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ゆあです。

今回もまた乱太の1話完結です。最近書きすぎですね…

兎に角太宰が可愛そうで江戸川がクズです。内容なんてものは無いです。

それでもいい方のみ、ご覧下さい

それではどうぞ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「太宰はさぁ、なんで泣いてるの」

そう、僕は問う。

泣きたいのは僕の方だ。別れ話なんか切り出されて、何回目だろう。5回目か、6回目か、、、

「貴方の所為で死ねなくなった」「貴方の所為で救われる手段が途絶えた」「貴方の所為で辛い」

判ってる。

自殺っていうのは太宰の救われる最終手段なんかじゃない。此奴には救われる手段がそれしかないのだ。

でもそんなの僕の所為にされても困る。

確かに太宰に死んで欲しくは無いけれど、別に止めている訳では無い。ただ太宰が僕が心残りになっちゃって死ねない、なんてほざいているだけ。

可愛い理由だな、とは思うけどここまで来ると流石にむかつく。

「…だって、」

漸く口を開いた太宰が小さく今にも消えてしまいそうな声で喋りだした。

「うん、だって?」

「だって、貴方の所為で辛いのに、全部全部、貴方の所為なのに、、貴方、離れてくれないでしょう、?」

「そうだね。でもそんなの僕だってそうだよ。お前みたいに面倒臭い奴、さっさと手放してしまいたい。それが出来たらどんなに楽か」

「ッなら、!!」

「でもお前だって、離れたくないんでしょ?貴方の所為で〜なんて言ってるけど、お前もよっぽどじゃん」

「そ、れは… 」

嗚呼、ほら、そうやって。いつもいつもお前は狡いよね。ぼろぼろ大粒の綺麗な涙零しちゃってさ、泣く時だって綺麗な顔は全く歪めないし、そういう所が、本当、憎らしい。

「……好きだよ、太宰」

「え、?」

「お前の事、すごく好きなんだよ、僕。苦しいくらい、凄く、好きだよ。だからさ、別れたいなんて言わないでよ、お前にそういう話を切り出される度、胸が痛むんだ」

本音。本音だよ、太宰。

「そんな言葉、、欲しく、ありません、」

そうだね。お前が欲しいのはこれじゃない。判ってる、判ってるんだけどさぁ、、、

「嫌いって、言って欲しいの?」

「…違います」

「違くないでしょ、お前は僕の方から突き放されることを待ってるんだろう?そうじゃないと離れられそうにないから」

そう言うと太宰は少し顔を歪めた。顔に感情が出るなんて、珍しい。

「自惚れないでください。そんな事ないです。離れようと思えばいつだって離れられますよ?私。幸い家に泊めてくれると言ってくる女性も沢山いるし。まぁ、男もいますけどね?」

言ってやった、とでも言いたげな顔で微笑んでくる。それに僕は

「へぇ、そう。それがお前の本心なの?」

と態と低い声で言った。

「ぇ、えぇ。そうですよ」

「そっか。いいよ。じゃあ別れよう」

「ぇ、?」

「別れたいんでしょ?いいよ。出ていくなりなんなり、好きにすればいい」

「ま、待ってくだ」

「煩いなぁ、なに?これ以上何を待てばいいの?」

「ぁ、ぇ、その、ご、ごめん、なさ」

「聞こえないんだけど?」

「ご、ごめんなさい、嘘で、す、別れたくないです、離れないでください、居なくならないで、貴方がいないと、私、息の仕方も分からなくなってしまいます、」

嗚呼、可愛い。とっくに僕がいないと駄目になってるくせにいつも抵抗してきて、最後は泣きついてくる。本当、可愛い。

「うん、いいよ。ごめんね。僕も言いすぎた」

「ご、めんなさ、、」

「泣かないで、お前の涙には弱いんだ」

「ぅ、うぅ、」

そう、そうやっていつまでも僕の支配下にいてよ。弱くて可愛そうな太宰。

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ここまで。誤字脱字等ありましたらすみません🙇‍♀️

いつにも増して内容がないですね…短いし…

江戸川さいてー!!太宰いじめないでよー!!!てか考え方が酷い!!!太宰への気持ちはただの庇護欲なの?それとも独占欲?所有欲?劣情?愛情は本当にあるの?

っていう気持ちしか残らない後味最悪な小説になってしまいました…ごめんなさいᐡ߹ - ߹ᐡ

それではまた次の時に。

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