杏耶side
望花「鬼ごっこしよう。」
は?。今、鬼ごっこしようって言ったよな。聞き間違いか?。沖縄1.5周した後に、鬼ごっこなんて普通しねぇだろ。
杏耶「今なんて言った。」
望花「え、鬼ごっこしよっていったけど…。」
聞き間違いじゃねぇのかよ。どんな体力してんだよ。
杏耶「なんで、鬼ごっこなんだ?。」
望花「えっとねぇ、、、、、。」
望花から、話を聞くと体力向上のため。そして、、、、、、、、、、、、、、
望花「ご飯のためにお腹、空かせとかないと。」
ということだそうだ。
望花「これめっちゃ名案じゃない!?。一石二鳥じゃん。」
杏耶「俺を巻き込むな。」
正直言ってめんどくせぇ。
望花「はいはい。ルール説明するよ〜。」
はぁ。これ絶対、強制参加させられるやつだ。
望花「今回のルールは、」
杏耶「今回ってこれが始めじゃねぇか。」
望花「はい、説明のときは黙って静かに、聞いていましょうねぇ。」
…なんか、変に重い圧を感じる……。
望花「改めて、ルールはこの街全体、島外禁止、杏兄が鬼で、私が逃げる側。けど、ものを投げたり、壊したりしたらだめ。そのかわり、能力を使ってあ・い・て・にだったら攻撃していい。けど、骨折とか、ひどいのはだめだよ。ルールはこれくらいかな。よ〜し。始めよう。よ〜い、ドン。」
杏耶「あ、てめぇ、汚ねぇぞ。説明したあとにすぐ始めんな。」
望花「始めるって私は言ってるもん。」
まぁそんな理屈はほっといて、今回は全力で逃げ切る。
ダッダッダッダッダッ
家の屋根を蹴って逃げていく。
フッフッフッ。空は気持ちいいのだ。風が涼しくて、空の青さが暖かくて。
そんなことを考えていると、後ろから気配がした。
目線は変えず、そのまま屋根を蹴って警戒していたら、、、、、、。
ボォォォ〜〜〜〜〜〜〜。
炎が飛んできた。
そう思ったのもつかの間、炎だと思ったものは杏兄だった。
……いや何!?、この急展開!?。さっきまでの、雰囲気台無しじゃんか!!。
杏耶「チッ」
望花「ねぇ、あからさまに舌打ちしないでよ!!。」
杏耶「だったら、避けんな〜〜〜〜!!。」
望花「いやいや、避けないとおもんないじゃん。」
そんなことをいいながら、後ろ向きで走りながら避けていた。
え、なんで後ろ向きで走ってんのかって?。(誰も聞いてない←主dy)
それは、攻撃見ないと避けれないから。
だってそうじゃん。流石に、気配だけで全て避けれるほど上級者じゃないから!!。
そこだけは、分かってね。
ボォッ、ボォッ、ボォッ、ボォッ、ボォッ、シュッ、シュッ、シュッ、シュッ、シュッ、
もぉぉぉ、いつまでこのやり取り続けんだよぉぉぉ。
そう思った瞬間、
ガタッ((瓦に足を引っかかった音
望花「やべっ。」
屋根に使われる瓦?、だったけ?。まぁそれに足引っ掛けて転んでしまう。
望花「痛って、」
そう思ったら。
杏耶「おら。」
そう言いながら手を差し出してくれる。杏兄、
望花「ん。」
そう言って私は、杏兄の手を取った。
杏耶「ったく。相手を見るのも大事だが周りも見ろ。」
う、
望花「全く持ってその通りです。」
はぁ。うちもまだまだだなぁ。
杏耶「次の鬼お前だからな。」
望花「え、なんで、、、。」
杏耶「ほら。」
そう言いながら手を繋いでる私の手を見せてくる。
望花「あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙。」
気づいてしまった。私が自分から鬼になってしまったことに、、、、。
数分前の自分を殴りたい、、、、。
望花「ま、いいや。10秒後に追いかけるから。」
