テラーノベル
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「ねえ」
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ふいに彼が言う。
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「音」
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「はい」
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「俺のことどう思ってんの」
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突然すぎる。
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「え…」
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言葉が詰まる。
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「普通に聞いてる」
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(普通じゃない)
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でも、答えなきゃいけない気がした。
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「……一緒にいると落ち着きます」
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「それだけ?」
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少しだけ間。
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「……それ以上、よくわからないです」
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正直な言葉。
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彼は少しだけ黙る。
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そして——
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「ふーん」
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小さく笑う。
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でも、その目は笑っていない。
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「じゃあ俺は」
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一歩近づく。
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「音のこと、わかってるかもな」
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「え?」
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「身体の方が先に知ってるタイプ」
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(なにそれ)
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「……どういう意味ですか」
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聞いた瞬間——
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軽く腕を引かれる。
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#ロマンスファンタジー
Jasmine
827
山田裕貴推し
556
「近くにいると落ち着くとか」
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「触られると嫌じゃないとか」
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「離れられると変な感じするとか」
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言葉が、全部刺さる。
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(全部、そうかもしれない)
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でも認めたくない。
コメント
1件
このシーン、めっちゃドキドキしたわ…!彼の急な問いかけからの空気の変化がたまらん。「一緒にいると落ち着きます」って正直に答える音ちゃんと、それだけじゃ満足しない彼の距離感が絶妙やった。特に「身体の方が先に知ってるタイプ」ってセリフ、なんか核心突かれてハッとした。全部当てはまるけど認めたくない、っていう葛藤がリアルで、続きが気になるー!🔥