この作品はいかがでしたか?
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続きです
どうぞ
⚠太中⚠
⚠BL⚠
⚠中也嫌われ⚠
俺は最近ポートマフィアに行っていない、行ったとしても皆のストレス発散道具としか思われてないから暴力を受けるだけ、偶にやり返したくなるが俺がやってしまった事は許される事じゃないと言われた為我慢してずっと殴らたり蹴られりし続けた、極稀に金属バットとか何か色んなので俺を殴ってくる奴もいた
そして、行かなくなった理由は簡単だ首領に「来なくていい」って言われたからだ、之って実質クビだよな…?そんな事を思いながら新しい職場を探すために俺は街に出かけた
街は相変わらず賑やかで、通りすがる人皆笑っていた、そんな人間を見てたからだろうか俺は今自分がどんな顔しているのかが気になってショッピングモールの中にあるトイレに行って自分の顔を見ることにした
中也 「…」
俺って、皆と違って髪の色も目の色も可笑しいな…
中也 「嫌だな…」ボソッ
?? 「何が嫌なの?」
中也 「うわっ!」
急に声を掛けられて俺は驚きの余りに情けない声を出した
太宰 「やぁ、久しぶりだね」
中也 「あ、あぁ…そうだな」
太宰 「其れで何が嫌なの?」
中也 「何でもねぇよ」
太宰 「ふぅーん?」
太宰 「てか、ポートマフィアは年中忙しいんじゃなかったのかい?」
中也 「ッ…」
そうだ…太宰は俺がポートマフィアでしてしまった事を未だ知らないんだ…
太宰 「中也…?」
中也 「何だよ…」
太宰 「いや、何でもないよ…」
中也 「そうか…じゃあ俺もう行くな」
太宰 「うん」
ーーー太宰視点ーーー
私は自分の仕事を敦くんに任せて(押し付けて)ショッピングモールで美女を心中に誘おうと思っていたらトイレに入って行く中也を見つけた、何時もの用に中也を揶揄おうと思い中也の後を着いて行った、でも何故か中也は鏡に映る自分を眺めていただけだった、不思議に思い声を掛けようと思った瞬間
中也 「嫌だな…」ボソッ
中也が急にそんな事を呟いた、私は吃驚して考えるよりも先に中也に問いかけた
太宰 「何が嫌なの?」
中也 「うわっ!」
急に声を掛けられて驚いたのか、中也は情けない声を出した
太宰 「やぁ、久しぶりだね」
中也 「あ、あぁ…そうだな」
そこで私は中也に対して違和感を覚えた、何時もの中也なら絶対に「急に声掛けてくんなッ!」とか言ってくる筈なのに私に声を荒げて来る事が無かった…其れから私は中也に何が嫌なのか、問い掛けたが答えが返ってくる事は無かった、
太宰 「てか、ポートマフィアは年中忙しいんじゃなかったのかい?」
中也は仕事人間だ、だから仕事中に抜け出してくる事や、仕事を放り出す事は決して無い中也と私の仲は長い、私は中也の事なら全てと言っていい程知っている、中也は森さんに「休みなさい」と言われる迄ずっと働き続ける、だから今日中也が休みな筈が無いそう考えると何故中也は今此処に居るのか不思議に思い、遠回しに聞いてみたのだ…
中也 「ッ…」
中也の反応は私の予想外の物だった、そして少しの間沈黙が流れた
太宰 「中也…?」
中也 「何だよ…」
太宰 「いや、何でもないよ…」
私はそう返すしか無かった、何故なら中也は今にも泣き出してしまいそうな顔をしていたから
中也 「そうか…じゃあ俺もう行くな」
太宰 「うん」
中也は私の返事を聞くと直ぐにどこかに行ってしまった、私は自宅に帰ってから今日あった中也の事について色々考えた
今回はここ迄です
次回をお楽しみに!!
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