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主要登場人物一覧

望月輝人(25)…3代目主人公 西部教育第1期第2教育隊所属 隊員候補生

片倉陵(20)…西部教育隊第1期第2教育隊所属隊員候補生

進藤翔馬(23)…西部教育隊第1期第2教育隊所属隊員候補生

大倉悠馬(24)…西部教育隊1期第2教育隊所属隊員候補生

水崎一躍(36)…ULTIMATE西部教育隊所属教官

室口翔平(58)…ULTIMATE総監本部所属 3代目総監

岸田正龍(37)…ULTIMATE総監本部所属 地方方面隊統括官


試験日当日この日、試験会場となった

大阪の2つの公立高校、

奈良県の4つの公立高校、

愛知の3つの公立高校、

福岡の5つの公立高校、

東京の2つの公立高校、

北海道の2つの公立高校、

福島県の2つの公立高校には

朝早くから総監本部から来た本部所属の国家危機対策部隊員らが集まっていた。第

1回採用試験のため手探りではあったが試験準備などが行われた。

午前9時受験者の受付が始まった。

「名前は?」

「大倉悠馬。」

「名前は?」

「進藤翔馬です」

「名前は?」

「片倉陵っす」

「名前は?」

「望月輝人です」

次々と受付を終えた受験者達が校舎の中に入っていった。

午前9時30分試験が始まった。9

時30分から10時30分 筆記試験

10時40分から12時40分 体力試験

1次試験を終えた者の中から通過者発表が数日後され

その後、2次試験である面接試験が12時30分から15時30分まで順番に行われていった。

全ての試験を終え、総監本部では4月からの入隊者名簿が作られていた。

そして3月20日この日、各方面の教育隊に新入隊員候補生らがやってきた。

「じゃあ行ってくるわ」望月はスーツケースを持つと玄関先で靴に履き替えた。

「あんた、大丈夫なの?ほんとに」

「心配ねーって。大丈夫だから」親からの言葉に望月は笑顔で返答した。

「何かあったら電話してきなさいよ?いつでも帰っておいでね」

「わかったから。じゃあな」望月はスーツケースを持つとそのまま家を飛び出した。

しばらく歩いてくると最寄りの駅が見えてきた。

3番のりばに乗り5つ先の駅で降りそこから10分ほど歩いたところにこれから所属することになる中部教育隊がある中部方面隊基地に着く。

駅の中につき切符を買っていると前から1人の男がぶつかってきた。

「すいませ………あっお前」

「あっ……」ぶつかってきた男は金貸しの男だった。

「何してんだよ。お前」

「お前こそ。ここで何してんだよ。スーツケースなんて持って」

「俺はこれからULに用があるんだよ」そう言うと男は、1枚の紙を見せた。

その紙には合格通知書と書かれていた。

「お前なのか?」そう言うと望月は自分の合格通知書を見せた。

「は?まじかよ。またお前の顔見なきゃならねーのかよ」

「それはこっちのセリフだよ。」

「あ?やんのか?あんまり舐めとったらしばくぞ」

「やれるもんならやってみろよ」

切符売り場の前で望月と男(片倉陵)は揉み合いになった。

それを見た駅員はガラの悪い見た目をした望月達を見て仲裁に入ることなく警察に通報した。

数分後通報を聞きつけ警官達がやってきた。

「君たち、何してんの?」

「やっべ」逃げようとした片倉を1人の警官が止めた。

「何で逃げんの?てかここで喧嘩騒ぎがあったって通報入ったけど君たちか?」

「すいません」望月は軽く頭を下げた。

「君たち、スーツケースなんか持ってどこに行くの?」警官に聞かれ片倉は合格通知書を投げた。

「これを見ろ。国家危機対策部隊の教育隊にこれから行くんだよ」

「なるほどねー」そう言うと警官は携帯電話を取り出しそのままどこかに電話をかけた。

1時間後1人の男がやってきた。

「お騒がせしまして申し訳ございません」

「こういうの困りますんで。これからは無いように。それでは」そう言うと警官達はその場から立ち去って行った。

「騒ぎを起こすなよー。お前らー」そう言うと水崎は片倉と望月を立たせた。

「これから俺と一緒に教育隊のところに向かう。大人しくしとけよ。いいな?」

そう言うと水崎は3人分の切符を買った。

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