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生まれた時から四則計算できるってやっぱ化け物って言われても仕方ないのかなぁ。
え、急に何って?
その言葉通りだよ。俺、転生者。わかる?
どうせこの手の類はみんな見てんだろうけどさ、一応言うね。
病院行く?って言わないで!
んでさ、最初に言った通り生まれた時から四則計算できちゃったの。
それで親から気持ち悪い、化け物って言われてさー。
今路地裏。
ということで未だ一歳にもなってないのに路地裏に放置された俺ですけど何か?
え、まって親の顔よりも見た転生物だけど生まれた時からこれは見てないよ?
あ、やばいお腹すいた。
これあれかな、もしかしてものすごい人に拾われて激愛されるんじゃ、、、!!
って思ってた時期もありました。
俺今ね、お空飛んでいるの。
え?何言ってるかわかんないって?
仕方ねぇだろそのまんまなんだから。
っつーわけであのまま餓死して幽霊になった俺だ。
姿は赤ちゃんのままだな。
というか聞いてくれ!
俺は前世男だったんだが今世では女らしい。
下の服捲ったら前世ではあったブツがなかったからすごいびっくりした。
ところで事件発生数多くね?
あれ?日本ってこんな犯罪起きてたっけ?
親が話してたの日本語だったし建物からして日本だと思ってたけどもしかして別んとこだった?
、、、なんかつまんないし散策しよー。
スタッ
トコトコ
、、、あれれー?おかしいなー?
米花町って2次元の地名じゃなかったっけ?
3次元に存在しない地名だよね?
あ、これもしかして見た目は子供、頭脳は大人で真実はいつもひとつなあのアニメの世界!?
まじか死亡キャラ救済しよ。
え、なんでそんな冷静なんだって?
そりゃあ親の顔よりも見た転生物の半分くらいは名探偵コナンだぞ?
俺、コナオタだぞ?
実際なるとビビりはするがそんなテンパりはしねぇな。
さーて、今は原作の何年前だー?
、、、うそやろ工藤。
黒羽盗一のマジックショーってまさか8年前!?
盗一さん救済しようか迷うな。
確か本当は生きてたはず、、、でもなぁ。
ま、恩を売っといた方がいっか。
そういえばこの体って何ができるんだろう。
まず物に触れる。できるな。
ポルターガイスト。できるね。
なんか領域の作成。できちゃった。
物の作成。うそやろこれもできんのか。
え、もしかして黒羽盗一の体の作成もできる?
一回廃墟でやるか。
ここならいいかな。
えっととりあえずイメージして、、、念じる!
ポンッ
、、、できた!
い、一回削除!
ポンッ
き、消えた、、、。
とりあえず盗一さんに会ってこの体に入ってもらって体が爆発したら本体に戻ってもらおっかな。
、、、盗一さんの家どこ?
よし、ちょっと遠回りだけど一回警視庁捜査二課で中森警部についてって帰ったらその付近の家を覗こう。
そうと決まれば早速行こー!
、、、せめて警視庁につかせてよ、、、。
行ったことなかったから気になってたのに、、、。
ということで警視庁に着く前に盗一さんを見つけてしまった俺ですけど何か!?
しかも一人で家にいる盗一さんを!
とりあえずペンとノートを、、、作成でいっか。
ポンッ
「!?」
あ、目の前でペンとノートが出てきて浮いてたらびっくりするよね、ごめんね。
カキカキ
【驚かせてごめん。ただ貴方と話したくて】
「、、、どういう原理かい?」
【信じないかもしれないけど俺は幽霊で】
、、、どうしよう前世のこと話そっかな。
よしもう話して協力者になってもらおう、そうしよう。
【前世の記憶があるんだ。そこではこの世界は漫画の世界で貴方たちはその登場人物。でも貴方は死んでしまう。まぁ生きているかもしれないっていう説が有力になっていたけど。もしそうだとしてもそれで貴方をより確かな方法で生かしたい。成功する確率100%の方法でね】
「、、、確かに信じ難い話だね。一応その方法を聞こうか」
【まず俺が偽物の貴方そっくりの体を作る。そこに貴方の魂が入ってしばらくそれで過ごしてもらう。それで一回その体で死んでもらう。そして本体に貴方の魂を戻す。そうすれば本体には傷ひとつつかない。、、、漫画では貴方は爆発する。どうやって逃げたかわからないが爆発故に失敗する可能性もあると思う。貴方も気づいてるはずだ。命が狙われていることに】
「、、、ふむ、乗ろう。それで君の見返りは?」
【やっぱり気づいてたんだ。俺の見返りは俺の協力者になってほしいんだ。貴方が危険になるようなお願いはしないし無理そうだったら断ってもいい。どう?】
「たったそれだけでいいのか?」
【それだけって、、、。俺にとっては貴方の力は強力なことは知っている。逆にこれ以上は望みすぎだと思う。だって貴方は工藤有希子やシャロン・ヴィンヤードに変装技術を教えた人だしあの初代怪盗キッドでもあるんだ。それでもそれだけというなら、、、これをずっとつけていて欲しい】
ポンッ
「指輪?」
【それは貴方がイメージすれば姿を変える、何かあったときはそれに念じてくれ。それに俺が位置を把握しやすい】
「了解した」
【とりあえず本体を置く家を買ってくれない?俺は買えないからさ】
「そのくらい任せてくれ」
【ありがとう。体は置いてくね】
ポンッ
「ふむ、ほんとにそっくりだな」
【それじゃ、俺は俺でやりたいことがあるから。またね】
「あぁ、またな」