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私は美月（みづき）。普通の高校生なのですが…
【やばい、遅刻しちゃう！！】
と、遅刻確定です！終わったぁ…。
【ねえ！どうして起こしてくれなかったの⁉️】
【はぁ？なんども起こしたわよ？でも、あなた起きなかったじゃない。だからもう起こさないでいいやと思ったのよ】
【なんでそんな事言うの！ひどいよママ！もういい！早くいかなきゃ！】
【ちょっと、待ちなさい。パン、食べていきなさい】
【そんな暇ないよ！】
【いいから。】
【わかったよー…】
美月はパンをパクっと口で受け取り、走った。
【ちっこく、ちっこく〜♪でも、これで一時間目の体育にちょっと遅れるはず…！ようし！ゆっくり、ゆっくり…】
ドンッ！！
【きゃあああああああああああああああああ⁉️】
【うお⁉️って、美月？おはよー】
【び、びっくりしたじゃない。青山くん！お、おはようだけど…】
【びっくりするほうが悪いだろ。それより、なんだよ漫画にありそうなこの展開！】
あ、この人は青山新太（しんた）。私の彼氏です…意地悪なところもあるけど、優しいの。
【これ、遅刻確定だよなぁ…これで何回目だっけか…】
【もう５回目。そろそろ怒られるよー？】
【大丈夫大丈夫。お前のせいにしとくからさ】
【サイテー！私これで初めてだよ？】
【え、ガチ？それは俺が怒られるな。やべー】
【あははっ。頑張ってね！】
【なんだこいつ、うぜーな】
【ひどい。そんな事言うんだ〜？】
【いや、違うからな？】
【違うわけ無いでしょ⁉️ってあ、もうついちゃった…チャイムなってないじゃんそれも】
【ギリギリセーフか⁉️よし、早く行くぞ！】
【あ、待って…！】
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【美月、見たよ〜〜！朝からラブラブ♡】
【美男美女は絵になるね〜〜！！】
【うちも彼氏ほしい！】
みんなから次々とラブラブだねーなどと言われる。そんなのは日課だ。
【う…】
美月は恥ずかしそうに言った。そこで、
【赤くしちゃってかーわい。おはよー美月！】
【あ、エリ！おはよ〜〜！】
この子はエリ。一年生の入学式、意気投合してそのまま親友になった仲だ。
【ねえ、あんたら付き合ってもうすぐ２ヶ月だよね？なにかプレゼントすんの？】
【ああ、うん。見てもらおうと思ってさ！】
【見せて見せて！】
【財布にしようと思うんだけど…】
【いーじゃんいーじゃん！財布ってセンスいいね！】
【そ、そんなことは…あれ？なにこの写真？】
【写真？】
【うちらにもみせてー？】
【うん。なんだろうこれ…女の人の写真？】
【まちがえてとっちゃったとか？】
【あるあるだねーっ】
と、話している途中。
【お、おはよっ……】
典美が話しかけてきた。エリがぶっきらぼうに「おはよ」といった。典美はそのまま席に座った。
【おっと〜！楽しそう！あの子達を撮ってみたいなぁ…！てことで、私の復讐劇チャンネル！これから始めようと思います！】
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どうでしたかね？まあ、面白くないと思うんですけど…。あ、復讐劇チャンネルって人が急に⁉️どうなるんでしょうね？お楽しみに！おつ🐼！
