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太宰治
「…嘘を吐くなんて、君は相当私を困らせたいみたいだね?」
一瞬で嘘だと見抜きます。何の感情もない表面上だけの笑顔でそっと迫ってきています。手をゴキゴキと鳴らしながら。おや、あそこの机の上には睡眠剤とハンカチ、ロープがありますね…?彼はあれらを取ろうとしています。お仕置きでしょうか。このまま待つと彼からのキツくて何も考えられないような大人の時間が始まってしまいますよ。
条野採菊
「はあ…本当は大好きなんでしょう?私を試そうだなんて愚かですね。…嗚呼、私もあなたのことが大好きですよ?」
大人な笑顔で大好きと返してきます。矢張り彼も嘘を見抜きましたね。本当は尋問して、泣いて謝るあなたの声と心音を聞きたかったようですが思いとどまったみたいです。でも次はわかりません。もう一度やったら謝っても謝っても彼が満足するまで放してくれない未来が待ってそうです。彼は猟犬ですし、さぞ体力も多いでしょうね。
江戸川乱歩
「っえ…やだ………嫌だ!!君は僕のだ!忘れたのか?!僕は、君がいないと…駄目なんだ…」
子供のように駄々をこねます。かの名探偵でも嫌いの一言に動揺して嘘を見抜けなかったようです。それほどあなたのことを愛しているのでしょう。ほぼ泣きながら縋って愛してる、どこにもいかないで、を繰り返しています。嘘だと伝えると安堵したのち、少し照れています。名探偵として見抜けなかった照れなのか、みっともない姿をした照れなのか…揶揄ったら腰が無くなります。