そんなこんなで、3時間“も”鬼ごっこしてた。
杏耶「ハァ……ハァ…」
望花「そろそろ…つかれ…て…来た…ね。」
杏耶「そうだな、、、、、。」
遥花「二人とも〜。そろそろ暗くなるので帰ってきてくださ〜い。」
望花「はぁ〜い。」
〜〜食堂〜〜
隊員1「杏耶さん、帰ってきたんすね。」
杏耶「あぁ。」
隊員2「あれ?。その嬢ちゃん誰ですか?。かわいいっすねぇ。」
え、えぇっと。
望花「あ、ありがとう、、ございます//。」
すっっっっっっっっごい、恥ずかしいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ//。
広斗「そうか。お前らにそろそろ紹介しとかないとな。」
そう言って、私の頭の上に大きな手をぽんっと置く。
広斗「こいつは、最近、杏が拾ってきた。名前は福原望花だ。」
そう大きな声で言った。
望花「えっと。これからよろしくお願いします。」
……シーン……
え、なにか私なにか変なこと((
隊員たち「うおおおおおぉぉぉぉぉぉ(叫び)」
おぅおぅ、すっごい騒ぎ用だな、おい。(うるさすぎて、多重人格スイッチがオン。)
隊員1「杏耶。てめぇこんなべっぴんさんどこで見っけてきたコノヤロー。」
隊員2「いやぁ〜でも、杏が子ども拾ってくるとは、珍しいことでもあるんだなぁ。」
杏耶「てめぇら、俺のことをどこぞのクソ野郎と思ってるわけじゃねぇだろうな。」
隊員3「思ってるわけないじゃないっすか。」
隊員4「さぁ、飲もうぜ。望花ちゃんの歓迎会だ。」
隊員2「頭〜こっちに来いよ〜。」
広斗「はいはい、待っとけ。」
そう言って、むこう行く広斗さん。
杏耶「おめぇはこっちだ。」
望花「うわぁっ。てめぇ、何すんだよ!!。」
?。私、なにかした?。
杏耶「望花、どうした?。」
広斗「てめぇら、まさか、望花に酒飲ませたんじゃねぇだろうな💢。」
鬼の形相の広斗さん。
隊員3「待ってくださいよ。誰も酒なんて飲ませてねぇっすよ。」
待って、本気で私、なにかした?。
杏耶「お前本当に大丈夫か?。性格っていうのか?。なんか、かわってんぞ。」
あぁ、そうゆうこと。
望花「私な。なんか起きたら変なスイッチ?ていうのかな?。なんかが切り替わってそれで人格が変わるんだ。」
杏耶(いじめられてる理由は、感情がどうとかなんか言ってたけど、こっちが本命だと思う絶対。)
望花「人格が変わったとしても記憶は残ってんでそこは気にせんでいいからな。」
そう言いながら唐揚げを食べる。
〜〜〜食後〜〜〜
望花「そろそろ、寝るねぇ。」(いつの間にか戻ってんだけどなんで!? 主dy)
広斗「分かった。おやすみ。」
杏耶「おやすみ。」
望花「おやすみ〜。」
======自分の部屋======
私は、自分の布団をしいて入った。
望花「明日、血界、張らないと、なぁ……」
望花「(-_-)💤」
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✨️交換宣伝✨️
*エルさんの
です!!。
ヒロアカ×テンスラの小説です。(言わなくても分かるよね!!。)
私、ヒロアカも転スラもどっちもめっちゃ大好きで、見つけたとき、
「え、待って。ヒロアカと転スラがくっついてる。すげぇ。」
なんて思っていました。
めっちゃ面白かったです。ぜひ読んでみてください。
(ちなみに、好きなキャラは、転スラはベニマル、ヒロアカは相澤先生です。みなさんは何が好きですか?。)
他にもフリーレン×ヒロアカなどなどたくさんの小説も書いています。見てみてください。m(_ _)m