒョも続ける。
「今回は、韓国の街を食べ歩いていきまーす。ですが今回は〜……。」
ジヒョオンニがわたしのカメラを取る。
「あっ、」
待って、と言う暇もなく、カメラで私を映す。
「デビュー時から私達twiceを支え続けてくれたマネージャーの、涼音でーす!」
ああああああ、言ってしまった。
「涼音が初めて顔出しをして、私達と食べ歩きをします!」
「ほら、何か自己紹介しな!」
ジョンヨンオンニに小声で言われる。
「え、えっと〜……す、涼音です!」
言うことが分からず、名前だけ適当に言う。すると
「ふっwww」
twiceのみんなに笑われる。
「涼音www名前だけ言っても意味ないからwww」
オンニ3人は笑いが止まらない様子。
「涼音の代わりにももりんが紹介するわ〜。」
ももりんがカメラを持つ。
「少しドジでかわいい涼音でーす。」
「それほめてるっ!?」
思わずツッコむ。
「まあまあ。じゃあ一店舗目行こー!」
チェヨンが先陣を切って歩き出す。
「オンニ達何が食べたいですか?」
ツウィとダヒョンが聞く。
「ももりん食べられれば何でもいー。」
「それももりんだけやろwww」
「あのお店とか美味しそうじゃないですか?」
ジヒョオンニが指差したのは、クレープ屋さん。
「美味しそうだね!」
「食べたい!」
みんなも賛成のようなので店の中に入る。
「すると、中にいたお客さんがきゃー!と騒ぎ始める。
あっ、twiceが入ったから、!
私は慌ててtwiceを守るような位置に立つ。すると、
「……。」
すかさずボディーガードさんが横に立ってくれる。
「あ、ありがとうございます!」
私はレジへと向かう。twiceもついてくる。
「あっ、いらっしゃいませ!」
店員さんが頭を下げる。
「ご注文は……」
「みんな、何食べる?」
「いちごー!」
チェヨンが即答する。
「じゃあももりんも〜。」
「じゃあわたしも!」
結局、チェヨン、ももりん、ジヒョ、ダヒョンがいちご。
ナヨン、ツウィ、サナがチョコレート。
ミナ、ジョンヨン、私がバナナになった。
「ありがとうございましたー!」
店員さんがぺこぺこ頭を下げながら見送ってくれる。
「美味し〜!」
みんなご満足のようだ。
とはいえ、
「この企画、難しい+大変すぎ……。」
私は、誰にも聞かれないように小さくつぶやいた。
千字以上になったので終わりです!
おもしろかったですか?
じゃあまた!